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【遊戯王MD】わが家の青眼の白龍を語りたい!

はじめに

noteでははじめまして!
青眼の白龍たちと一緒にマスターデュエルを楽しんでいるシキと申します。
 
普段はtwitterの方でマスターデュエルについて色々呟いてるのですが、
140文字では収まらない話題を書きたくなったのでnoteを始めてみました。
 
第1回目は普段使っている青眼デッキについてです!
 
元々「自分の使ってる青眼デッキについて語りたい!(親ばか欲求)」や、
「『バトル・オブ・カオス』青眼新規カード実装前に、今使ってるデッキについてどういった理由で中身を決めていったのかを文章で整理しておきたい」と思っていたところ、
 
フォロワーさんの↓ツイート

ふらん@ゴッドオーガス
@FranChudoku
何気に、他の人がデッキ構築でどういうことを考えてこういうカード入れてるみたいな話聞いたり語り合うの好きすぎるんだよな。
当然、知識すごい人たちが考えた一番強いであろう構築もあるんだけど、そんなものより価値があると思ってる。
 
の後押しもあって、
私なりに「好きなカードでデッキを組む」ことについてまとめたいなと思ったのでこの記事を執筆してみました!
 
基本的に親ばかデッキ語り以外の何物でもないですが、
もし何かしらの参考やひらめきの種になれば望外の幸いです…!

注意事項

※「ランクマで勝ちを目指すことを第一目標としたデッキ構築」ではありません!
「好きなカードを使うことを第一目標」とした上で、なるべく勝ちを目指す意識で構築したデッキになります。
※原作キャラデッキ構築というわけでもありません!
※投入理由が「大好きだから」の場合はそれ以上の理由はいらない!(重要)
※明確な理由はないけれど、〇○の方が使い心地が良いといった場合も、その感覚を重視してデッキを組んでいます。

コンセプト

大好きな「青眼の白龍」及び青眼関係のカードを使うデッキを組む!
 
なお、以下のレシピ紹介は一般的なモンスター・魔法・罠といった種類順ではなく、デッキに入れたいカードから順に並べていったものになります。
(デッキを組むときの思考過程をなるべく再現しようとしてみました)

デッキレシピ

(投入枚数:カード名表記)
以下マスターデュエル2022年8月30日時点実装カード・リミットレギュレーションで構築。

それにしても驚異のUR・SR率である!

<このデッキの最重要カード>

 
3:青眼の白龍
1体1体が愛おしい最愛のパートナー達。無条件3枚投入。
 
1:真青眼の究極竜
3体の青眼が力を合わせた究極の姿として究極竜は是非ともデッキに入れたい!
そんな究極竜の中でも「真青眼の究極竜」が一番大好きなので無条件に投入。
EXデッキに潜む真の切札として、究極竜は1種のみかつ同名1枚のみにしたいという強いこだわりがあるので、投入枚数は1枚。
 
2:青眼の双爆裂龍
2体の青眼が力を合わせた姿!大好き!なので1枚は無条件投入。
また、真青眼の①効果の三連撃を発動可能にするために「ブルーアイズ」融合モンスターは真青眼以外に最低2枚以上は採用したい。
ただし、真青眼の項目で書いたこだわり&究極竜以外の「ブルーアイズ」融合モンスターは双爆裂龍しか実装されていないことから、必然的に双爆裂龍は2枚の投入となる。
 
1:龍の鏡
「真青眼の究極竜」のために融合召喚を行えるカードの投入は必須となる。
なお、私は「手札融合で出す究極竜」よりも、「デュエル終盤、手札も盤面も尽き、残されたのはデッキの一番上のカードのみの状況からのトップドローから融合召喚される真青眼の究極竜」が一番大好きなので、手札一枚から融合召喚できる「龍の鏡」を投入しています。
最後の切札はデッキに1枚だけの投入にしたいので枚数は1枚。
 
ここまでメイン4枚、EX3枚。

<第1ターンに行いたいことを達成するためのカード>

1:青眼の精霊龍
1:蒼眼の銀龍
1:月華龍 ブラック・ローズ
 
私がデュエル第1ターンに行いたい動き、それは「青眼の精霊龍」のシンクロ召喚です。

理由は第一に「青眼の精霊龍」がとても綺麗で大好きであること!、第二に①②③全ての効果が先出しを前提としているためです。よって、先攻後攻の選択権がある場合は先攻を狙うことになります。
 
また精霊龍の③効果を最大限に発揮するため、疑似対象耐性として特殊召喚から場に残り、次ターンの「青眼の白龍」特殊召喚に繋がる「蒼眼の銀龍」はもちろん、いざというときにバウンスを行える「月華龍 ブラック・ローズ」の投入も決定です。

最近の青眼デッキのレシピでは月華龍の投入は見送られていることも多いのですが、投入せずに「月華龍がデッキに入っていれば精霊龍③効果発動で勝ちの目があったのに!」と悔やむことがたまらなく苦痛なので、投入は必須と考えています…!
 
