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【エッセイ】あゆみむの感じたり考えていること

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ライターあゆみむの、日々の心を書き留めた忘備録。ジェンダーレス、ノンバイナリー、発達障害グレーゾーンADHD/ADD、人が苦手で人が好き。一瞬の記。随想録。
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#コラム

ママには幸せでいてほしいし、私も私で幸せでいたいから、もう本当のことは話さない。

ママのことがとっても大好き。それはもう一生変わらない。それでも、私たちの価値観はずれていて、私はママの望む世界では生きられないし、ママは私の行動を理解できない。 私は30代、母は70代。 私はこの世界はおかしいと思ってきた。満員電車は意味不明だし、お金のために働くのは嫌だし、そんな必要ないはずだ。人はもっと自然に生きられる。「お金がなくて死ぬ」なんて普通にありえないでしょ。お金より人間の方が先に生まれてるんだから。 ママは、ある程度の健康は犠牲にしてでもお金は稼がねばな

楽しさのおすそ分けをできる人になりたい

みんなが言ってる。自分にできることってなんだろうって。 思い出すのは、ニーバーの祈り。私はキリスト教信者というわけではないけれど、行き詰まると立ち返る言葉の一つ。 (以下一部抜粋) 神よ、変えることのできないものを静穏に受け入れる力を与えてください。 変えるべきものを変える勇気を、 そして、変えられないものと変えるべきものを区別する賢さを与えて下さい。 そう。コントロールできないことに注目してどうこう感じるよりも、自分ができることをしたほうがいい。それしかできな

性的な話は"体"に直結しているからいやだ

卵子の賞味期限についてというnoteを書いた。 noteの街を歩いていると、性的な話を積極的にあるいは思い切って書く人がけっこういて、そういった書き手のみなさんに励まされるように書いた。 (追記 このタイトルは、性的な話を書く人の話が嫌だという意味ではなく、私が自分で自分の性的な話を書くことが苦手な部分がある、という意味です。) 私はそういう話、つまり性的な話をするのはひどく抵抗がある。 いや性的な話をすること自体は構わない。下ネタも攻撃的なものでなければ何も思わない

卵子の賞味期限について

ギリギリに滑り込む癖がある。 noteのお題や企画への参加タイミングも遅い。夏休みの宿題は最終日にやるタイプだ。交流のある人にはこの癖、多分普通にバレているだろう。 ギリギリにならないとやらない一方、ギリギリ間に合うタイミングを察知しているようなところがある。もし締め切りを伸ばされたら、延ばしてもらった分だけサボってしまう。今もまさに年末までのお題にギリギリになのにこんな余談を書いている。 12月、自炊がほとんどできない時期があった。賞味期限がそこそこ長いはずの卵を6個

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親しくなったら敬語はいらない派です

もう結構前のことでDMを遡るのも大変だからしないけど、ある時noteで出会った人たちとの(文字上の)会話で、もう敬語いらないよね的な会話をしていた。というか、私がそんな話をした。 その会話の中で「デスマスクなしで!」という、最高にツボった誤字も誕生した。(彼女の誤字は非常に早いタイピング、返信速度のためであることを補足しておく。即興の芸術。あまりに良かったのでこのnoteのタイトルを「デスマスクが外れる時」にしようかと思ったけど、それは我慢した。) これは、最近noteか

幸せにだけは、なりたくなかった。 #幸せをテーマに書いてみよう

きれいに整えた地獄の中を這い回って、必死の思いで掴んだものを幸せだとか呼んだりもする。もっと楽に生きていいよなんて言われても、慣れ親しんだ場所から出て行きたくなどはない。 それが"普通"の生き方だろう。 それって普通じゃないよ、と思う人、地獄を整える必要のなかった人については、ごめんねここでは省略させてもらう。 その"普通"の輪郭を、ゆるめられたらと思って書く。 結論、私たちは全員、幸せになるようにできている。 最近そんな考えを持ちました。 生まれもった、ありのま

私の半分はあなたでできている

どこからどこまで私だろうか。 飲んだ水は私になり、読んだ言葉も私になった。私が書いた文章もきっと誰かになっている。究極、この体を脱いだら私は世界なのだから、別に。 私の全部が私であるというのはあまりに傲慢な主張かもしれない。 それでも私はもう少し、私で私を充したい。 転職活動と人との付き合い方について最近感じることを徒然に書こうと思います。 志望動機の筆が重いよし久々に転職活動をしようと思い、ここなら私がやりたいことができるはずだと或る会社に応募したところさらっと落ち

