継ぎ接ぎ vs金沢 0-5
饅頭よりルカオが怖い
先週も布さんにしてやられ、未だに1勝しかできず。ミス絡みの失点があったとはいえ、力の差を見せつけられた形。
この流れで迎える今日の相手は金沢。策士柳下監督が安定したチーム作りを行い、若手の成長も著しく、勢いがある。加えて、鹿児島から加入したルカオがここ数試合で急速にフィット。新外国人を組み込み、破壊力抜群の攻撃陣を形成。新潟相手に5-3の派手な勝利を収めるなど、怖いチーム。
群馬は、大前が開幕戦以来のスタメン入り。広大が全治6週の怪我を負う中、今節も大八順也の立正コンビが最終ラインからチームを支える。
対する金沢は、前節から2人を変更。右SBに高安、FWに加藤と、ルーキーを起用する。ゴールマウスを守るのは、J2でも屈指のGKである白井。
前半
立ち上がり、比較的悪くない入りをする。7分、田中の撃ったシュートがポストを直撃。
この良いリズムを続けられると思いきや、直後の9分。ハーフウェー付近のロストから素早く展開され、加藤の思い切りの良いシュートが決まり、先制される。加藤のプロ初ゴールを献上(何人に献上するのか…)。
13分、自陣右サイドでパスを回され揺さぶられると、そこからのアバウトなクロスをルカオに押し込まれる。失点から切り替えられないまま、再び被弾。
さらにアクシデント。順也が負傷交代。恐らく慶紀との交錯のシーンで右足首を痛めたと思われる。
この悪い流れを断ち切れない前半終了間際。大前のFKからフィニッシュまで持ち込めず、逆にカウンターを喰らう。何とか抑えたかに見えたが、一瞬の隙からルカオに押し込まれドッピエッタ。前半で勝負を決められる。
後半
開始早々の47分、島津のシュートがバーを叩き肝を冷やしたが、その後は徐々にボールを回せる時間が増える。3点のリードを持ったことで、金沢のプレス開始のゾーンと最終ラインが後ろに下がり、ウチとしては攻めやすい展開となる。
大前が起点となり、細かいパスをつなぎ1点を返そうと攻撃を仕掛ける。が、如何せんゴールに結びつかない。
そうこうしているうちに、さらに2点を失い終戦(割愛)。
雑感
結果も内容もなかなか酷かったけど、部分部分では、型があった気もする。7試合やってまだそんなレベルかよって話は別として…
大前がいることで、あんなにボール回るんだってくらい違う。開幕戦の時は、相手を背負う場面が多かったけど、今日は前を向いてボールを触れたことで、パスのリズムが良かった。もう少し周りとの連動が出てくると、ケチャドバも期待できるのではないか。
後半の途中から岩上が高い位置を取ることで、押し込むことも多くなった。田中が中央に近いポジションをいると、サイドのスペースが空き、そこをSBが使えるようになる。
けが人の多い中、このタイミングで順也まで欠けるのは正直痛いけど、船津がその穴を埋めてくれた感じはある。OGは残念だけど、それ以外のプレーは悪くなかったし、根性論的な感じになるけど、「頑張ってる」のが伝わるプレーだった。常に声を出してることも大きい。広大がいないと、どうしても声が減ってしまっていたが、後ろからの声があることは局面局面で重要となる。
改善点は相変わらず多いが、どこかで噛み合わせないとこの先も厳しい。そういう意味でも、次のダービーは絶対落とせない。
言いたいことも多々あるけど、結局はこれに尽きる。
俺たちの気持ちを伝えたいから
だからお前たちの勇気を俺たちに見せつけろ