オンラインあれこれ
このコロナ禍の数年で日本のAAもオンラインのミーティングが多くなりました。僕はAAにくる前に、MacBook Pro(2018年モデル, 13インチ)を買っていたので、オンラインはMacBookで参加していました。
しかし、参加するだけならギリギリ問題ない感じなのですが、自分が『諸相』スタディなどを運営するとなると、13インチはけっこうしんどいということに途中で気づきました。それが去年の12月のこと。
そこから、自分なりに試行錯誤して苦労しながら、今の自分としてはこれでいいか、という環境を作りました。というわけで、今日はオンラインの環境面の雑記を書いてみようかと思います。久しぶりになんか書くとストレス発散にもなりますし、よろしければお付き合いください。
◆サイズとメーカー
さすがに13インチは小さいです。13インチに慣れていた頃は「こんなものかな」と思っていましたが、作業領域が狭いといろいろしにくい。とくにZoomでは参加者の顔を見るだけでなく、チャットやステータス、また画面共有をするなら共有する画面などをみながら話すことになります。これに13インチはキツイ。
そこでまず、僕はDellの23.8インチモニタ(Full HD, VAモニター)を買いました。
これで、MacBookをクラムシェルモードで接続し、結構快適になりました。
しかし「別にMacBookを外で使わないし、クラムシェルモードで使うならMacBookでなくてもいいのではないのか?」と思い、MacBookを売りに出し、M1 Mac mini(8Gメモリ, 256GBストレージ)を買いました。2018年モデルのMacBookでしたが、4万円ほどで売れたので、差額3万円で新しいMac miniが買えてよかったです。
さて、そこで次はデュアルディスプレイ態勢をなんとか導入してみようとしました。こんな感じです。
こうすると、Zoomでオンライン・ミーティングを運営するときに、サブモニターにチャットや操作系を配置できるのでかなり楽になります。それはMacBookーDell23.8インチモニター態勢のときに実感済みでした。
なので新しいモニターを買おうと思ったのですが、まぁいろいろ苦労がありました。そこは省きますが、結局はこのモニターに落ち着いています。
高いと思われるかもしれませんが、僕はけっこう目が過敏で、フリッカー(画面のちらつき)があるとすぐに具合が悪くなってしまうので、メインモニターは低明度でのフリッカー・フリーに定評のあるEizoにしました。ほんとは解像度は4Kがよかったけど、高いし断念。
◆解像度
現在のところ解像度はDell23.8インチがFull HD、Eizo27インチがWQHDに落ち着いています。解像度って、結構実感しにくい概念なんですけど、動画での説明はこちら。
解像度の違うモニターをデュアルディスプレイにするとあまりよくないと書いてあることもありますが、僕は気になりません。おそらく、これはmacOSのスケーリングの優秀さが関係している気がします。WinOSを使うなら、解像度を揃えて両方とも27インチWQHDにすると思います。
23.8インチFullHDで文字を見ていると、けっこうシャギーでそれがストレスだったのですが、WQHDは4Kほどではないですがフォントが綺麗に表示されるので満足です。
あと、重要なのは長時間見ていて疲れないかどうかですが、これはEizoのモニターのおかげなのか今のところ目が痛くなったことなどはないです。
◆サウンド
サウンドに関しては、モニターに付属しているスピーカーを使ったことはないです。Mac miniのヘッドフォン端子を延長コードで延長して、ヘッドフォンかイヤフォンを使用しています。
僕は卓上スピーカーを使わない派なので、これで十分です。オンラインの参加も問題なし。
◆カメラ
カメラはロジクールのものを買いました。画質もオンライン・ミーティング用途では文句なしです。
◆マイク
マイクは妻の持っていたものを譲ってもらって使用しています。USB接続の手軽なコンデンサーマイク。ですが、コンデンサーマイクは全方位への集音性が良すぎるので、オンライン・ミーティング用途ならShureとかのダイナミックマイクの方がいいと思います。
◆モニターアーム
モニターの設置にはモニターアームがあると便利です。エルゴトロンのものが有名ですが、僕はそこはケチってアイリスオーヤマのものを二つ買って使っています。
◆費用
今回かかった費用はこのくらいです。
M1 Mac mini 79,800円
-MacBook Pro売上 45,000円
Dell 23.8インチモニター 14,800円
Eizo EV2760 64,349円
ロジクール C890GR 14,652円
モニターアーム 5,600円
ケーブル等 約5,000円
合計 139,201円
決して安い金額ではありませんね。オンラインを主催するのではなく、参加のみであればもっと安く上げられると思いますし、また今回はPC本体を買いましたので高くなりました。今持っているPCに追加する形でモニターを買えば、もう少し金額も抑えられるはずです。
さて、今回はオンラインの環境構築について買いてみました。オンラインは、そこそこの設備を導入しようとすると、けっこうお金がかかるものです。
しかし、実際のミーティングに参加するのにも同様に結構お金がかかるのが現実です。電車代、ガソリン代、車両維持費、外での食事代などを考えても、実際の会場ミーティングも決して安くはありません。
オンラインにはオンラインのメリットとデメリットがあります。しかし、メリットを取るための出費としては、個人的には上記の出費は安くはないけれど、高くはないと感じています。僕のような地方在住のAAメンバーにとっては、オンラインはありがたいツールですしね。
今回の記事がオンラインの環境整備の何かの参考になれば嬉しいです。