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【経営者向け】マネジメントお役立ち記事

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マネジメントが楽になる「識学理論」をわかりやすく解説しています。経営者・管理職向けの内容です。
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#社長

360度評価の注意点を識学的に整理してみる。

弱者を守るための経営と見なされている「360度評価」の注意点について解説していきます。360度評価には多くのメリットがありますが、これを採用すればあらゆる組織が例外なく成長するというわけではありません。360度評価を導入するか迷っている人や、すでに始めたけれどもいまいち効果が感じられないと悩む人にとっては、本記事が助けになるはずです。 360度評価とは 働きたい会社の理想像は人によってさまざまですが、働きたくない会社のイメージは割と似通います。それは、利益ばかりを追いかけて

60名の営業組織を管理していた時の失敗を「識学」で振り返る

こんにちは。識学講師の本田務(ほんだつとむ)と申します。 私は、識学のコンサルタントになる前に、某東証1部上場インターネットグループの子会社における営業責任者として、6拠点、60名の部下を管理する立場にいました。 責任者である私と一般職の社員の間に、部長、課長、係長、そして主任がいましたが、当時の私は部長や課長を無視して、係長や主任、一般職の社員にまで直接指示を飛ばし、週報のチェックまで行っていました。 今回は、そんな私が犯してしまった失敗談を披露し、マネジメントはどう

社長が「トッププレーヤー」として会社を引っ張るべき、というのは思い込みかも?

社長やリーダーがトッププレーヤーとなることが、組織を引っ張っていくには大切なことだと思っていませんか。 もしかしたらそれは思い込みであり、間違った方法を実践しているかもしれません。 社長がトッププレーヤーであってはいけない組織のリーダーが、「人の先頭に立ち、模範となる行動を実践すること(率先垂範)」は大切なことです。しかし、マネジメントとしてその率先垂範となる行動内容を間違えると、期待するような結果は得られません。 「誰よりも高い実務能力がなければ社員に示しがつかない」