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石と言葉の #ひかむろ賞愛の漣 (さざなみ) 開催のお知らせ

こんにちは。 天然石のお店 ひかりのいしむろ店主あゆみです。

さて、今日はみなさんへお知らせです!


2月に「石と言葉のひかむろ賞」を開催いたします!


「"石言葉"からイメージして書いてみよう」という作品募集企画です。

花に花言葉があるように、石には石言葉があります。石の色や構成成分、成り立ち、伝説などから、石は様々な言葉を持っています。


2月の石(誕生石)は、アメジスト(紫水晶)です。

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アメジストは、愛の守護石とよく目にしますが、特に高い次元の愛情、”慈しみ”を司る石です。

書籍やインターネットのサイトには様々な石言葉が掲載されていますが、ここでは私の手元にある書籍から抜粋をさせていただきます。

<精神的な愛の願いを叶える>
霊的な次元を高める紫のアメジストを身近におくと心身を深く癒し、同時に精神を高い次元への成長させ、冷静な判断力、直感力が備わるのです。また、愛の願いを叶える石とも言われています。それは肉体的欲望からの愛ではなく、精神的に充実した「真実の愛」。家族や職場など、身近な人に対し慈悲深い心を持てるようになるでしょう。(「パワーストーンの教科書」新星出版社 より抜粋)

上記、やや独特な言い回しもありますが、一言で言うならば慈愛と言えるのではないでしょうか。激しい愛というより、慈しみ深いしみじみとした精神的な愛情。

そこで、今回のテーマは愛の漣(さざなみ)とし、作品を募集したいと思います。

2月にはバレンタインもあり、愛について思いを馳せることも多いかもしれません。

いわゆる異性間あるいは同性間の恋愛はもちろんのこと、それだけではなく親子、家族、友人、動物、自然、あなたの愛と想像のおよぶ全ての範囲の愛が対象です。

フィクション、ノンフィクション、形式は問いません。なお、石自体や石言葉は登場しなくてまったく構いません。(登場してもOKです)

なお、この企画では僭越ながら選考もさせていただきます。(賞については後述)選考基準は、どうしても私の主観や好みが入ってしまいますが、アメジストらしいお話という軸を置いておきたいと思っています。

また、応募いただいた作品は全て「石と言葉のひかむろ賞」マガジンにまとめさせていただいた上で、応募いただいたことへの感謝を込めて、このマガジン上でご紹介させていただければと思っています。


みんなで書いて、そして読む。

普段とは違う作風にチャレンジするもよし、知らなかった人の文章に触れるもよし。

noteの街はどんどん人口が増え、すべての方の文章を読むことはできませんが、いわゆる"私設賞"と呼ばれている企画は新たな書き手と読み手の出会いのきっかけになっていて、私も書き手としても読み手としてもその恩恵にあずかっており、主催の皆さんへとても感謝しています。

石と言葉のひかむろ賞も、あなたのきっかけの一つになれたら幸いです。


アメジスト8

(ひかむろいしむろの過去作品より)


募集要項

テーマ
愛の漣(さざなみ)
(いわゆる異性間あるいは同性間の恋愛はもちろんのこと、それだけではなく親子、家族、友人、動物、自然、あなたの愛と想像のおよぶ全ての範囲の愛が対象です。激しい愛というより、慈しみ深いしみじみとした精神的な愛情。)

スケジュール 
募集期間:2020/2/8(土)00:00〜2020/2/16(日)23:59 
結果発表&作品のご紹介:2/25(月)〜2月末の間

※万一発表が3月へずれる場合はこのマガジンでご連絡します。

文字数・種類
・100字以上4,000字まで
・川柳/俳句/短歌/詩/小説/エッセイその他 
・文字数を超過しなければどんな作品でも構いません。

ただし1応募あたり、川柳/俳句は5句以上、短歌は3首以上でお願いします。(詩歌は短い文字数の中に凝縮させる魅力がありますが、それでも小説やエッセイの字数が多いもののインパクトが強く、選考でバランスが取りづらい可能性を考慮してのお願いです)

応募方法・条件
(1)ひかむろマガジンをフォローしてください。(2月中はフォローし続けてください。その後外していただいても構いません)
(2)募集期間中に #ひかむろ賞愛の漣 のタグをつけてnoteの記事を投稿してください。他のタグもつけてOKです。必ず無料で公開してください。

※一人当たりの応募作品数は制限しません。何作でもご応募ください。
※光室あゆみのアカウントフォローは必要ありません。フォローは嬉しいですが、選考には一切関係しません。


アメジストってどんな石?

アメジストの鉱物データ、言われや伝説、ひかりのいしむろのアメジスト作品、オーダーメイド用のアメジストをこちらでご紹介しています。ぜひご覧ください。



メンバー紹介

さてここで、今回の企画に大きなご協力をいただいたメンバーとサンプルとして寄稿いただいた作品をご紹介します!


