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シラジットとの出会い

今日は私がどうしてシラジットを精製しているのか?シラジットとの出会いから精製に至った経緯について記事を書きます。



人生初のシラジットとの出会い


私は2022年にシラジットというものに出会いました。私が住んでいるマナリのメインマーケットにある商店を訪れたとき、ガラスケース越しに置いてある黒い不思議な物体をみて、興味が湧き、店のオーナーに尋ねると、それはシラジットだと答えました。シラジットは、ヒマラヤの高地にある岩から滴り落ちる黒い物質です。フルボ酸、フミン酸をベースに、鉄、マグネシウム、カリウム、銅、亜鉛などの多様なミネラルが含まれている自然由来の希少な有機物です。

※シラジットについては以下の記事にまとめています。

しかし、実際に購入して試してみると、コーヒーが混ざっているものでピュアなシラジットではありませんでした。

現地の商店で買えるシラジットの中には砂糖や牛の尿で混ぜたもの、また混ぜてはいないシラジットも低品質なフィルターを使っているため、十分な濾過ができていないため、土の微量粒子が取りきれていないので、土の味が強く、体感もありませんでした。

インターネットでインドで有名なシラジットブランドの会社からも購入しましたが、同じように効果が感じられませんでした。私は、本物のシラジットとは何なのか、知りたいと思いました。

シラジットを採掘、精製している現地人との出会い

そんな中、たまたま現地の知人の紹介でシラジットを採掘、精製している人と繋がることができました。

早速、その人の家を訪れ、シラジットの精製現場を見に行きました。そこで見たものは、私の想像とは全く違っていました。彼が精製しているシラジットも、牛の尿を使って溶かし、粗悪なフィルターで濾した後、加熱処理を行っていました。

そのため、シラジットには、石や砂などの不純物が多く含まれていました。私は、これが本物のシラジットなのかと疑問に思いました。

初めてみた精製前の生シラジット
尿を使い精製されたシラジット

日本や他国では牛の尿を使い、食品を加工することはありませんが、インドやその周辺国(ヒンドゥー教徒がいる国)では牛は神聖なものであり、古来インドの時代から牛の尿は健康に良いとされているため、文化的に彼らは牛の尿を使い精製しています。

この時、私は牛の尿を使わず、水だけで精製した純粋なシラジットはないのか? 今までよりもさらに本物のシラジットを試してみたいという感情が芽生えたのと同時に、ヒマラヤ現地に住んでいても、こんなにも純粋のシラジットを探すのが難しいのかとある種の諦めに近い感情が湧き出てきました。

水だけで精製されたシラジットとの出会い


尿で精製されたシラジットを見てから丸々1年後の2023年の4月頃、その当時からよく訪れていたチベット人が経営するカフェのオーナーから、「ヒロ、そういえばシラジット探してたよね? 実家に帰省したときに家族から貰ったシラジットがあるんだけど、もしよかったら試してみる?」

彼から唐突にシラジットの話をされましたが、今までの経験から私は彼に「それ、牛の尿で精製されたやつでしょ?」と返答しました。

そう言うと彼は、「違う、これは水だけで精製されたシラジットだよ」とすぐさま私に返答しました。

私は彼からの話をよく聞くと、そのシラジットはどうやら本当に水だけで精製されたシラジットだと知りました。

理由はチベット圏のヒマラヤ周辺は標高が高く、牛もそんなにいないし、そもそも彼らはヒンドゥー教徒ではなく、仏教なので、牛の尿は使わないと彼は話をしてくれました。

左がチベット人の友人であり、カフェのオーナー、ミンマ


ミンマから貰った水で精製されたシラジット

ミンマからその話を聞き、私はその場で貰ったシラジットを試してみました。
お湯に混ぜて飲んでみると、体が芯から暖かくなり、頭が冴えるような体感を覚えました。そして、直感的に感じました。

これだ!これが純粋な本物のシラジットだ!


私はすぐに家に帰り、家のオーナーであり、現地でお世話になってる
ソニーにも飲ませました。すると彼も「これは本物だ、これは牛の尿で精製されていないシラジットだ」と彼も言いました。

右が家のオーナーのソニー


人生初で初めて牛の尿を舐める


とはいえ、実際に成分検査ができるわけでもなく、「なんで牛の尿が入っていないと思うの?」と聞くと、あるものを出してきました。

そう、それは牛の尿です。ソニーは牛の尿を取り出してきたのです。

彼はすぐさま、「ヒロ、これを舐めてみろ。その後に牛の尿で精製されたシラジットを舐めてみろ。そうすればお前も理解できる」

私は人生で初めて牛の尿だけを少し舐めました。薬草風呂を薄めてまろやかにした感じの独特な味があり、その後に牛の尿で精製されたシラジットを舐めてみると、確かにシラジット特有の苦味の中に、薬草臭いまろやかで独特な味がありました。 その後にミンマから貰ったシラジットを再度舐めてみると完全に苦味だけのシラジットの味が確かにありました。

牛の尿

初めて体感したシラジットのパワー


本物の水だけで精製されたシラジットを1ヶ月、2ヶ月と朝夕2回の継続摂取を行った結果、私自身の身体も気付けば明らかな変化がありました。


シラジットを継続摂取した結果、

ジムでトレーニングした翌朝の身体の重さがなくなる。

山をトレッキングしても疲れが溜まらない。

仕事(デザイン業)でタスク量が増えても焦らず対応できる。


これらの体感はあくまで私自身が経験したシラジットの体感ですが、
体が劇的に変化したというより、気がついたら

「あれ?疲れが溜まらない。。」

「あれ?10kmトレッキングしたのに、まだ登れそう。。」

「あれ?タスクが増えたけど、頭が冴えてるからすぐタスク消化できそう。。」

ジムの写真


トレッキング時の写真


シラジットを精製するというビジョンを持つ


私は純粋なシラジットを追い求め、実際に摂取してこのような変化を体感して、確信しました。

まだ世界に知られていない、この純粋なシラジットを自分だけではなく、
世界中の人達に知ってほしい。ヒマラヤで採れるピュアで本物のシラジットを精製して、世界中の人が健康で活力ある世界を作りたいというビジョンを
持つようになりました。

ミネラル不足による慢性的な疲労やストレスなどの健康問題は日本はもちろん、アメリカやヨーロッパなどの多くの国でこれらの問題を抱えています。


これらのミネラル不足による健康問題をシラジットを摂取することで、解決できると確信したのです。

インドではシラジットに限らず、ありとあらゆる物が偽物のプロダクトで溢れかえっています。これら偽物品をインドではDuplicate(複製する)と呼ばれています。

私は本物の純粋なシラジットを作るには、精製されたものを現地で買うのではなく、精製前の生シラジットを手に入れる必要があると確信しました。

私は運良く本物のシラジットを知ることができ、実際に体感して、このようなビジョンを持つことができて、私自身とてもラッキーだと思いました。

このビジョンは決して、シラジットを使って金儲けしたいだとか、そういう感情は一切なく、自分自身が体感したシラジットの健康効果を他の人にも共有したいというシンプルな感情からきています。

次回の記事では精製前の生シラジットを探す旅についての記事を書きたいと思います。


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