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明日になればまた続く

2021年12月12日。
寺田蘭世は今日をもって乃木坂46を卒業する。
最後に文章を残しておきたくてこれを書いている。いっぱいの感謝を込めて。伝えたいことは最後のミーグリの時に読んだ手紙に全部書いたけど、最後だから。


好きになったのは2015年の秋ごろだった。きっかけは覚えてないけど、単純に可愛いなぁって思ったんだと思う。それから6年、いろんなことがあったけど振り返るとあっという間だったなぁ。

はじめて会ったのはサンエトのサイン会で、それが私にとってはじめてアイドルに会う瞬間だった。こんなに可愛い人とおはなしができるんだって驚いたことを覚えてる。はじめての握手会も蘭世で14枚目シングルの時。話すのが得意じゃなくて、ライブに行っても握手会には行かないよって思ってたけど、それから毎シングル少ない握手券を握りしめて会いに行ってた。好きな人に会いたかったから。

蘭世の前向きな力強い言葉に何度も何度も助けられた。あの時の言葉に助けられたよって伝えるとちゃんとそのことを覚えていてくれて。辛い時期に助けられて、背中を押されて、蘭世のおかげで頑張ってこれた。

仲良くなれたのははじめて会いに行ってからだいぶ経ってたけどセラミュの期間。もともとセーラームーンが好きだったわけじゃないけど、セラミュを見て大好きになって、あれも伝えたいこれも伝えたいってテンション高くたくさん会いに行ってたからだと思う。1番お互いに声が大きくなった握手もその時だったなぁ。セラミュがなかったらこんなにも蘭世のことを好きじゃなかったかもしれないくらい大事な期間だった。

2018.10.21 個握@幕張
「最近特に会いに来るのが楽しくて」
「おっ、ほんと?」
「うん、アイドルとファンだけど、少しは仲良くなれたのかなぁって」
「なれてるよ、仲良くなれてる」
「そっか、よかった、、、大好き(超小声)」
「うん、いつもありがとう」

2018.10.13 個握@幕張
名乗ってないし名札もしてないからこっちの名前は知らないし、特別覚えてとか言ったことないけどそれでも覚えてくれて毎回反応があるのはやっぱり嬉しい。「あっ」とか「おっ」とか「久しぶり」とか「いつも有難う」とか。そういうのが好き。そういうところが好き。

卒業発表があって、ほかのメンバーの時はいつも泣いちゃうけど、蘭世の時は全然涙が出なくて最後のライブくらいまで泣かなかった。はじめて経験する推しの卒業に感情がよくわからなくて、ぐちゃぐちゃで、それくらい特別だった。

ライブまであんまり泣かなかった分、ライブではボロボロに泣いた。本当に素敵なライブだった。十分にお別れを言えないこともあったなかで最後にああしてライブがあって、ドレスを着た姿がとっても綺麗で、そしてあの場所にいることができて、幸せだった。心から。

ライブだけじゃなくてずっと夢だった写真集もあって、どれだけ恵まれた卒業だったんだろう。それは蘭世がここまでまっすぐに偽りなく頑張ってきたからだと思う。可愛いも綺麗もカッコいいも全部あって、蘭世が全部詰まってて本当に素敵だった。振り返ったカットが多くて、どこかお別れをしてくれてるようでたくさん泣いた。インタビューも家族でのインタビューも素敵だった。最後に蘭世が寺田蘭世を思いっきり表現できる場所があってよかった。寂しい人は写真集見てねってことだからたくさん見るね。一生の宝物だ。

最後のミーグリはnoteに書いた通り。

最後のライブもあって、写真集もあって、最後にこうして想いを伝える場所もあって、それを全部覚えていてくれて、こんなに幸せなことはない。本当にありがとう。


この6年、いいことばかりじゃなかったかもしれないけど、それでも全部よかった、楽しかったって今思えてる。幸せだった。寂しくて寂しくて仕方ないけど、でもいつも一緒だよね。幸せになろうね。幸せでいようね。

今日のメールも嬉しかった。明日からも世界は続いていくから、お互いに頑張ろうね。たくさんたくさんありがとう。


ずっと大好きでした。
またね。

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