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8ヶ月で400名に提供!タロット占いは「人と話す糸口に」スタート 元義肢装具士の よろず屋 ぜのん

どこか飄々とした、穏やかな印象のぜのんさん。私あゆみむが会社を辞めようかと悩んでいた頃に受けたのが、ぜのんさんの無料タロット占いでした。

悩みを否定するでもなく、タロットカードを使っていくつかの考え方の選択肢を提示いただけて考えやすくなりました。ぜのんさんの占いは当たるかどうかよりも現状を受け止めてもらい、かつ客観的な目を持てる貴重な時間。

そんなぜのんさんの「よろず屋」は今年2022年の7月1日からスタート。タロット占い、お話聞き、ヒーリング、引っ越しやその他なんでも、時間貸しサービスも提供されています。例えば焼肉に一人で行きにくいときにぜのんさんを連れていく!など「一人で何かする際に同行する」ことも可能とのこと。

特に、ぜのんさんってどんな人?と気になっている方に、読んで知ってもらえたらとてもうれしいです。

#推し名鑑   とは:あゆみむ的推しアーティスト様(音楽、ファッション、パフォーマー、ハンドメイド作家等、ジャンル不問)をご紹介し応援するインタビューシリーズです。(聞き手: あゆみむ)

話の糸口にと、タロット占いを始めてみました

タロット占いは今年2022年の正月明けから始めて、ちょうど400人くらい受けていただきました。そのうち380人くらいは無料でそのあとが有料実績です。今は定職もないので収入にもできたらいいなとも思いますが、タロットを始めた一番の動機は「気軽に人とコミュニケーションを取りたい」でした。僕はコミュニケーションが苦手だという認識がずっとありまして、話す理由がない人との糸口になったら素敵だな、と。

実際、例えば初対面のメンバー同士で気まずい雰囲気の時「タロットができるんですよ」で、少なくとも気まずくない時間になり、うまくいけば楽しい時間になります(笑)初めましての人とは、挨拶がわりにタロットしてます。むしろやらせてもらって嬉しいくらい。

タロットを通じて仲良くなれたり、次の出会いに繋がったり。始める前と比べると関わる人数が10倍くらいになりましたね。

狭くて深い人付き合いから、広くて浅い人付き合いへ

昔、幼少期の頃は箱に入れられて生きていたような、決まった形にさせられていたような感覚でしたね。自分が何を考えているのか、何が苦しいのか、全くわからなかった。自分を表現する言葉を知りませんでした。

子どもの頃は集団の男子グループのメイン層からはハブられがちで。そのまま「狭い人間関係の中での密な人付き合い」を続けていたのですが…. 年齢を重ねるごとに行き詰まりを感じだしていました。

ある時Twitterを通じて、当時出会ったしんろくさんという方の「しんえん」という、音楽やその他活動されている方の多い異業種交流会的なイベント等に行き始めてから「うっすら仲良くしてる人がたくさんいる状態」の価値を感じ出しました。

もしかして「狭い人間関係で密に付き合うより、広い人間関係で薄い付き合いの方が、広がりが大きく豊かに生きられるのでは」と感じ出したんですよね。人間関係が密だとお互いを縛ってしまうこともあるし、広い人間関係なら「厳しいな」と思ったら気軽に距離を取れますし。もちろん広い付き合いから気の合いそうな人とさらに仲良くなれても嬉しいですが、そうならなくても楽しいものです。

同じ毎日だと飽きてしまうので、月に1,2回くらい「こんなことします、一緒にやりませんか」と募集してます。お肉食べたり、スイーツ食べたり、「虫を食べてみよう」なんていう回もありました。(笑)そこで仲良くなれても嬉しいし、お互い知り合えるだけでもありがたいことです。


人との関わりがほしかった

昨年の秋まで僕は義肢装具士をしていまして。義足やコルセットなど整形外科に関係する器具について患者さんとお話しながら寸法を測りつつ、営業の側面の強い仕事でした。

元々ものづくりが好きで二十歳で工場の仕事に就いたのですが、毎日同じ仕事で苦痛で、ものを作るにしても人と関わったり相手の反応を見れる仕事だったやりがいがあるかな、と思って義肢装具士を志したんです。実際にやってみると、価値のある仕事ではあるのですが僕にとってはやりがいを十分感じるとは言いづらかったです。自分が頑張ったら相手が喜んでくれるのではないか、と期待していましたが…そう簡単にうまくはいかないものですね。

