123.新しいタオル
どーも、8月は毎日が誕生日のしま子です。
邦楽ロックバンドのファンになると、必然的にタオルとTシャツが増えることになる。バンドロゴがあしらわれたタオルやTシャツ、その他雑貨類、いわゆる「物販(ブッパン)」と呼ばれるものが、バンドの重要な収入源であるというし、ファン側もロゴが入ったものを身につけるのは嬉しくて仕方がないので、ライブ会場で並んでは買い、繋がらなさにイライラしながらネット通販で限定品をゲットしたりする。そして数年後、クローゼットに入り切らなくなったタオルとTシャツの山に、「これからは厳選して、ホントに欲しいものだけ買おう」と心に誓うのである。
最近では二軍Tシャツは部屋着にし、もう行かなくなったバンドのタオルは普通のタオルと一緒に家で使っている。なので、この2年くらい新しいタオルを買っていない。
おとといにKITTEに行った日、梅田をぶらぶらしてて、ZARA HOMEで素敵なタオルを見つけた。モノトーンの立体織のコットンタオル。とても好み。1枚2,290円。バンドタオルより安い。でも普通のタオルにしては高く感じて買えなかった。バンドタオルのような付加価値を感じきれなかった。
帰ってから、やっぱり新しいタオル欲しいな、とか思い出して、でもそんなに値段を出す気になれず、無印のタオルに手を加えることにした。
立体織はできないので、周囲にブランケットステッチが入っているデザインタオルを真似ることに。
タオル3枚買ってきた。DMCの8番刺繍糸がグレーしか持ってなかったので、同じくDMCのレース糸、セベリアの黒の糸で刺すことにした。少し固めだけど刺せなくはない。
セベリア2本取で、ミシン目3目ごとくらいの幅でブランケットステッチ。タオルに針が刺しやすかった。
2時間ほどで1枚完成。
既製品のは専用のミシンで処理されているけど、こちらは手縫いなので、途中に何度か糸始末が入る。毎日洗濯して使うものなので、強度優先で裏側に玉留めなどが見えてもOKとした。
なかなか可愛くできたと思う(自己満足)。
バンドタオルは、何年のどのツアーの時のだとか、サマソニ限定デザインだとか、それぞれに物語があってエモいのだけど、使い心地があまりよろしくない(マンウィズのタオルは今治タオルだそうだけど、そもそも物販の競争率が激しすぎて買ってない)。
ふかふかで手触りが良く、しかも安く、見た目も気に入ったタオルを手に入れて満足した。これも誕生日プレゼントの一環として。
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