クビと可能性
2020年は、コケと向き合う年にする。
地域おこし協力隊として活動をはじめてから、1年と9ヶ月経った。今年度もあと3ヶ月でおわる。2年目がおわる。
足りてない!
まったく足りてない!
一年前にnoteで書いたように、今年度は勝負の年だったはず!今考えても、自分にとって2019年は勝負の年だっだと思う。
https://note.com/shimaden/n/n51301d50af0d?creator_urlname=shimaden
それがこの有り様だ。情けない。
活動量も活動の実績も、満足できたなとは思えない。他の人から見たら、さらに悲惨かもしれない。
イベント一つ開催するにしても、やるまでに幾度も指摘され謝り修正して、やり終わった後も指摘されペコペコ謝った。
めっちゃ練ったアイディアも、いざプレゼンする場になると言葉がまったく出てこなくて上手く伝えられず、伝えらなさ故に見送られる。
人と比べても意味がないことなんて百も承知なのに、どこかの協力隊が表に立って頑張ってる報告を見ては自分と比べて、うちひしがれる。
挙げ句のはてには、noteに協力隊の活動ではなく趣味の本とかマンガとかの記事しか挙げない。協力隊として、端から見ると成功してるのかも失敗してるのかも分からない。
だっせえ。
いま、くそだっせえ。
こんな状態で年も明け、2019年度も終盤に差し掛かってきた。
3年目の活動は無いと言われても、納得しかできない。俺なら、今の俺ならクビにする。
ただ、まだクビじゃない。
少なくても今は協力隊だし、あと3ヶ月弱は協力隊のはず。
だったら、今は必死にやるだろ。
クビになったらなんて、クビになってから考えればいい。
今の自分にできることは、ちょっとでも福山新田地区を盛り上げること。
それも特に、福山のコケには可能性がある。
ここ何年か、集落内のお母さんたちが集まって行っているコケ玉づくり。
お母さんたちにとっては、集落内でたまにあるお楽しみで、尚且つ、販売を通して福山新田という地域の情報を発信していて、外貨を稼ぐことができているコンテンツ。
それを違ったアプローチで展開してみると、ただの商品ではなくてお土産にも見えるし自然保護にも結びつけられる。
一緒に協力してコケ玉づくりを行うことで地域間交流にもなる。
なんなら、コケ玉ではない商品にしてもいい。
コケリウム、コケ釣りしのぶ、にしてもいい。
まだまだできることはある。
今年度でクビになったとしても、最後の3ヶ月で福山新田の新しい展開の仕方を見いだせれば、多少の成果にはなる、そう信じてる。
まだ、できることはある。
やれることはたくさんある。
うずくまるにはまだ早い。
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