患者さんのための行動をするとお仕事として成り立たず、結局決まったことまでしかできません。たとえば義足の合う合わないはその方の体調による部分なども多いのですが、何度もその方のところへ調整しに通っていたら採算が取れません。ご自身で調整できれば良いのですが、それもなかなか難しく。
当時、1日働いて帰りに近くのスーパーで安い惣菜を買って食べて寝て、朝また仕事に行く生活には正直何も楽しさを感じられませんでした。そんな中でしんえんで知り合った何人かとたまに遊んだりして、ずいぶん気持ちが助けられたなあ、と今でも思います。

相手の方も、自分自身もよくなるヒーリング

前述のしんろくさんは整体師やヒーラーもされているのですが、しんろくさんが周りの方々にクオンタムタッチヒーリングをして皆さんがよくなった、痛みが減ったなどおっしゃっていたんですね。それを聞いて自分でもできたらいいなと思い、師事したのが僕のヒーリングの始まりです。元々姉のアトピー症状を見ていて、何か自分にできることはないかと思っていたのでぜひやってみたいと思いました。

実際に僕の施術で楽になったと言ってもらえたり、寝てしまった方も。姉には「まだよくわからない…けど、気持ちが嬉しいよ」なんて、なんだか残念ではあるけど嬉しい言葉をもらっています。(笑)

クオンタムタッチは相手を癒す側面もありつつ施術者の人生が自動的によくなる効果があるらしいんですね。その辺のエネルギーが集まり、施術者は漏瑚(じょうご)の役割を果たす形で施術されている方に流れていくから(施術者にもエネルギーが流れるので)施術している人にも良い効果があると言われているので、そんな効果も狙って励んでいます。

最近の面白いインプット

タロットやお話聞きのお悩み整理などのために色々な対話術を勉強しているのですが、それとは別に、実は"魔術"を勉強しています(笑)怪しげですけれども、なかなか面白いですよ。アメリカの書物の日本語訳を読んでいます。魔術といっても禍々しい材料を煮込んだりすることはありません(笑)

以前より私は「願望ノート」と「瞑想」を合わせて実践をしています。願望ノートに「叶った」形で願望を書き、その上で瞑想をします。ある程度深い瞑想ができると、書いたことが届けられ自動的に叶えてくれる、という仕組みらしのです。最初は「なんだそれは(笑)」と思いましたが、何年か前に書いたノートの内容は叶っているものも多いし捨てたものでもないのかな、とは思っています。

一部が願望ノートのやり方と結構似ている部分があり、意外と何か共通する部分もあるのかもしれません。これからも「面白そう」と思ったことは積極的に学んでいきたいと思っています。

ちょうど良い距離感を求めて

先日、一緒に暮らしていた女性とお別れをしたことで「自分は人と深いコミュニケーションをとって生活を共にすることはできないんだな」という思い込みが自分の中に作られているのを感じています。本当はそんな悲観的に思う必要はないのだろうとは思いつつ、そう思いたがっている自分がいるのがわかります。(笑)

そんなわけで、結婚してくれるような人ができるのは嬉しいですが、いないならいないでいいのです。ただ一人で生活しているのは寂しいものはあり、今は空いている部屋に友人に使ってもらっています。私は異性愛の人なのですが、男同士でも一緒に暮らすのは楽しいものです。

もし、一軒家などを借りて4〜5人とかで住めたら、ちょうど心地よい距離感で人と暮らせるんじゃないかな、と考えています。アパートで隣同士に住むでもいいけれど、どうせなら一軒家の方が家賃も抑えられるし相互扶助的にいいな、と。私は今42歳なのですが、調べると一般募集が出るようなシェアハウスは40歳までが多いようです。それなら自分でシェアハウスを作ってみようかと、やり方を模索しているところです。

可愛いポーズにつきあってくれるぜのんさん


ぜのんさん、今回はお話お聞かせいただきありがとうございました!またいつか困った時、相談させてください。

「ぜのん」は、中学生時代にご自身で描いていた漫画の主人公の名前とのこと。カタカナの「ゼノン」よりもやわらかくどこか間抜けな印象もあり、気軽に接してもらえたらと思って名乗っています、とおっしゃるぜのんさん。

気軽に相談できる相手を探している方は、ぜのんさんは"ちょうど良い"かもしれません。Twitterで、タロット占い関係や、日々の活動など更新されているのでお人柄も掴めるかと思います。気になる方はフォローしてみては?


▼よろず屋ぜのんさんのお品書きはこちら!


ぜのんさんとヒーリング交流会実施の記念に
(あゆみむはレイキヒーリングもたまにやっております)

この記事を書いた人:あゆみむ

応援ライター。あなたのお話をお伺いし、読んだ人をファンにする文章に仕立てます。お話するのが苦手な方でも大丈夫です。積極的に質問しますが、嫌なことを無理には聞きません。活動を発信したい方、お気軽にお問い合わせください。記事掲載場所はあゆみむnote( #推し名鑑)でもご自身のHPやnoteなどでも可能です。


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