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エッセイ

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2022年1月の記事一覧

作中の、慣用句や小道具の使用と寿命

 チラシの裏的な文章。作中の慣用句や小道具について。  小説、ドラマ、映画、戯曲、まあ何でも良いんですが、その世界で表現したいテーマがまず幹としてあるとすると、その世界の背景を彩る枝葉として、何らかの小道具があります。  小道具。例えば、ダイヤの指輪が入ったリングケースを、カプッと開いて見せると、プロポーズだねとなるし、全員ちょんまげだと、現代じゃねぇな何時代だろとなる。中世ヨーロッパ風の空間にでかい恐竜や昆虫みたいなのが現れると「異世界なのね」となるのは日本特有らしいで