後悔は、片っ端から捨てていけ
毎日、気づくと胸の中に灰色のブロックが積まれている。人と会話するたび、増えていく。うっすら重くて、すこし苦しい。
「話しかけるタイミング間違えた」
「話す順番逆にすればよかった」
「こう言えばよかった」
「自分が話しすぎた」
「笑顔が足りなかった」
どうせ大したことではない。わかっている。別に、普通に仕事してるし人間関係だって良好だ。ただ、やっぱり人とうまく会話できない感はぬぐえない。
もっと、話を聞ける人になりたかった。お話がうまい人になりたかった。ユーモアがわかるひとになりたかった。もう、嫌になってしまう。
でも、どんなにうまくいかなくても必ず明日は来て、毎日人と会う仕事をしているので、やはり翌日も人と会話する。
なので、後悔は、片っ端から捨てていくことにした。嫌になったら終わりである。
起こってしまったことは仕方がない。そして、私がどんなに反省したとして、どうせ相手は何も感じていないことがほとんどだろう。
無限に湧いてくる後悔、嫌な気持ちに引っ張られて落ち込んで、パフォーマンスがさらに下がるくらいなら、後悔なんてどんどん捨てていこう。
自分の事がゆるせない。って、草。
ふと、そんな声が聞こえた気がした。
ねえ、まだ現状否定し続ける気?ゆるしなよ、早く。否定したい自分も仕方ないなって流さないと、そこから先に進めないんだから、もうゆるすしか道はない。
積まれ続ける灰色のブロックを、大事に持ってても何も生まない。次こうしようって決めたらすぐ捨てて、笑えばいい。また同様に積まれても、また一度手にとって見て、すぐに捨てて、そして笑えばいい。
事実、人と話せてる。うまくいっている。大丈夫。
そう言い聞かせて。
身軽に行こう。軽くさえしとけば、前に進める。
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