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ちょっぴり強気

ちょっぴり強気でいこうと決めたことがありました。今やっているwebライター仕事では紹介会社のランサーズやクラウドワークスに登録しています。そこに「プロフィール」という自己紹介ページがあります。自己紹介を読みやすくしようと、今までの仕事をたどってみました。

そうしたら、「遠慮のしすぎをやめたら相手の態度が変わってきたなあ」とふと思い出すことに。以前は気が弱くておどおどしていたんです。

「周りで悪いことが起こると私のせいかな?」「相手が不機嫌になると私が何かしたかな?」と人の顔色ばかりうかがっていました。

メーカー派遣の販売員をしていたので、お店に行くと従業員とお客様の両方に気を使うことに。たまに出くわしたのは上から目線が強めな担当者さん。気の弱いおどおど時代はそういう方に会う確率が高かったような気がします。

仕事にも慣れて自信がついてくると、クセのある担当者さんも一定の割合でいることに気づいて徐々に驚かなくなりました。相手の言っていること全てが正しいとは限りませんし。

でもメーカー派遣という立場では、お店の方に正面切って反論できません。ムリなことを言われたら、態度で「本当ですか!?」「それをマジでやれと言ってみえますか?」「それは本当にできると思っています?」な雰囲気をふりまくことにしました。するとむちゃを言われることが減った気がします。

なんでしょうかこの法則。ちょっぴり強気なふりをすると相手が少し後ろに下がるような。こちらが弱気を出すと相手が押してくる感じ。この話を仕事仲間にしたところ「わかる!」と同じ経験をしていました。

態度で示すってどうするのかというと無言の作戦です。ムリを言われて返事に困ったら、無言になる。黙って目を大きく開いて相手の目をじっと見つめる。すると相手が気配を感じてそれ以上何も言わなくなりました。

反対に、素敵な担当者さんにもたくさん会えました。話をするのが楽しくなる方たち。たぶんクセの強い人たちは、すてきな人たちの引き立て役だったのかなと推測してました。

ちょっぴりの強気を教えてくれたのは、わが家のねこ。ねこは不思議な生きもの、何をしてもかわいい。甘えるとき、眠っているとき、急に不機嫌になってパンチをしても許せてしまう。

ねこは空気を読みません。したいようにするだけ。ねこのように伸びやかに生きたい。ねこを目標に今日もたっぷりと眠ることにします。



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