出張ひとますin西日暮里。
ひとます雑貨家さん。
それは私がこのnoteの中で、自分の「好き」を集めた空間を作れたらな、と思ってはじめたもの。
実際には存在しない、来てくれた方の想像力と一緒につくりだす、みんなが集う家のような架空のお店。
いつかそれを現実に。
そう思いながらも最近はなかなかその想像力が捗らなくて、これもまた夢現と消えてしまうのか……いや、いつかはまたと心の中には小さな灯を保っていた。
そんな時。
「一緒に何かつくらない?」と母が声をかけてくれた。すでに知っている人は知っているが、私たちは母娘それぞれnoteをやっている。
プライベートでは母娘(姉妹との噂も笑)。
noteではnoterとしてのお付き合い。
こんなことをしていると「仲良しね」と言われるけど、人並みに喧嘩もするし、言い合いも激しい。笑
ただ、他の母娘より「いい」と思うものが、限りなくちかいと思う。たがいのそれ!を阿吽の呼吸で理解できるのは、我ながらすごいと感心する。
そんな母からの誘い。
「おぉ、いいねいいね」とお受けした。
母からのオーダーはざっくりしていた。
今度西日暮里BOOK APARTMENTでのお茶会に参加するのに、なんかつくりたい。
この「なんか」を考えて欲しいということだな。
娘は察知した。
西日暮里BOOK APARTMENTは前にも行ったことがあったから、あのお店の雰囲気と主催の豆千さん、ぼんらじさんの雰囲気。そして我らが作ることに意味が出るものってなんだろう?
そんなことをイメージして絵におこしてみた。
BOOK APARTMENTの箱感。
そこで店番するねこさん。
そこに私たちらしさの「ひとます」感をプラス。
この絵が母に火をつけたようで、あれよあれよと形が出来上がっていく。
宿題をギリギリにやる派の私は2日前から夜なべして、なんとかミニ本を仕上げた。
最終調整は日暮里のサイゼにて。
ご家族が楽しそうにお食事している横で、母娘はどこぞのチームか?というようなガチ会議。未製本分の仕上げをして、いざ西日暮里へレッツラゴー。
この本型本屋のことは誰にも内緒。
果たしてどんな反応がくるのやら?
ニヤニヤ全開にいざオープン!
店番のぼんやり猫さん。
ブラッディメアリを手に「やれやれ」と、カウンターに腰掛ける。
良さげな雰囲気に誘われて、お客さんがやってきた。
「こんなこじまりした、お酒の飲める本屋さんがあったら、すごくいいよね」そんな会話が聞こえてきそう。
おっと忘れちゃいけない。
こちらもお店に並べないとね。
人もたくさん集まってきて。
お茶会もといお茶け会は大盛り上がり!
人の輪があったかい素敵な会になりました。
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そんな会の裏側で。
実はぼんやり猫さん、海外旅行の途中でこっちにきてくれたみたいです。いや〜知らなかったよ。
ぼんやり猫さんのお話もぜひ。
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ちなみに豆本の中には、今回のお茶会の店主である豆千さんにちなんだ、豆レシピの本も。
実はこれ、実際に母が作ったスープの写真をもらって、私がタイトルをつけました🍲
いつか本当に豆料理本が出るかも?
それはまたいつぞやの楽しみに。
素敵な想像力がひろがる機会をありがとうございました!そして新たなご縁にも感謝です。
最後にとき子さんの名言をお借りして。
人類みな同級生!
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