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私達はこれからどこでフリゲの受動喫煙をすればいいんだ

────Twitter、それは受動喫煙に最も適したプラットフォーム……だった。


皆様はどのようにしてスキ・ステキ・フリゲと出会ってきただろうか?


検索窓に「オススメ 無料 ゲーム」と打ち込んでみた、初々しい時代もあったりしたのだろうか。

知人からの勧めで? 素晴らしい。
二重の意味で私にも紹介して頂きたい。


好きなクリエイターさんがフリゲも作っていた? 最高だ。


もちろん、推しの配信者が実況していたから、なんて方もいらっしゃるだろう。嗚呼懐かしきフリホラバブル。


あるいはアナタは、STEAM・Nintendo Switch・DLsiteなどでインディーゲーム文化に触れ、同作者様の処女作などからフリゲ界隈へ辿り着いた冒険家かもしれない。


さて私の場合は何かと言うと、これだ。

Twitterである。受動喫煙である。
やはり一番に目を引くのは作者様自身による作品公開ツイートだろう。魅力的なグラフィック、興味をそそられる宣伝文句、性癖の合致を感じさせられるニオイ……。

ここで言う性癖とは何もセンシティブな意味合いではない。

  • SRPG、成長率は固定かランダムか?

  • RPG、毒ダメージでボスは倒せるか?

  • 乙女ゲー、エンディング回想はできるか?

  • 探索ゲー、マップチップのトイレは蓋を開け閉めできるか?

  • ゲームオーバー後タイトルに戻されるのかその場でリトライか

そういう、なんとも言い表しがたく伝えづらい、でもこれがあるとちょっとテンション上がっちゃうぜへへへみたいなポイントのつもりで書かせて頂いた。


閑話休題。


私のフリゲライフにおいて、中でもTwitter、特にDLの決め手となるのが「プレイヤーのプレイツイート」である。

クリアリザルトでも良い。
感想一言でも良い。
長々とした考察でも良い。
綺麗に140字へ収めたレビューでも良いし、
特定のキャラに萌え狂って絵だの文だのぶちまけ正々堂々とSkeb依頼を出しまくるオーバーリミッツ状態でも構わない。

(こういうスクショでDLキメること多い)


さらに私がフリゲ探しにおいてとても助かっているのが、これ。

「いいねされたら○○する」系のタグで成されるフリゲ語りである。
フリゲ関係のコンテストや大会が増えてきた昨今、ひょっとするとこういったタグはフリゲレビュー部門として包括吸収されているのかもしれないが、とにかく私はこの手のタグをやるのも見るのも好きだ。

フリゲ語りには、効用がある。
プレイしなければわからない、一度起動して初めてわかる、そういった絶妙な需要に応える情報がごろごろと転がっているのである。
すなわち。
前述のような性癖に合うフリゲと、いともたやすく出会える! ヒャッハー!!


Twitterに限らず、きっと、どこでもこういった情報はあるのだろう。

延々とフリゲの話が流れゆき、反応したい者だけが反応し、そうでないものは粛々とあるいはにぎやかにフリゲを遊ぶ……。そんな界隈がもう生まれて根付いているのかもしれない。


しかし!
受動……ッ!!


悲しきかな、私はTLを見ながらポテチをむさぼるナマケモノ。
あいにく当方、熱意をもってガンガンと開拓するような冒険家スピリッツは装備できないのである。

もっと言えば、Twitterの相互フォロワーがプレイしたりTLに流れてきたりする作品をプレイする方が、圧倒的にアタリが多くて楽なのだ。
(※ここでのアタリとは私の好みに合うという意味であり、この世に存在するフリゲは全て誰かのアタリです※)


長年ツイッターと親しんできた。
また、1から始めるのか?
押し付けることなくフリゲを熱く語り、押し付けられることなく進んでイイネと感じ作品公開ページへ飛ぶ、そんな日常をまた1から構築していかねばならないのか。
スキルポイントの振り直しができないゲームで死にステに極振りしてしまったかのような心地だ。進むこともできなくはないが徒労でもある……。


皆様はこれからどこでフリゲデッキを構築していくのだろう。
寝っ転がりながら「おっ遊んでみるか」と指先を伸ばせる環境。さほどディープな交流はなくとも味わえる、好きフリゲを共通点とする盛り上がり
これらを最も味わえるのはどこになるのだろう。


フリゲ界隈と一言で言うはたやすい。
しかしここは広い広い大海原。好みに合う作品との出会いはもはや奇跡。
願わくば、まるで喫煙所の見知らぬ他人同士のような、だらりと居心地の良い距離感でフリゲを嗜める空間が、今後とも在り続けてほしいものである。

まあ私、たばこ吸わないんだけれども! 



おわりに

普段はここでフリゲ感想ブログ書いてます。
あなたとフリゲの素敵な出会いに乾杯!


おまけの好きフリゲ語り(最新2022年版)

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