2023年のこと

久しぶりに雑文を書くような気がしています。いつぶりだろうか。
どうやらこの記事以来だから、6ヶ月ぶりですね。

さて、何をしてたのかというと、上記記事の続きをひたすらやっていました。

私がAAにやってきたのが2019年、ホームグループやオンラインで色々やり始めたのが2020年〜2021年です。新たなミーティングの立ち上げもいくつかやったし、B2Bはオンラインでもオフラインでもやったし、いろんなことがありました。
それらを2021年に振り返る機会があり、こう思ったのです。「これは苦労や労力ばかりが多くて、成果があまりにも少ない道のりを進んでいるようだ」と。

いろんなイベントやらをするのは打ち合わせや下準備で大きな労力が必要となります。そんな日々を過ごしていると、まぁ楽しくはあったのですが、それらが終わっても大したものが残っていないことに気がつきました。何かのネットワークができるわけじゃなし、情報発信の拠点ができるわけでなし。

そこで、自分の能力の低さや土台のなさを痛感させられましたね。これじゃ、賽の河原じゃないか、と。

自分にネットワークや情報発信の媒体があればモノにできたはずのチャンスを何度も逃しましたし、貴重な出会いを無駄にしました。
ひしひしとそんな無力感を感じましたよ。人は無力感に耐えられないのです(12ステップがステップ1だけで終わらない理由)。

人間は失敗を犯す。
私たちは自分の失敗をとがめはしない———そこから学ぶのである。

ジョー・マキュー『ビッグブックのスポンサーシップ』p.172


さて、ぐたぐたと失敗に目を向けてばかりではいられないので、そこから何を学んで何を次に活かすかを考えました。

まずは自分の圧倒的な事務能力の不足をなんとかしないと、次のステップはないように思えました。エクセルは使えない、フライヤーも作れない、情報発信もできない、、、、これじゃ現実的に無理です。神が事務仕事やってくれるって?まさか。

それらをやってくれる人を探してパートナーになってもらうのもいいのですが、私はそこまで人当たりが柔らかくないので、そんな人を見つけられそうもありません。しゃーなし、自分でやろうと思いました。

なので2022年からはPCをはじめとする機材を買い集めました。まずは地方住みの私としては、まず通信や編集の機材と環境がないと話になりません。そこら辺は下記に書きましたね。

しかし2022年は自治会長もやってたので、ほんとキツかったです。あまり環境整備も進みませんでした。ハードウェア揃えが精一杯で、それらを使って何かを本格的にし始めたのは2023年からでした。

2023年はソフトウェア揃えとその使い方を覚えていくことから始まりました。
Microsoft Office、メーラー、編集サービス、執筆ソフト、、、、それらを揃えて習熟するのも大変です。そこら辺は2023年1月からやり始めましたね。元々、そういったものを使った仕事はしていないし、経験もないので試行錯誤でした。

そこからはホームページ作りです。こんなホームページを作っていました。HTMLとかCSSとか触ったことがなかったので、なかなか大変でした。楽しかったけど。

そして情宣の素材や方法を探りました。Slackの活用方法を学びに有料自助会に参加したり、AA用の名刺を作ったり(わかりやすいデザインになるまで7回くらい作り直した。700枚の廃棄、泣ける。)、いろんなところから情報をかき集めて、各種SNSも情宣素材として導入しました。こんなの。

その間に、フライヤーも作りました。

事務能力がほぼゼロのところから、こういうことをやっていたら気がつけば2年経っていました。

あとは読書会もやっていました。今まではクローズド開催で読書会を運営できるメンバーを育ててきましたが、来年はオープンでできそうです。



「しま君、ミーティングであまり見かけないけど何やってるの?」と訊かれることもありますが、まぁこういうことをやっていました。
ホーム以外のミーティングなんか出れるかい、どこにそんな余裕あるんじゃ、おぉん?

というわけで、ホームと『諸相』スタディで精一杯だったということです。


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そんなこんなですが、今日あたりでどうやらひと段落つきそうな感じがしてきました。環境整備と活動の土台作りに身を入れ始めて1年8ヶ月といったところでしょうか。結構早かったですね、恵まれているので。

まだ2023年は4ヶ月ありますが、感覚としては「もう4ヶ月しかないのか」と感じています。
1月に必死になっていろんなサービスやソフトウェア導入をし始めたのがつい先週のようです。これね。

活動や情宣の土台は大体ができましたので、私もちょっと休んだ後に色々ホームグループ以外にも目を向けていきたいと思います。

この2年間の環境整備で学んだことはあれですね、どうせ次々と失敗するのだから気楽にやればいいということです。
しかしポエムではなく、いつも現実的な視点は必要です。そこが私たちAAメンバーが活動する「社会」という土台なので。

私たちは私たちがすべきことを行うために、社会の中で社会の一員として生きています。私たちにはやるべきことがありますね。

私たちは、一人ひとりが特定の目的に仕え、特定の「仕事」を行うためにこの地球に生まれてきた。それが神の私たちに対する意志である。
その仕事が何であるかは、私たちの内側に秘められている。私たちは覚悟を決める必要がある。この地球にいる間にその仕事を行うか、それとも、自分自身のことだけに関わる生き方をするかである。私のこれまでの経験によれば、人間にとってもっとも幸福な時とは、自分の仕事が何であるかを見つけ、それを実行し始める時である。

ジョー・マキュー『ビッグブックのスポンサーシップ』p.174


さてさて、そんなこんなを思いつくままにつらつらと書いてみました。
みなさんいかがお過ごしてすか。