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無門関第五則 「香厳上樹」について、もう少し綴ります。 この則に関しては、大筋はあまり前回までと変わらないと思いますので、補足程度です。蛇足かも知れない。 ある一人の僧が、口で木の枝に噛みついてぶら下がっています。 手も足も、働かせていません。 随分苦しい姿勢のように思えますが。 これ、達磨の隠喩なのかな、と思ったわけです。 達磨は、座禅のしすぎで、両手両足が腐ってしまった人です。 手も足も働いてない。言葉で教えることもしない。 何となく、似てる気がして