嶋りょうたヒストリー④NPO法人時代
こんにちは!川崎育ち、26歳!嶋りょうたです。
前回に引き続き、嶋りょうたの生い立ちの続きを書いていきたいと思います。前回は、大学1年生の途中までお話しました。
前回の記事はこちら。
私はNPO法人ドットジェイピーのメンバーに加わり、アルバイトのかたわら、団体の目的・ミッションを達成するため、新人として日々突っ走りました。大変でしたが、やりがいもあり、自分でも頑張った「つもり」でした。
たた、結果は思うように出ず、周りの期待や思いを知らず知らずの間に裏切っていたことに気付きました。この団体では優秀なメンバーを表彰するアワードというイベントがあります。そこで表彰される人たちがとても輝いて見えて、本当に自分はダメだなと思いました。そしてここで思い出すのは高校のサッカー部時代、その時もダメで、また今回もダメだったのかと落ち込みました。この活動も辞めようと思いました。
でも、そこで同期が声を掛けてくれました。「嶋にしかできないことがあるから、頑張ろう」そう言われ、なぜか流れ出す涙が止まらず。でもこの仲間の為にもう1回頑張ろうと決意しました。それからの1年は身を粉にして頑張りました。ここで初めて人のために頑張るということを知りました。今まで自分にむいてた矢印が全て、外に向いていくイメージです。その中で自分の成長も実感し、とにかく楽しく、そして1年後にはアワードで表彰される側になりました。その時は自分の成果ではなく、仲間のお陰と思えるようになりました。当時の考え方が今も根底にあります。人のために頑張ることの大切さから、人のため、社会のために、頑張りたいと思うようになりました。
そして次は、関東支部の代表を務めることになります。まずはチーム作り。ビジョンを定めて、1人ずつ仲間を増やしていきます。今思うと、ほんとに大変でしたが、私の想いに共感してくれる仲間が少しずつ増え、20人弱のチームになりました。自分としては力強く引っ張るリーダーというより、1人1人に寄り添うリーダーだったと思います。辛いことも多かったですが、私にとって本当に大切な時間でした。また、支部のメンバーが成長していく姿がとても嬉しかったです。
インターンに参加して変わっていく学生もいれば、スタッフとして成長していく学生をたくさん見てきました。なんとなく学生生活を過ごしていた子が、人が変わったようにいろんなことに挑戦していくんです。誰かが何かに挑戦すること、夢を追うことはとても大事なことだと思いますし、とてもエネルギーをもらいます。魂が震えます。だからこそ、誰もが自分らしく、生きられる、挑戦できる社会にしたいと思っています。
大学卒業まで3年半続けました。ドットジェイピーでの活動で多くのことを学びました。挑戦することの大切さ、チームとして一つの目標に向かって頑張る楽しさ、誰かのために頑張るということ、諦めないこと、など。
今の便利な世の中は誰かの挑戦によって、ここまで暮らしやすい社会になったと思います。人生の先輩方には、とても感謝しています。だからこそ、これから生まれてくる子、育つ子には、よりよい社会にして受け渡したいと思います。そのためには、自分ができる最大限の挑戦をし続けたいと思いますし、いろんな人がいろんなことに挑戦しやすい、自分らしくいられる社会にしたいです。