Mig35と北朝鮮空軍(大サトー×多作品)クロスオーバー

 転移後、最大の敵である米国の脅威と国家目標であった統一先の半島南部が自動的に消滅した北朝鮮は、戦車だけではなく戦闘機や軍艦など弾道ミサイル以外の通常戦力を拡充する余裕と必要性が生じた。

 北朝鮮空軍は、旧式化した航空戦力(保有する航空機)の刷新及び近代改修を目指し、都合よく半島の北部国境付近に開いていた地球と新世界とを繋ぐ〈ゲート〉より新型戦闘機と近代改修キットを購入することが決定された。 

 保有する戦闘機の大半がロシア製ということもあり改修キットと新型戦闘機は引き続きロシア製となる事が決定された。

 北朝鮮空軍はMigシリーズのうちMig29とMig23 を運用していた経験から、新型機はMig35とMig27に決まった。

 従来の主力機であるMig21などは、しばらくの間はウクライナから得た近代改修キットにより近代化を図り運用され続けていたが、新型機への更新が進むにつれて余剰となった物が〈帝国(ツァール)〉など、新世界における北朝鮮と国交を結んだ国や友好国などに輸出もしくは供与されていった。

 ちなみに、Su-25 は引き続き運用されたという。

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