熟女にとってのカラオケとは
レベル53ともなれば、今更若者と張り合うつもりもない。20代の子と一緒にカラオケへ行っても、最近の曲を歌うのは最初のみ。「若者にもわかる曲」レパートリーが切れたら、あとは歌詞を見ずとも歌える80年代アイドルと90年代TKソングでお茶を濁す──それが熟女(昭和44年生まれ)世代である。
カラオケで新曲が歌えなくなったとき「もう若者ではない」ことを痛感した
いつからだろう。カラオケボックスで新曲をチェックしても歌える曲がなくなったのは。
私の記憶が正しければ、たしか絢香の「三