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060.草木染め(!?)に挑戦してみた。

節約しつつ刺し子ふきんを縫っていて、白い布ばかりではつまらないので色の布が欲しくなって自分で染めようと思ったのが1月ごろ。図書館で草木染めの本を借りたりネットで調べたり。草木染めでは絹はよく染まるけど、木綿を染めるのが難しいんですね。でも、ちょっと色が付いてると気分も変わるかも。

染料の草木は実家に行かないと手に入らないし、土や虫とか色々アレだし、タマネギの皮で染めるのが良さそう!それで、めっきり高くなったタマネギ、料理するたびに皮を集めておりました。染められるだけ集まるのに時間がかかりそうなので、まずは紅茶でリハーサル。

いつも飲んでいる紅茶で染めてみた

染め物には「媒染(ばいせん)」という定着・発色させる工程が必要で、お漬物用のミョウバンを100円で買ってきて、水通ししたさらし木綿を媒染して、濃く入れた紅茶に投入して火にかけて染めました。染めムラが出ないように、ずっとかき混ぜるのですが、それが我ながらチョット魔女っぽいと思いました。

鍋で茹でている時は結構よく染まって見えたのに乾かしたら、薄くなり、ぼやけたベージュみたいで、わかっていたのにガッカリしてしまった。それから数ヶ月、いつの間にかタマネギの皮も溜まり、いよいよ挑戦することに。

2〜4月に食べたタマネギの皮。3Lの水に入れて煮出し染液を作る。

大きな削りがつおみたい。そしてとても綺麗な色が出て面白い。

左)キッチンペーパーで漉して、中)さらし木綿を投入、右)媒染。

ふきん用のさらし木綿2枚を染めました。
染液に入れて火にかけ、2〜30分菜箸でかき混ぜながら染めて、冷めたら1Lの湯にミョウバン小さじ1を入れて作った媒染液に。入れたら色がパッと明るい黄色になりました。実験みたい。そのまま2〜30分浸してから、また染液に戻して沸騰させ、自然に冷ます。冷めてる間に染まるっぽいので、じっくり冷ましました。冷めたら、洗濯機のおしゃれ着洗いコースでエマールで洗って干しました。

…なんか、結構しっかり染まってる!そんなに薄くなってない!

タマネギで染めたのと、1月に紅茶で染めたのと、そのままとの比較

紅茶染めより、かなりしっかり染まってうれしい!
以前にダイロンで染め物をしたことがあって、染めた後の染液を流しに捨てるのが環境に悪そうで、もう染め物をするのはイヤだな〜と思ったのですが、タマネギの皮を煮だしたのだとそのような罪悪感はなく染められてよかった。

さっそく刺し子ふきんを作り始めました。

白い布とはずいぶん雰囲気が違います。

出来ました。

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