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Change the my carlife 4 ボルボ編~愛車を探し試乗記

僕が行ってみたい国はNZとスウェーデン🇸🇪 なぜかといえばテレ朝の旅サラダで紹介されていて、面白い文化のある国だなぁ~と、思っているから。そんな、北欧の国スウェーデンのクルマメーカーと言ったらボルボ。2年連続で外国車ながらカーオブザイヤーを受賞したり、今のデザインになってから街で良く見かけるクルマです。さらに言えば、昔はスバルディーラーでも買えたクルマでもあり、エステートというツーリングワゴンを古くからラインナップしている気になるメーカーでした。また、安全性能にこだわりがあり、大昔の箱型のルックスも頑丈で安全だからという理由で採用されていたとか。三点式シートベルトの考案社であり、フロントヘッドレスト、ABS、エアバックなど今でも世界一安全なクルマ作りを目指しているメーカーです。そんなメーカーがどんなワゴン作りのノウハウを持つのか期待しながら向かいます。


今回は販売員が乗車して近所を回るような試乗ではなく、4時間くらい貸してもらえ好きな所に行って良しという試乗なのでたっぷり味わえる時間があります。ベンツよりはクルマのディーラーっぽさが見られる店内で説明を受けます。そのあと実車を目の前にしながらクルマの説明を受けました。今回の試乗車はV60というボルボの中では標準的なモデル。またしても試乗の写真を撮るのを忘れ展示車のV60のクロスカントリーの画像なのはご容赦ください。


まずリアゲート、足をさっとすると開く電動のゲートを備え広さも十分、6対4で倒せるリアシートもほぼほぼフラットになりそう。荷室のシートカバーがハイレベルに設定できこれは便利そうだと思いました。このあたりがワゴン作りに長けてます。そして、とにかく車高が低く感じるのが特徴的でした。扉もキーを持っていれば触っただけでロック解除、連動してドアミラーも立ち上がります。室内はセンターコンソールが独立してボックスのようなのとシートポジションは嬉しいくらい低さがありました。それでいて頭上高は充分あり握り拳1.5個くらいの広さがあるのです。電子デバイスはオールインワン的になんでもあり、モニターも大型で使いやすいもので、トータル的にどこを見ても不満はないでしょう。


さて、試乗です。東名を使い横浜みなとみらいに向かいます。動き出しのステアリングは軽く、やや径が細めの印象です。エンジンは3パターンあり、スポーティーと思われるダイナミックモードを選択しました。とはいえ、目立った違いを感じることもなく気持ちの問題な雰囲気です。高速に乗れば安全デバイスでレーンキープ、速度コントロール、車間距離コントロールが利用出来ましたが、便利な機能でした。ヘッドアップディスプレイやマッサージ機能などもオールインワンなクルマです。駐車場に出し入れを自動でしてくれる機能があるようですが、使う機会がありませんでした。そんなわけでクルマにこだわりがなく乗る人にはこんなに良いクルマはないのではないか?というくらい良いクルマでした。内装も他社にはない、スウェーディシュでお洒落な内装です。外装も品の良い色が並びます。


外装、内装、電子デバイスと満足いくものですが、乗り味が好きではなくガッカリでした。というのもボルボ、横置きのFFであり、走り味がFF以外の何ものでもないのです。せっかくの外装も内装もこの走りでは、僕は1年もしないうちに飽きてしまうでしょう。クルマの出来はCクラスに遠く及びません。4時間近く乗ってディーラーに戻ると慣れないクルマのせいかなんだか非常に疲れてヘトヘトになってしまいました。


期待していただけに残念な結果です。良くできたFFはFRに勝つかと思っていましたが、そんなことはありませんでした。商品として、プロダクトとしてとても良いクルマですが、FFキライな僕にはフィットしませんでした。
決算期より安くなるという触れ込みでしたが、値引きもあまりなさそうです。それならボルボをチョイスする理由は僕には見当たりません。むしろレボーグの完成度の高さ、コスパの良さを再確認出来ました。


■試乗したクルマの販売価格ランキング(値引き前価格)
700万 メルセデスベンツ Cクラス ステーションワゴン
684万 ボルボ V60
514万 スバル レボーグ2.0STI
463万 スバル アウトバック2.5L
さて、次回はスバルと並び乗用4WDの雄アウディを試乗の予定です。

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