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アナログとデジタルの兼ね合い

ペンの透明度を弄り、専用のレイヤーを用いることでスクリーントーンが使えることに今更気づいた。

ほんまにあたくしはマシーンを使いこなせない。
要領が悪いのだ。
ただ、これを知ったことで表現の幅が少し増えて嬉しい☺️

今描いている漫画はフルデジタルという訳ではない。具体的に言えば、下書きはアナログで行い、写真データとしてとりこみ、アイビスペイントで上からなぞり、清書している。

つまり、アナログとデジタル両方を使っている訳だ。
良く漫画をアナログ派、デジタル派と二分化して語られることがあるが、現実問題、どちらか100%で描くというのはなかなかないだろうと個人的には思う。

各々が最も描きやすいバランスでアナログとデジタルをハイブリットさせていく、それが理想的だと思う。

だから難しい!だから悩む!
個人個人でアナログとデジタルの理想的バランスがバラバラなのだとしたら、他人を参考にしづらいし、自分で模索することになるから。

僕のベストバランスはどんなだろうか。
まずは「自分にとっての」アナログ、デジタルの利点、欠点を挙げていこう。

まずはアナログ。アナログについては、幼少から鉛筆で絵を描いていたから、描き慣れている、言い換えれば、直感的にスラスラ描けることが利点だ。
欠点と言えば、他人が読みやすい様にするために必要なペン入れやトーン貼り等に、様々な道具が必要であること、そしてそれらを使いこなすのに訓練が必要であること。また、コマ割りを手動で行うのが煩雑であること。

次にデジタル。デジタルの良さは最小限の道具、タブレットとペンさえあればコマ割り、トーン貼り、投稿に至るまで様々な工程を訓練無しで行えること。
欠点はデジタルで描き慣れていないため、直感的に描くことができず、白紙の状態からデジタルで下書きを描くことが現状不可能であること。
そして使いこなすためにはお勉強が必要なこと。

これらを踏まえた上で自分はどう漫画を描いていくか。
僕は漫画描きを楽しく継続するために、「楽しくない」と思う工程は極力省いていきたい。

今の所、ペン入れはデジタルでおこなっているが、これがあまり楽しくない。ペンの音、インクの匂いがしないため、作業感が強いのだ。
趣味でやっているのに、仕事感がでちゃあおしめえよ!

なので、ゆくゆくはペン入れもアナログで行い、トーン貼りや効果線など、アナログでしづらい「飾りつけ」をデジタルで行うという方向に持っていきたいと思う。

今描いてる漫画は長編ものなので、色々実験していこうと思うよ!こうやって好き勝手できるのが趣味のいいところだね。

みんなは漫画を描く上で、デジタル・アナログをどう使いこなしてるかな?教えてちょーだい。

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