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20200817 ドラえもんと郡山

2日遅れが常態化している……いつも以上に散文日記

ドラえもん

ドラえもんのび太の新恐竜を観る朝。劇場を完全に忘れてて、朝から御徒町を走り回る羽目になった。

けっきょく久しぶりの朝ラッシュ日比谷線に突っ込む。
不思議なメガネのかけかたしてるおじさんが居た。

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便利そう。

TOHOシネマズ日比谷で映画ドラえもん のび太の新恐竜を鑑賞しました。

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まずアニメーションが徹頭徹尾リッチで、その芝居たちに乗って、のび太個人の物語が愛らしく展開される。
個人の物語なんだけど、それをひたむきにやることで、世界が変わる。いや、タイムスリップものだから、今わたしたちが住むこの世界を画定する、という感じ。

少しだけ内容に触れるので伏せました。ネタバレというほどではないので鑑賞検討中の方は参考にされてください。


郡山

鑑賞後、東京駅でクリームボックスを探す。

このアニメのキャラクターの誕生日ということで頭をよぎった菓子パンなんだけど、あいにく今日は入荷無し。

木曜と土曜の13時の新幹線で届けてるそうです。ロミオのクリームボックス、食べたい方は電話予約しておくと吉だそうです。


それで、クリームボックスが食べたくて、あといろんなもやもやで、衝動的に……新幹線に飛び乗ったりしてしまいました。

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こういう衝動任せに行動できるタイミングってたぶん限られている。特にわたしにとっては。

大宮から新幹線に乗ると、常磐線沿線とはまた違う、北関東特有の背の高い豪勢な屋敷林が窓の外に見えてくる。

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何度も車内販売が通るけど何度も呼び止め損ねる。

それで到着。作品の舞台になっていたのは郡山から数駅先の本宮市で、そこまでの往復切符を一応は買っている。乗り換えの電車に乗り込んで発車を待つ。

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手元のGoogle、市のホームページ、3ヶ月連続で0人、の文字を見て、迷って、結局発車案内が鳴り始めてから下車しました。

町に迷惑かけるかもしれない、という思いではない。それならそもそも来てないし。あの町の人に疑いの目を向けられたくない、というのがたぶん真意です。そんなら新幹線乗らなきゃいいのに。

郡山駅周辺を歩くことにしました。無言無交流散歩、これは言い訳です。

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クリームボックスの名店、大友パンへの道順は、地図を見なくても覚えている。でも長めのお盆休みでした。

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大友パン前のさくら通り、この上り坂はいつも明るい。というか郡山は常に明るい印象がある。

街路がきれい、街が明るい、老舗と若手がいい具合に混在している。つまり活気がある。

好きなところはベンチが多いところ。もちろん間仕切りなしのベンチ。 

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見慣れた交差点。

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駅に戻って、まだクリームボックスを探していると、駅ナカ名店街にパン屋を見つける。

一個130円でお手頃、そしてピーナツバター味というのが珍しい。買ってそのまままた駅前をひとまわりする。下の写真はこれも綺麗なフロンティア通り。

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ロミオのような、ちょっと胃もたれしそうなくらいのクリームの厚みはない。けどパンが美味しい、少しバターが香るふかふかのデニッシュ生地になっている。

駅弁こそ買っておきたかった。腹具合と相談だけど、三軒目に駅弁屋に会うに至って購入。


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素朴でおいしい海苔弁当。
あと、いつもは酪王カフェオレ一筋なんだけど、ここ郡山で初めて見たブランドを買ってみる。ミルクがとろとろに濃くて嬉しい。都内で売ってくれないですかね。

上野に帰着。東北旅はここで〆るときめている。

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帰宅して横になる。旅から帰るたびに、道中ずっと緊張でこわばってしまっていたのに気づく。

いい郡山、いい一日でした。葛藤なく旅行したいね


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