みんな健康を軽んじている。



多分、みんな明日はずっと続くと思ってる。

そして健康も同じように続くと思っている。


大抵、生命保険や医療保険に入る人は、
自分が感化される出来事を体験したからか、
身近な人で、疑似体験したか、
そのどっちかだ。

(細かくいうと、とりあえずで入るという人もいる)


そして、それは僕も多分同じだ。

自分が死ぬなんてことは到底イメージ出来ないし、
「○○日後にfinaleを迎えます」なんて事を言われない限り、それを実感はできない。

「死」は「生」と同じく、一番身近なものなのに、
そのどちらも凄く不安定で、あるようでないものな気がする。



さて、なんでこんな事を思ったのかというと、
今自分が人生で初めて手術をし、入院しているからだ。

写真は手術後の天井。

病気としてはそれほど大きなものではないし、命の危険があるわけでもない。

それでも、
ずっと続くと思っていた毎日が、
「手術」という事柄を挟んだ事で、
まるで自分の身体ではないような、
凄く遠くに来たような、

そんな感覚を覚えた。


そして周りで一緒に入院している人々を見て、
「自分より辛い思いをしている人は山ほどいる。自分は恵まれている」
と心底感じる。


だから、入院している間ダラダラと過ごしてはいけないと思い、
今は毎日英語の勉強と将来的に必要になるビジネス資材(エクセルとか)と、今年の家計簿の取りまとめや、気持程度の筋トレをして、退院に備えているところだ。


一応退院してから1ヶ月はカテーテルが入っているので、激しい運動は控えるようにという事と、
2年は経過観察が必要だという事で、
入院前とは全く違う毎日がそこにあるかもしれない。


でもこれは幸運な事だ。
きっと何処かバランスの悪かった毎日を、より健康な毎日へと変えるきっかけとなったと思う。

また、ゆっくりした時間の中で、考えもまとめられる気もする。


退院は31日。


その日まで、時間を無駄にする事なく、
新しい毎日に備えて、より成長した自分になっておこう。



そんな事を思った最近でした。

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