『やっぱり不妊だった』そう確信させられた日。それからの私。「ウレアプラズマ・マイコプラズマってなに!?」|不妊キロク3
妊活を続けてはいても
原因の違いのせいで足踏みを続けて6年。
ここで私は当時の夫と離婚しました
まだ心のどこかで
『私のせいじゃない』と思っていた。
やっぱり私が原因だと確信した日
現在の夫とは、前の夫と離婚してまもなく出会い
いわゆるスピード交際、スピード結婚だった
交際してすぐからお互い結婚の意思があったので
当時お互い26歳で、いつでも子供を。
という考えだったので早くも妊活を開始していた
だがやはり妊娠せず。
前の夫のように歳が離れているということもなく
同い年だし
なんなら夫もバツイチで
前妻の間に子供もいたので
私に問題がある可能性が高まった
『なんか私ホルモンバランス悪いみたいだから
妊娠しづらいのかも』
なんて言い訳しちゃってた。
でも当時は本当に私の認識は
これ以上でもこれ以下でもなく
『私はホルモンバランスがおかしいから妊娠しないんだ。
だからホルモンバランスさえ整えば妊娠する』
と思っていた。
知らなかったブライダルチェック。
いよいよ入籍の約束を経て
本腰入れて妊活を考えていかなければ。
というところまできた
私は焦っていた。
義務的に子供を考えていた前の夫と違い
現在の夫とは本当に子供が欲しかったからだ。
現在の夫シュナ君は
『子供が欲しくて結婚したわけじゃないし
できなかったとしても2人で幸せになろう』
と言ってくれていた。
そんなことは言っていても
子供がいるに越したことはない。
私は悩んだ。
すでに6年不妊という言葉に呪われ
完全に不妊脳になっていた私は
妊娠できる自信も、想像も全くできなかった。
不妊の原因はホルモンバランスのせいだと
思っていたが、果たして本当にそうなんだろうか。
ここで始めて他の原因があるのではないかと
思い始めた。
そこで見つけたのが″ブライダルチェック″だった
ブライダルチェックの結果
私が受けた内容としては
・問診
・子宮がん検診
・採血(性感染症等)
・子宮卵巣チェック
でした
これだけでも結構な金額がしましたが
背に腹はかえられないので
一念発起して挑みました
6年来の大きな一歩です。
結果、経膣エコーでの問題は見られず
採血にて
性感染症等の問題も見られませんでした。
ただ、医師によると
やはりプロラクチンの値が高いことに加えて
マイコプラズマと
ウレアプラズマが陽性だと指摘されました
初めて聞いた名前だったので
不安もあったけど
やっと原因がわかったかもしれないと
光が見えたのを覚えています
マイコプラズマ、ウレアプラズマとは。
そもそも
マイコプラズマ
ウレアプラズマ
とはなんなのかというと
性感染症の一つで
キスだけでも感染する可能性のあるようです
症状は性器の痒みや異臭、喉の痛み等で
クラミジアの症状に似ているそうですが
私の場合全く自覚はありませんでした
そのためもしかすると数年単位で
感染し続けていたかもしれません
それもまた不妊の原因になっていたと思います
当時医師はそこまで深刻に捉えておらず
『全然よくあることだし、マイコプラズマと
ウレアプラズマはなかなか治しにくいから
気にしなくていい』
ぐらいの感じで説明されました
蜘蛛の巣みたいに子宮に広がっていて
なかなかしぶといんだって言っていたのが
印象的でした。仮に私が治っても夫が
保菌していたら移しあいで治らないから
夫の治療も必要だとも言われました
おそらく感染力が強いんだと思います
気にしなくていいと思うけど
確かに不妊の原因にはなあり得るから
希望するなら抗生物質で治していこうと提案され
当時私は不妊の原因がなんなのかとにかく知りたかったし
それを治せば妊娠できるなら。
と藁にもすがる思いで治療を開始しました
結果を受けて。
陽性だったマイコとウレア。
しかしこれもまた
直接的な不妊の原因ではありませんでした。
またもや私は妊娠までの道のりを
大きく逸れてしまっていました
ここからしばらく
マイコ、ウレアの根絶治療が続きます
毎回抗生物質を飲んでは
検査をし、治っていなければ
またその繰り返し。
これを何回か続けました
その時はまだ
完治したら妊娠できるんだと
信じていました。
しかしまだまだ私が妊娠できるまで
月日は流れてゆくのです。
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