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南魚沼で、建築家と共に、想いを形にする。【noteの中の人・住宅事業部座談会】

今回は、R+house中越(島田組) 住宅事業部で家づくりに携わるお三方にお集まりいただいた。

住宅事業部 事業マネージャー松田 拓也さん、主任 佐藤 雅治さん、インテリアコーディネーター 五十嵐 絵美さん。日頃、このnoteを交代で更新している皆さんに、改めてR+houseの強みや、家づくりの喜びなどを聞いた。

南魚沼市・浦佐にあるモデルハウスにて

https://www.instagram.com/r_plus_house.chuetsu/

■創業100年。南魚沼を知り尽くしている強み

まずは新潟・南魚沼市の魅力を改めて聞いた。

五十嵐さん(以下、五十嵐)とにかく、のどかですよね。

松田さん(以下、松田) そうだね。僕は結構、外遊びをするんです。夏は釣り、冬はスノボ。自然の中で遊ぶのが好きな方にとっては、最高の場所ですね。

五十嵐 島田組の本社やこのモデルハウスがある浦佐駅周辺は、周囲をグルっと山に囲まれているんです。このあたりの家は、山々がどこからでも望めるので、絵画みたいな景色の中で生活できるのがいいですよね。

それから、ご飯もおいしい!皆、コシヒカリを食べて育っています。水もキレイですし。

佐藤さん(以下、佐藤) そうですね。自然豊かで、のんびり暮らせるエリアだと思います。

松田 エリアによって、家づくりのポイントは少しづつ違ってきますよね。1920年創業以来、島田組はとことん南魚沼で事業を拡大してきましたし、2010年に住宅事業部が設立されてからも、それは変わっていません。エリアの気候・利便性・周辺不動産の状況や土地柄などは、よく理解しています。それらの知見を活かして建築家とともに、自然を感じられて雪に負けない、暖かいお家がつくれる。これが、私たちの強みです。

■作り手にも喜びをもたらす「家づくり」

住宅事業部のメンバーは4名。基本的にはチームで動き、お家の引き渡しまでを分担して行っている。

松田 お客様の年齢層は、20代後半〜2世帯住宅を検討する60代くらい。一生に一度の買い物ですから、お申込みまでじっくり悩まれるお客様がほとんどです。とはいえ、戸建てを検討する年代になれば、他のライフイベントが重なることもあります。中には、悩んだ末で決まりかけたお申込みが、ご家庭の事情でいったん保留となるケースも……。そういう時にはもちろん、数ヶ月単位で、じっと待ちます。

私は窓口役で、土地提案・決定、その後のお申込みなどで接する際にお客様のご事情をお伺いするポジションです。お客様にとってベストなタイミングが来て、改めて家づくりを島田組に任せたい、と思っていただけた時に。しっかりと対応できるようにいつでも準備をして、安心感のある進行をするのが、私たちの役目だと考えています。そうして実際にお申込みいただけた時には、喜びもひとしおです。

少し照れくさそうに語る松田さん

五十嵐 私はインテリアコーディネーターとして、お施主様とインテリアや内装を決めています。今はInstagramで、インテリアに関する情報を得ている方がほとんど。「この画像のようなお家にできますか?」という理想を、予算内にどれだけ実現できるかが、腕の見せどころです。

ただ、金額に関わる情報は、ストレートにお伝えするようにしています。「この壁紙にするためには〇〇円程かかってしまいます。そのぶん、床はこの素材でいかがでしょうか?」というように。お客様がどんなイメージを叶えたくて、そのために譲れないポイントはどこか。それを実現できる素材や家具は、何か。お話の中から引き出して提案したものが形になった時。「これが私たちの家!?」と驚き、喜ぶお顔が見られると、嬉しいですね。

インテリアと内装でお家の表情は決まる

佐藤 家を建てるにあたって、現場監督をしているのが私です。現場で大工さんたちとやりとりをして、納期内に完成できるよう進行します。新卒で入社して、今年で4年目になりました。大工の皆さんは、職人気質の方も多いですし、全員が年上。最初はこちらが教わることばかりでしたが、だんだん信頼していただけるようになったのか、年々コミュニケーションがとりやすくなってきました。そのおかげで、以前よりもスムーズに工事が進むようになりました。

完成したお家を引き渡す時は、やはり特別な達成感がありますね。お施主様が「すごいですね!」と感激されていたり、直接「ありがとうございました」と言ってくださったり。住宅事業部のメンバーや建築家、現場で動いた大工さんたちと一緒に、理想のお家を形にできたと実感できます。

■お施主様の気持ちも、上向かせたい

島田組は2024年4月1日より、新たに島田 奏大氏が代表取締役 社長執行役員に就任した。事務所の改装やウェブサイトの改修も完了。「上を向いて、挑む。」をコピーに掲げ、さらなる躍進を目指す。

そこで、最後に「最近、気持ちが上向いたこと」を聞いた。

松田 ちょうど最近、探していた条件の土地が奇跡的に見つかったことです。南魚沼のあたりは、ほとんど分譲地がありません。そのため空き地を買うパターンが多いのですが、タイミングが悪く見つからず……。正直、お申込み自体が流れてしまいそうになっていました。そんな時に、売り主様のご事情でたまたま売りに出されていた土地の情報をキャッチして、「これしかない!」と。ご提案したら気に入っていただけて、現在は無事進行中です。いやあ、本当に良かったですね。

五十嵐 そういう奇跡的なことって、家づくりの中でたまにありますよね。

松田 不思議だよね。奇跡としか言いようがない。五十嵐さんはどうでしょう?

常に楽しみながらお客様と向き合う五十嵐さん(左2番目)

五十嵐 私はありがたいことに、お施主様とのお打ち合わせを毎回楽しみながらさせていただいていて。気持ちが下がることがない、というのが正直なところです。常に安定して、上向きなんです。

お施主様は、お申込みの時は緊張して、少なからずプレッシャーを感じると思うんです。そこをクリアしてから始まる「インテリア打ち合わせ」は、家づくりで特に楽しい工程じゃないでしょうか。皆様、イキイキされているのが伝わってきます。その楽しさや嬉しさが持続するように、私も頑張らなくちゃ、と思えますね。

松田 佐藤さんは、仕事もだけど、この前の社員旅行でもテンション上がってたよね(笑)。

佐藤 そうなんです!先月、社員旅行で静岡に行きました。コロナの影響で、私にとっては入社して初めての社員旅行。島田組は賑やかな雰囲気の会社で、仕事中とはまた違う仲間の一面が見れたのが楽しくて。のびのびと過ごすことができました。

笑顔で語る佐藤さん。年次を重ね、最近は
上司である松田さんに雰囲気が似てきた

佐藤 仕事でいうと、テンションが上がる、というよりもホッとする、が近いんですが。工事中、型枠が出来てきたり、壁紙を貼り終えたり完成に近づいていると実感が湧いた時に、ホッとしますし、気持ちも上がりますね。

家づくりの仕事の魅力は、成果が目に見えるところが大きいと思っています。お施主様の立場からすると、お家=想いが目に見える形になったもの、なんですよね。

五十嵐 たしかに。完成を目の当たりにした時、お客様の気持ちもグッと上向くようなお家を作っていきたいですね。

松田 これからも、そんな家づくりができるように。住宅事業部一同、精一杯頑張っていきましょう。


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