見出し画像

詩「病」

一日を通して涼しい
鯖色の雲がもくりと風に吹かれるよ
濾された涼しさが私に寄り添う
覚えたての歌を歌ってみる
この世に生み落とされたばかりの歌
温かな響きが私自身の背中を撫でた
本当はいつだってあなたのために
オーロラの音律を口ずさみたい
これが私の自信です
あなたの笑顔の隣で幸せを探せたら
もう幸せはいらないのかもね
この発見
この喜び
今のあなたに伝えられたら
今すぐ伝えられたら
何もかもを手放してもいいのかもね

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?