いつも何かを「やらされ」ていて、「やりたい」ことを永遠に探し続けている

打てるだろうか。そのサイクルに終止符を、今回こそ。 私はやりたいことがわからない 一番古い記憶は中学の頃。都内に通っていた私は、最寄り駅から5分ほどで家に着く。途中の桜並木の坂道で私はすでに嘆いていた。 「私って、自分のやりたいこともわからないんだ」 はたと気づいてしまった。どこにも手が届かない真空の暗闇へ突き落とされたようで、所在無く浮く。呆然と涙が流れた。その真空は印象深く、しばらく私の夢や描く絵のモチーフになっていた。 その次の記憶は大学生の頃。先日のn

良い思いをするまでは死にたくない

私は人が苦手だった。正確には、人と関係を築くことが苦手だった。初対面で話しかけるのは得意な代わりに、食事に誘うことがなかなかできなかった。不和を恐れて自己主張をしないから、けんかになることもありえない。 踏み込むのも踏み込まれるのも落ち着かないから、今までの人生、建前の付き合いをしている時間が長かったと思う。 私の本音は、紙の日記帳や、大人になってからはその代わりになっていたメールボックスの下書きだけが聞いていて、その後、ブログやnoteというインターネットサービスに載る

noter年齢のギャップ萌え

noterの年齢がTwitter上で(そしてnoterと会った時も)話題になっていたのちょっと書いてみよう。年齢ってマジでどうでもいいと思いつつも、なんとなく気になっちゃう二文字だったりする。 どう話題になっていたかというと、noterが書かれたnote(あるいはTwitter含む場合も)のイメージより実際は上だった、下だった的な話だったと思う。私も、あるある。え、この人こんな年だったのか!って思ったこと。 その瞬間を一言でいうと、ギャップ萌え。(萌えという言葉にキモさを

一歩一歩、厳しい世界に近づいていた。

弱音を吐くには早すぎるかもしれないけど。私は早くもつらくなっていた。これを書ている時点で自覚して踏みとどまったので安心してほしい。でも、私はきっといくらでも、慣れ親しんだ厳しい世界の引力に引き寄せられてしまう。毎回、はやく自覚して足を止めないといけない。 *** 嫌われたくない先日、イベントの告知記事(続編)をなんとかまとめた。なんとか早く出そうとして私にしては短時間で作ったこの記事から、魂が抜けていたのではないかと不安になった。 「最後に」のパートだけは抜けていない自

マイノリティの生存戦略。「みんな」に背を向けて。「わたし」と「あなた」をたいせつに。

「マイノリティ」って響き、悪くない。むしろ、他とちがってかっこいい。ただ、自分が平均値から外れていると、マジョリティよりも苦労することもある。左利きの人ってさ、左利き用のはさみ、どこで買ってるの? *** おはようございます、原口あゆみです。昨日はこんな記事をお送りしました。4年前に書いた、ちょっとやんちゃな言い切り系。 自己肯定感が低く、意識の高い就職活動生へ。「社会を見る」「経験を積む」ためだけの新卒入社は人生の無駄使いかもしれない。 そしたらなんと、まさに就職活

私たちのつながる理由、読む理由、買う理由

「noteと購買の関係性」について、私、難しく考えすぎていた。たぶん、拍子抜けするくらいシンプルだった。マーケティングとかSNSとか言うから分からなくなっていたのかもしれない。普通の人間関係と全く同じだった。 「売りたい」「売れたい」という気持ちは、そんな当たり前のことを分からなくさせてしまうんだな。とびっくりした。 *** おはようございます。原口あゆみです。私は4月noteを始めて、6月から小さなお店を始めました。少しずつ読んでくれる人が増えて、作品紹介のインスタ

星に願って叶うわけ

短冊に願い事、書きましたか? 私たちは、近所のスーパーで短冊シールに書いてきました。 星に願いを。 って…言われても。願いがないと書けないよね。 自分がどうなりたいのか、何がほしいのか。 自分の気持ちを再確認するいいきっかけなのかもしれない。 驚くことが、不思議に起こる普段埋もれがちな、自分はこう思ってるんだ!願ってるんだ!こうなるんだ!って気持ちを思い出すと、力が湧いてきて、何かが動き出す。 気持ちをしっかり持っていると、星やその他いろんなものがます