20221224-1225 バリ怒っとる、とか行ったものごと
1224 散歩
23日夜。この数ヶ月仕事が不毛すぎる。電車が終わるギリまで仕事して帰宅。アニメみた。
4人はそれぞれウソをつく、萌えアニメがすぎる。
古民家カフェに行った。
日替わりでいろいろな店主さんが出店しているそう。今回はフルーツブリューというのを出す方だった。ミルクで出すミルクブリューは福岡でも飲んだものだけど、このフルーツブリューってまた風味が不思議でおいしい。
今月はルワンダとアップルジュースを合わせて、2月はガテマラとオレンジをあわせてチョコ風にするらしい。店主いわく、「お前らコーヒーはブラックに限るって言ってたじゃないか、あの言葉はどうした、ならおれはもうフルーツジュースで滲出してやる」(←??)という意外にもかなりの反骨精神のもとつくったものらしい。
エアロプレスのコーヒー自体も大変美味しい。店主さんとしばらく話したけど、声がBatsuさんに滅茶苦茶似てて面白かった。店の雰囲気は日替わりなので行くならInstagramを確認しておくと吉です。
コーヒーフィルターを買って、暇になり、月島から佃島、石川島、ぐるりを散歩した。ほんのり温い。
隅田川河口はひたすら凪いでいる。一方で垂直に護岸されているから、ゆるい独特の波音がする。地元の河口とは違うなと思って、あそこではいくら凪いでいる日でも、砂浜を食むちょっとちゃりちゃりきた波音がしていたんだと気付いた。
Vtuber
日の高いうちに戻った。日記とか書く。
兎田ぺこらさんのチキン配信をみた。声も話も、やっぱりエンタメの女王だなと思う。ネタベースで進む一方、あれから1年間待たせたなって言葉、ふつうに感動する。
舞鶴よかとさんのバリ怒っとる配信を耳聴きしながら下北沢に移動した。
配信をきいていると、自分と似た状況の怒りマシュマロがあらわれたりする。といっても、わたしとは逆側からその状況をみている、つまり、その状況を通してわたしに怒りや悲しみを抱かせる対象からの、別角度の怒りや悲しみが投稿されていたりする(たとえば、この一年あんまりな労働状況のなかでわたしは上司っちに怒っているのだけど、上司も、その状況に別の視点で怒りを抱いている、とか。ものの例えです)。
「怒りにもそれぞれ背景があって面白い」、人間観察だな〜。
投稿するがわとしても、怒り悲しみをまあポップな笑いに変えてくれて、肩が楽になりました。
Extra G @下北沢ILLIAS, SPREAD
Gqom, Singeli, Gorgeのパーティ。前一度Contactでやってた時に行けなくて悔しかった、この前のFAV!でmibooさんに日取り教わってすぐ行く予定に組み込んだ次第。
到着してすぐDJ MOROさんの攻撃的なAmapianoに迎えられた。まじで好きすぎ。入った時点でこのイベント朝5時までしかないんだともう寂しくなってくるのに驚いた。入場時点で終わるのが惜しくなるような感覚って稀有だ。
Indus Bonzeさん、良かったなーーー。音頭と轟音だった。
半分ボイラールームのような配置で、彼と、彼の前に据えられたろうそくを囲む。無限に足踏みをする。足踏みに合わせて口がひとりでに異言を吐くことがあって驚く。Gorgeという音楽と文化と態度のパッケージ、まだまだつかめていない。音の質感を読み取ろうとした。上のパーカスには冷気がまとっている。そこに革張りのドラムスが交じる。圧倒されていた。
Breakにしてたのもエグかったな。
名古屋のGorgeの知見者、Titaniüm さんとも話せて本当よかった。その後、BINGOさんのSingeliセットで揺れ続けた。しっかり動き回ったあとのこういう超高BPMの音楽って、逆に癒しになるんですよね。
外に出た。深夜の下北沢って意外とにぎやかだ。
ILLASに到着、バーの雰囲気だけど、しっかり音がいきわたる。SPREADのラインナップとはまた違って、しっかり調のあるダンスミュージックが鳴る。
KOTSUさんもHibi Blissさんも素晴らしい。
この箱ってもとはライブハウスだったとか、CYKの話とか、渋谷の再開発と大箱の閉店でクラブの重心が下北沢に寄りつつあるみたいな話とか、いろいろ聞けた。めいだぼさんありがとうございました。
