見出し画像

採用面接の”深掘り質問”を対策するときの考え方5選

さて、面接対策は出来ていますか?業界や企業研究も大事ですが、とりわけ初期選考のフェーズにおいて、面接官が知りたいのは候補者の過去や習慣について。新卒採用において、学生が歩んできた約20年の延長線上に自社の実務や未来を重ねて合否の判断を出していきます。視点を変えれば、選考を受ける学生はご自身の未来を語るのではなく、相手に伝わるようにしっかりと過去をプレゼンテーションすることが重要となります。
今回のnote記事は、書類選考や事前課題として提出をしたエントリーシートを元に、面接で聞かれるであろう深掘り質問の対策をするための考え方をご紹介します。セルフで対策をすることは勿論ですが、学生同士で模擬面接をする時に面接官役が質問をする際の参考になったなら嬉しいです!

読者さまの貴重なお時間をありがとうございます、ぜひ[ スキ ]や[ シェア ]をしていただけると励みになります!それでは、どうぞご笑覧ください。

❚ ①エピソードのレベルや難易度を評価するための質問

面接官が正しく物事を判断するために、学生のエピソードを出来る限り具体的かつ数値化しようとインタビューが行われます。たとえば、関係者の人数で人を動かす難易度が変わります。具体的な金額を知ることで責任の重さをイメージすることができます。取り組んだ期間によって継続力や忍耐力を判断することができます。

❚ ②エピソードや成果に至るきっかけや経過を知るための質問

面接官は、成果の成功パターンや入社後の成長イメージとなる材料を集めようとします。そして得られた判断材料から、学生本人の持つポテンシャルを判断します。学生のエピソードは「何をしたのか」の回答が中心となりがちですが、面接官の知りたいことは「なぜやろうと思ったのか」「どのように行動したのか」の質問に話題が集まります。

❚ ③エピソード内の意思決定や行動、自己評価の妥当性を評価する質問

思考力や主体性を判断するために、エピソードを深ぼる質問を通して面接官は検証を行います。行動に対して他の選択肢は考えなかったのか、周囲の意見はどうたったのか、1つのエピソードに対して多角的な視点で検証のアプローチをかけてきます。
独りよがりな行動であれば、自分の性格に足が付いてしまうでしょう。想像力が足りなかったり衝動的に行動したりする人、主体性がない人物は、解決策や行動の選択肢が1つしか思いつきませんので、「他には?」の質問に答えられないまま終わってしまいます。

❚ ④本人の考えや行動、能力の再現性

経験や強みも、入社後の業務で役に立たなければ意味がありません。まずは、質問を通して本人が認識している自分の行動パターンが本物であるかを検証します。
特に、『人間関係が変わった場合』にも発揮することができるかが重要です。仲間内だから発揮できたのではないか、主従関係(塾の講師-生徒など)が明確だったから相手は言うことを聞いただけなのではないか、そんな疑いをもって面接官は深掘りの質問を投げかけてきます。

❚ ⑤いじわるな質問

ストレス耐性や思考力をはかるために意図的に難しい質問をする場合があります。また、これまでの会話を通して、考え方や行動の妥当性に疑問を持った場合にも「もしも」のシーンを想定した質問がされるかもしれません。

▼面接対策の壁打ちや模擬面接をご希望の学生専用▼
「しくじり先輩」本人|https://matcher.jp/plans/60509

深掘り質問を対策する際の考え方について解説をさせていただきました。ここまで目を通していただき感謝申し上げます。もしこの記事を気に入っていただいたり、ご興味をお寄せいただいたりしましたら[ スキ ]や[ シェア ]をしていただけると嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?