まずは、「人」と「未知」の狭間を書く「あわいの小説家」千羽はるさんに"愛の漣"をテーマに小説を書き下ろしていただきました。(千羽はるさんには、石と言葉に心酔する仲間として、小説限定部門の賞の選考をサポートいただきます。)


そして、手作りブックカバーのお店 心象風景の店主でもあるマルチアーティスト Koji(コジ)さんには"愛の漣"をテーマにエッセイを書き下ろしていただきました。(Kojiさんは選考のお手伝いには入りません)


追加で寄稿をいただきました

この賞を象徴するような詩を寄せていただきました。あずきさん、ありがとうございます。


※上記3作品とも、皆さんにアメジストのイメージを掴んでいただくためにも石言葉にかなり密接した表現や石そのものが登場する場面もありますが、実際に応募いただく作品では石言葉や石そのものが登場する必要性はありません。(登場してももちろん構いません)



賞・プレゼント

①愛の漣賞 1名(大賞:全作品対象)
アメジスト結晶 & ひかりのいしむろクーポン1000円分
(結晶の場合、以下の結晶1点あるいはプチサイズから一番最初に2点を選んでいただけます。)

<結晶 3cmくらい 太め>

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②ひかむろ賞 1名(詩歌限定賞)
アメジスト結晶(プチ)1点 & ひかりのいしむろクーポン500円分

③千羽はる賞 1名(小説限定賞)
アメジスト結晶(プチ)1点 & ひかりのいしむろクーポン500円分

②③の受賞者様には、以下の結晶から1点を選んでいただけます。(もし同じものが指名された場合は②→③の順番。違うものが選ばれる事を祈ります...!)


<アメジスト結晶 3cmくらい 細めA>
とにかくめっちゃ透明できれいです。

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<アメジスト結晶 3cmくらい 細めB>
上のより紫が濃く、筋がよく見えます。

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<アメジスト結晶 2cmくらい A>
右下ミニミニポイント入り、よく見ると赤いゲーサイト入り。

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<アメジスト結晶 2cmくらい B>
バランスよく生えていてお城みたいなイメージ。

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<アメジスト結晶 1cmくらい>
一番紫が濃く、隣に超ミニポイントがあるのも魅力

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※結晶を発送するために後日発送先をお伺いいたします。結晶は不要な場合は発送しない事も可能です。また郵便局留めの発送も可能です。

※今回は思い切って全ジャンルで行ってみよう!という試みで、少し詩歌や小説に重きをおいたバランスにさせていただきました。第二回ができそうな場合は、今回の様子を見てバランスは調整する可能性もあります。


このアメジストの結晶たちは他の角度からも撮ったので、またどこかでお披露目したいと思います♪


主催のつぶやき

私は幼稚園の頃からの石好き、小学生の頃からの本好きです。大人になるにつれ、どちらからも離れていってしまいましたが、心の底ではずっと好きで。noteを書くようになってから、再びそれらに親しむようになりました。

私は、石と言葉は、心に近いという点で似ていると思っています。心は目には見えず、色もなく、触れることもできません。

それでも私たちは、人間のもつ能力の一つ、言葉で、その動きや色をなんとか表わそう、可視化しようとする。正確に写しとることはできない中で、創意工夫する。読み手はその言葉を追って、自分の心で復元しようとする。極めて不確かな糸を辿るような人間らしい行為、それが文芸というような気がしています。

一方石は、目に見えない力で人の心に近づくことができます。言葉にはならない速度だし、そもそも目に見えないフィールドの話だったりする。それでも、目に見えない心をすくいとるものとして、言葉の横にもう一つ、私は石を置いておきたいのです。

(石は、私にとって自然や宇宙のメタファーなので、これは石に限りません。土だって草だって海も川も、石と同じく心に近い、なぜなら私たち人間もまた、自然だから。ただ、ここでは便宜上その代表として"石"を置いています)

石がその性質や言われから携えている"石言葉"。

石言葉を読んだ時、あなたの心に触れた時の響きやビジョンをキャッチして、ぜひ心ゆくまま言葉を紡いでみてください。

それでは、2月の石アメジストを彩るたくさんの自由な作品、心待ちにしています!!


また、このタイトル画像のアメジストたちや、プレゼントの結晶について、また改めてご紹介したいと思っていますので、そちらもお楽しみに!


<追記>


***


この企画、ふと思いついたものなのですが、そのヒントには上にサンプル作品を寄稿くださったKoji(コジ)さんの企画、名付け親たちがあったように思っています。これは彼女が描く心象風景(抽象画)を手がかりにみんなで文章を綴る企画で、筆者みんなの感性が満開の花束のように咲き誇るマガジンになっています。よかったらこちらもぜひ見てみてください。


また、千羽はるさんは以前にも石の物語を贈っていただいたことがあります。石と人の奏でるハーモニーに、私も深く共鳴するものがありました。石好きさん、ぜひ開いてみてくださいね。



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