見出し画像

092.公園を散歩する

ほぼ緑のない地域から、大きな公園のそばに引っ越してきて3年弱。ほんとに良いところに引っ越してきたな〜贅沢だな〜と思う。…まぁしばらくは梅田(大阪駅周辺)からすっかり遠くなって鬱っぽくなってたんですがw

仕事をしている時は予定のない土日はほとんど通ってました。無職になってからは気候のいい時は毎日、最近は暑くなってきたので週の3〜4日くらい散歩に行ってます。

キョウチクトウが満開(2024年6月12日撮影)

気分がリフレッシュされる上、運動になるし、植物への興味も増す。ただ、時間帯によっては、トランペットで演歌を練習する人や、鳥に餌を撒く人(アカンって禁止条例できたのに)などがいて、イラっとさせられることもある。私もそうだけど、トシヨリはイヤホンが苦手なのか、全方位にラジオを聴かせながら歩くオジイサンが数人。迷惑。
土日はコスプレの若者が撮影のためにいろんなメイクと衣装で歩いているのが見られる。黒スーツに黒メガネのスパイスタイルのお兄さんが参加者を追う大人の鬼ごっこゲームみたいなのをやっていることもある(TVの逃走ゲーム?見てないのでわからない)。女の子が追いかけられて楽しそうだった。

平日の公園はシニアばかり。特にオジイサンたちは植物よりヒトに興味があるようで、油断していると「これは何ですか?」などと話しかけられる。面倒臭いので「話かけんなよ」オーラを発しているつもりが、ついつい撮影に夢中になっていると距離を詰められて。で、一応「これはタイサンボクですよ。モクレン科です。きれいですよね。」などと返事をするのだが、話し終えて3歩歩まぬうちに忘れてると確信する。

今日のタイサンボク。雌しべが…(2024年6月12日撮影)
ルリマツリが咲いてきた。園芸種が野生化したのかな。(2024年6月12日撮影)

私もそんなことを言いながら、一定距離を保ちつつ、ジイサン・バアサングループの噂話に聞き耳をたてたりしてw 大抵は病気や病院の話だけど、「オレ、この間、化粧の濃い、あのババアの家に棚を作ったってん」などと仲間のオジイサンに牽制してるのとかを聞くと面白い。化粧の濃いババアのこと好きなのかな?

大阪はもうすぐ万博が始まるからなのかそれとは関係ないのかわからないけど、公園内のあちこちで工事をしていて、それが一向に進まない。「3月末まで」とか掲示してあったのに延期のお知らせが「5月31日まで」と掲示されて、そしてまだやってる。

アオサギも最近同じところからずっと池を眺めている(2024年6月12日撮影)

国際庭園の方では、見かけると大体8〜10人くらいのグループで工事しているのに、作業をしているのはいつも3人くらいで、残りの人は座り込んで何か考えている風だったり、車の助手席で微動だにせず作業を眺めていたりで、どうなっているのかな?と思う。だんだん暑くなってきて、草むしりのオジサンたちが大変そうなので、座っている人はそっちを手伝ってあげて欲しい。

カツラの葉の葉柄がピンクなのが可愛い(2024年6月12日撮影)


タイサンボクと並ぶ私の推しツリー、ナンキンハゼの花芽もニョキニョキといよいよ育ってきた。開花ももうすぐかな?楽しみ。

ナンキンハゼ(2024年6月12日撮影)

ナンキンハゼの花が満開になる頃から、熱中症がコワいシニアのみなさんの来園が減り、公園は真冬の閑散とは違う不思議な空間になる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?