148.夏の終わりの植物散歩/クズの花
昨日に実家から戻ってきて、20日ぶりくらいにやっと涼しくなった公園に散歩に行ってきました。
今年の夏は全然散歩に行けなかった。最高気温35~36℃が続き、37℃なんて日もあり、連日「熱中症警戒アラート」が出て散歩に出ようものなら生命の危機を感じる、という具合だったですし。「2024年は公園で植物の写真を撮りまくる〜」と思いながら、去年は我慢して働いていたのに。
彼岸花が咲いてるかな?と楽しみに出かけたけど、全然だった。代わりにそこかしこにアレチヌスビトハギの紫の花が咲いていた。帰化植物ですね。公園中どこにでも咲いているお馴染みさん。
9月はアカメガシワの実が熟す頃だろうと定点観測の木を見に行くと、実の周辺の葉っぱが枯れていた。去年はこんなことなかったので、暑かったからかな?
「今年は植物にとっても過酷だったやろな〜。それでもクズはのびのびとツルを伸ばして蔓延して、いろんな木に覆い被さって。アレチヌスビトハギもそうだけど、マメ科って強いな〜。…そういえば今年はクズの花をまだ見てないな〜」などと思いながら歩いていると、花をつけているクズがありました(道端や手の届くところに生えているクズには花がついてないのだ)。
結構派手な紫の花。下が枯れてて真ん中が咲いてうえは蕾ですね。葉っぱが大きくて多くてどこにどのように花がついているのかよくわからない。葉っぱをめくって見たいけれど、虫がたくさんいそうな草むらに足を踏み入れねばならず断念。残念。
マメ科の蝶形花が茎にたくさん付く総状花序なのが面白く思う。クズの実は見たことがない。実ができる前にあらかた刈られてしまうのだ。
ザクロは比較的元気だったように思う。実も去年より多かった印象。熟して落ちてしまったのもあるが、公園の果実は摘果されないから、まだ小さな実がたくさん付いている。
Eテレ「グレーテルのかまど/皇帝ネロの雪のデザート」でやっていたザクロシロップというものを一度作ってみたいな。
アメリカデイゴの花が咲いていた。
6月に一斉に咲くが、少しの花だけ時期をずらせて咲くのだ。まばらに咲いている姿に夏の終わりを感じる。これもマメ科。一度、実を見てみたいなぁ。
今日は1時間ほどで帰ってきたけど、せっかく涼しくなってきたので、これからはしっかりと歩くつもり。
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