読書記録2

20歳の自分に教えたい資本論 的場昭弘

20歳じゃなくてもいい気がする題名

マルクスは資本論などで、資本と科学の関係について、
企業の近代化は科学の発展によって成し遂げられるのではなく、
ただ資本家が「これを利用すれば儲かる」と思ったその気持ちによって成し遂げられる。
→利他的な資本家はいるのか、儲かる・儲からないの基準で考えている時点で、利己的な人間?

1日数分パソコンに向き合うだけで巨万の富を生む生き方より、
労働者として自覚をもっていかに地に足をつけた働き方を考えるか、
広告や金融などの資本主義にどっぷりつかった職種ほど、
資本主義の枠をこえたときに何もできないが、
労働で培った技術や経験は非資本主義でも活かせる
→広告や金融を全否定するのは?だけど、
自分で導き出した力や方程式だけがいつの時代にも通用するという理解

環境ビジネスは在庫一掃、資本家にとっては
既存のものが悪となったら、新しいものを買わざるを得ない
→技術が発展してものは長持ちするようになっているけど、
それだと売る・買うの速度が鈍くなり、世の中は回らない。
わざと壊れるようにするなどの世の中の幸せ的にはNGなことを、
世の中の幸せにつながるもので考えようとした結果がSDGsか?
それともどこかに気が付いていない建前からは見えない欺きがあるのか?

結局、脱成長な社会主義が求められる?
ただし、国が管理するのではなく、個人の意思で管理していくことが必要
そのためには、あらゆることを自分事として捉える人がマジョリティになる必要がありそう?
そんなスマートなひとであふれる社会なんてあり得るのか?

追加で読んだ方がよさそうな本
資本論
プロテスタンティズムと資本主義(結局資本主義が何なのか分からないので)
未来のプルードン



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