マガジンのカバー画像

【エッセイ】あゆみむの感じたり考えていること

110
ライターあゆみむの、日々の心を書き留めた忘備録。ジェンダーレス、ノンバイナリー、発達障害グレーゾーンADHD/ADD、人が苦手で人が好き。一瞬の記。随想録。
運営しているクリエイター

#人間関係

私に「行きつけのバー」があったことがない理由

たまたまバーで隣に居合わせた方曰く「行きつけのバーを探す中で、ここを見つけたんですよ」とのことだった。 行きつけのバーを探す、だって? 私には「行きつけのバー」というものがあったことがない。常連などとという言葉にも縁がない。そわそわする。なぜならこういうわけだからである。 そのバーに行くのは2回目だった。前回は紹介してくれた知り合いの方などと4人だったが今回は1人。店内でどう振る舞うのが正解なのかということに私は気を配っていた。初対面である。丁寧に、でも明るく。周りの関係

人の中で生きるのは...人が苦手で人が好き #呑みながら書きました

こんばんは。呑みながら書きましたという最強の企画に参加してます、あゆみむです。 今日は徒然はるままに呟き倒しますのでよろしく。 しじみ汁を呑んでます。さっきコンビニでおにぎりと長芋と檸檬堂の塩レモン買ってきましたけど、疲れすぎてて無理だったの。。笑 (写真は最近いただいた映え映えフロート) この企画がどう最強なのかって、飲み会って普段話せないことも話せて楽しいじゃないでさか。そういう感じでなんでも書いちゃっていおよ、さらけだしな!みたいな趣旨だと理解してて、なんて素晴

後悔は、片っ端から捨てていけ

毎日、気づくと胸の中に灰色のブロックが積まれている。人と会話するたび、増えていく。うっすら重くて、すこし苦しい。 「話しかけるタイミング間違えた」 「話す順番逆にすればよかった」 「こう言えばよかった」 「自分が話しすぎた」 「笑顔が足りなかった」 どうせ大したことではない。わかっている。別に、普通に仕事してるし人間関係だって良好だ。ただ、やっぱり人とうまく会話できない感はぬぐえない。 もっと、話を聞ける人になりたかった。お話がうまい人になりたかった。ユーモアがわかるひ

私の半分はあなたでできている

どこからどこまで私だろうか。 飲んだ水は私になり、読んだ言葉も私になった。私が書いた文章もきっと誰かになっている。究極、この体を脱いだら私は世界なのだから、別に。 私の全部が私であるというのはあまりに傲慢な主張かもしれない。 それでも私はもう少し、私で私を充したい。 転職活動と人との付き合い方について最近感じることを徒然に書こうと思います。 志望動機の筆が重いよし久々に転職活動をしようと思い、ここなら私がやりたいことができるはずだと或る会社に応募したところさらっと落ち

私の病気のような活力のようなもの

不和が怖い。どうしても怖い。相手に怒ってほしくない。機嫌を直してくれるためだったらなんでもする。私、不和の世界では生きていけないから。 *** 彼女と私の「仲良しワールド」先日パートナーとの会話で、こんなことがあった。私たちの運営している天然石作品ショップの、ある商品掲載について話していた時のこと。 私「ちょっとだけ(石の)効能を書いちゃってるんだけどね」 パ「え、効能?書いていいよ。っていうかむしろ書いてほしいよ?」 私「あれ?効能はあえて書かないんじゃな

私たちのつながる理由、読む理由、買う理由

「noteと購買の関係性」について、私、難しく考えすぎていた。たぶん、拍子抜けするくらいシンプルだった。マーケティングとかSNSとか言うから分からなくなっていたのかもしれない。普通の人間関係と全く同じだった。 「売りたい」「売れたい」という気持ちは、そんな当たり前のことを分からなくさせてしまうんだな。とびっくりした。 *** おはようございます。原口あゆみです。私は4月noteを始めて、6月から小さなお店を始めました。少しずつ読んでくれる人が増えて、作品紹介のインスタ

名前を変えても、私は変わらない。

さよなら、ひらがなの私思春期に、私は自分のファーストネームと距離を置いた。無理やりにでも距離を置いた。平仮名3文字の、まるまるとした、女性らしい雰囲気の名前は自分には似つかわしくない。これを私と思わないでくれ。中学生当時の私は、女性性を忌み嫌い、男性になりたいわけでもなかったが、中性ってことにしてほしかった。いや、むしろ人外の生物でも良かった。できれば、濁点が入っていて、漢字でいかつく、面白い雰囲気になりたかった。 そういうわけで、ここでもう1人の私が誕生した。その名は、戯