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カスタマイズという沼に落ちる

思いがけず落ちるからそれは罠というのです。僕は試乗に行ったトイファクトリーでその罠に落ちました。そう、カスタマイズという罠、いや沼に…。

トイファクトリー東京店で整備士をしている岩本さんのカスタムされたブロンプトンが店内に展示してありました。最初は、へえーカスタムしてある、なんだかカッチョ良いぞッ!って思っていましたが、それよりも自分のことで精一杯でそれ以上あまり目が向きませんでしたが、無事乗りたいバイクが決まり後は待つのみとなってみて初めて、嗚呼あのバイク恰好良かったな~、そうかカスタム出来るのか…と思いだしてしまったのです。

そう以前より、気になっていたサドルがあるのです。BROOKS。ブリティッシュの権化とも言うその革サドルは渋過ぎて恰好良過ぎ。ロードにはちょっとオーバースペックと思い、更に言えばメンテも大変だなぁと手を出さずにいたのです。だが、ブロンプトンならブリティッシュつながりで最強タッグ。調べてみると腰のひけていたメンテナンスがフリーというカンビウムという名のサドルがあるではありませんか!聞けば強化オーガニックコットンキャンバスで全天候型、ハンモック構造で革サドルにも劣らないというのです。

一方、僕のアンテナにひっかかるもうひとつ気になったサドルが。セラサンマルコのリーガル。こちらはイタリアンでスペシャル恰好良い!ブラックにカッパーのリベットがオシャレ過ぎる!恐ろしい。やはり、最初にカスタマイズすべきは身体に直接触れる部品であるサドルであるべきでしょう。だから、僕はサドルをカスタムする!と決意しました。ブラックラッカーにカッパーのさし色!これだ!これに違いない!と勝手に盛り上がっていたところ…

https://www.diatechproducts.com/archives/1395

デーン!

この画像を見てしまったのでした。何これ?!恰好良すぎ!BROOKSにもカッパー!カンビウムにもカッパー色、しかもグリップもある…。はい、僕はBROOKSを買います。。。善は急げだ、すぐ注文だッと思いきやこのカッパー色、今年の特別モデルで売り切れ続出、それでも1件滑り込みセーフで入手出来ました。しかし、グリップは入手付加。一応、1件だけ6月に入荷予定だったので予約をして待つことに。カスタマイズって時間をかけてやることだから、焦らず待つことも楽しむのだよ…と、言い聞かせて気を静めようとするのです。

しかし、一度火が付いたカスタマイズ熱は冷めるはずもなく、他にどの部品をカスタムしようか?どんなものがあるのか?ほかの人はどんなカスタムしてるのか?店はどこだ?などなどベクトルを変えてエスカレートしていきます。そう、気付くとカスタマイズという沼に完全に落ちてしまったのです。そのことに気付いてもいない様子。嗚呼、恐ろしい…

こうして、カスタム欲の赴くままWEB検索は続くのでした…合掌。

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