TSVIさんが始まるタイミングで皆Spreadにわたっていったけど、この感じだったらちょっと入れないくらい盛況だろうなと思って、まだILLASに居座っていたら、案の定向こうでへとへとになった人々が徐々に戻ってきて面白かった。サーキットイベントってこういうのが楽しい。頃合いをみてTSVIを聴きにいって、もう喇叭とベースの戦争みたいな最高の音を聞いて、夜明けで帰宅しました。
最高だったなあ。Shazamする暇もないのって久しぶりだ、なんかもう一生TYO GQOM に着いていきたい。毎回言ってるけど。
https://twitter.com/Shimahaa/status/1606757203083694080?t=Xbbmt4ii1_34PcApCsMZFg&s=19
朝見るとぼっち・ざ・ろっく最終話の広告が切り替わっていた。
1225 Homecomings Tour "US" @渋谷QUATTRO
ぐったり寝て起きた。出かける。
QUATTRO行きました↓
https://twitter.com/homcomi/status/1607568645718429698?t=4hde7euVwS8ZLaAD0-Kwtg&s=19
めちゃくちゃ人入りしてた。凄かった。
Laura Day Romance、今日初めて聴いたのだけど、良かった…。セッションしながら楽器隊がバチバチやりあう。元気だ。vo.を囲んで正確にたまに荒く鳴らす、サブスクで聞いてる音源と全然違う。めっちゃアグレッシブに鳴る。
Homecomings。ライブ特有の騒ぐような高倍音に圧倒されてた。轟音をやる。耳鳴りをたいせつにしてつないでいく。
すごかったよね。
雑感
Mc中、心霊現象みたいな音が鳴ったのをきっかけに、幽霊の話題になった。「幽霊って周波数じゃないか」みたいな話。聞き取れない音が幽霊になる。なんとなく言いたいことはわかる気がする。
たとえばドラムの複雑な広帯域の音がなる、わたしの耳はそれら全てを聞きとれないにしても、この上の帯域やこの下の帯域になっている音たちに思いを寄せることはできるし、なんなら鳴っていないのに聞こえることもある。
ライブでわたしは大変多層的な音を聴いているなと思った。上のような帯域の点以外でも、スピーカーからなる音と、楽器そのものからなる音が層をなして届くのを聴いている。
それだけでなく、自分の鼓膜に届いている音波だけでなくて、彼らが聴いているであろう音や、横の客が聴いているであろう音も、重ね合わせて聴いているなと思う。
ライブでわたしが見る風景も多層だ。ステージで彼女がふとライトを眩しがって遮る手癖をしたときに、わたしの目にも、同じ眩しさが感じられたんだよな。わたしの目に届く光子で見ているだけでなく、彼女たちが見ているであろう景色も見ている。自分の記憶(吹奏楽ステージの景色、たとえば一音目を吹き込むアンサンブルの瞬間とか)を触媒にして彼女らの見る景色を見る。また同時に、周りの観客が見ているであろう景色も、重ねて見ている。
Laura Day RomanceがMCで「Homecomingsを高校生のころから聴いてて」と言っていた。Homecomingsのほうも、Lauraのアルバムをずっと聴いて救われていたと言っていた。対バンのとき、そういう思いを込めながら、彼ら彼女らは、目の前の観客だけでなく、背後の楽屋にも音を指向させているんだなと思った。 多層の音がさまざまな指向性を持って飛び交うのが対バンなのかなと思った。
なんかこれとかこの中でリンクしてる2_wEiライブにとかで考えてたことに関連するかもしれない。ここで考えてたように、ステージの声がわたしたちに指向していることがライブの魅力だけど、対バンってもっと複雑だ。
バンドをやってこなかったし、聴いてこなかったから、演奏技術への仔細な目線は持てないけど、構成や場への目線はこうやってこねくってがんばれば持てる気がする。やっていきます。
いい物販を買ったよ〜
あとこれも刷らせてもらいました
メリクリ!
去年のクリスマス何してたかなー→
バスで徳光に行ってたらしいね。
2022年もガルラジでした。2023年もガルラジ
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