無門関雑感「自分で現代語訳」のススメ
無門関の公案の文章は、他人が現代語に訳したものより、自分で読み下し文を読んで訳する、読み下し文でも解らない部分は原文にまで立ち返って訳するほうが、中身を理解しやすくなるように感じています。
誰かの訳を読んだだけではさっぱり解らないのに、自分で訳したら、途端にいろんなことが思い浮かぶ。
そういうことは、これまでどの公案に取り組む際でも、必ず起りました。
他人の書いた訳文では、どうにもピンとこないことが多い。
その訳文は、誰が書いたものでも、私にとっては大差がありませ