青眼の精霊龍シンクロ召喚のためにはチューナー+ブルーアイズモンスターが必要になり、ブルーアイズモンスターはほとんどが星8のため、必然的に星8+星1チューナーの組み合わせになります。
このため、先行1ターン目に星8ブルーアイズと星1チューナーを出す手段を考えていくことになります。
 
3:青眼の亜白龍
手軽に特殊召喚できる星8ブルーアイズ。アタッカー、破壊効果持ちとしての強さはもちろん、このデッキでは何よりも龍の鏡を発動するために、フィールド・墓地で「青眼の白龍」として扱う効果が最重要なので投入枚数は3枚確定。
 
3:ドラゴン・目覚めの旋律
「青眼の亜白龍」を投入する以上、手札に「青眼の白龍」と「青眼の亜白龍」を同時に引き込めるこのカードの採用は必然。
このデッキでは龍の鏡発動のために墓地の「青眼の白龍」の枚数を増やすこと自体に意味があるため、既に手札にある「青眼の白龍」「青眼の亜白龍」をコストに発動することも重要な意味があることや、初手「青眼の亜白龍」特殊召喚の動きをなんとしても行いたいため、投入枚数は3枚確定となります。
 
3:太古の白石
精霊龍シンクロ召喚のための星1チューナーであることはもちろん、墓地に送られた際にデッキからブルーアイズモンスターを呼び出す①効果、墓地のブルーアイズモンスターを手札に回収する②効果がとにかく便利!初手に来てほしいので投入枚数は3枚。
 
1:リンクリボー
精霊龍シンクロ召喚に直接関係はしないが、太古の白石しか通常召喚できなかった場合に、①効果を発動させることのできる最高のリンク1モンスター!
太古の白石との相性の良さが抜群のため、1枚は確定で投入。
 
3:竜の霊廟
1:死者蘇生
3:復活の福音
 
初手に亜白龍を特殊召喚できない場合の星8ブルーアイズモンスター特殊召喚のためのサブプランとして投入。
竜の霊廟でブルーアイズモンスターをデッキから墓地に送り、蘇生カードで場に呼び出すことを目的としている。
蘇生カードは、先行第一ターン以外で相手の墓地モンスターの蘇生も狙える死者蘇生の投入を最優先とし、竜の霊廟と蘇生カードを同時に引き込むために復活の福音も3枚投入する。
 
また、復活の福音は「青眼の白龍」を太古の白石の効果以外でも場に出す方法としても重宝される。

私個人のこだわりの話であるが、「青眼の白龍」を活躍させたいと考えた時に、特殊召喚方法が太古の白石の①効果のみであるのは心もとなく、墓地に送られてしまえば「青眼の白龍」を二度と場に出すことができないデッキ構成になるのが耐えがたいため、「青眼の白龍」蘇生の手段を用意しておきたいという想いがあります。
(蒼眼の銀龍も、理論上「青眼の白龍」を墓地から毎ターン特殊召喚できるという最大の魅力を持っているため投入が決定されています…!)
 
3:青き眼の賢士
精霊龍シンクロ召喚のための星1チューナーとして投入。
なお、当初は「ジェット・シンクロン」の3枚投入を考えていましたが、
後述の理由により「青き眼の賢士」が優先投入されることになりました。
 
ここまでメイン23枚、EX7枚が決定。
 
なお、精霊龍のシンクロ召喚を第一に考えた場合、
星8ブルーアイズを呼び出す方法として手札2枚(青眼の白龍+亜白龍、旋律+手札コスト、霊廟+蘇生カード)と、星1チューナーが1枚必要になるため、初期手札3枚が精霊龍召喚のために必要となり=3枚初動のデッキということが確定します。
そのため、残り2枚のカードに求められる役割は一層大きいものとなります…!

<2ターン目を凌ぐ手段・1ターン目のサブプラン>

3:強靭!無敵!最強!
初手で成立させた精霊龍の生存はもちろん、精霊龍のシンクロ召喚を狙えず、太古の白石⇒リンクリボー⇒太古の白石①効果からのブルーアイズモンスター特殊召喚や、手札からの亜白龍特殊召喚のみしか動けなかった場合に、ブルーアイズモンスターを次ターンまで生存させる手段として投入しています。
効果が成立すれば壊獣系の除去以外ではほぼ除去されなくなるため、高確率で次のターンが回ってくるのが最大の魅力!

また「青眼の白龍」の特殊召喚成功時に墓地から再セットする効果も、精霊龍特殊召喚ギミックにより残り手札が2枚となり、手数が少なくなるこのデッキではありがたい効果。
手札からの亜白龍特殊召喚はもちろん、このデッキでは「青眼の白龍」を墓地から蘇生させる手段も組み込んでいるため、墓地から再セットする機会は多くなります。
これにより3ターン目で決着がつかなかった場合にも4ターン目を生き延びる可能性が高まります。

最悪でも旋律のコストに使用し、亜白龍サーチからの特殊召喚から場への再セットにより1度は発動可能です…!
効果の特性上、第1ターンに手札に入るのが望ましいカードであるため、3枚投入。

<選択肢を増やすためのカード>

1:白き霊龍
先行第1ターンで特殊召喚する機会はごく稀ですが、2ターン目以降の太古の白石①効果で呼び出したり、霊廟→蘇生カードから特殊召喚して生きたサイクロンとして使用します。
このデッキでは相手の魔法・罠カードを除去する手段がほぼ存在しないため、貴重な除去手段です。
 
また②効果も一見消費の荒い効果ですが、要所要所で活躍する効果です…!
A:単純に太古からの特殊召喚で①を1度発動し、②で墓地に送った後に蘇生カードから特殊召喚して魔法・罠をもう1枚除去する動き。
B:①効果にチェーンして無限泡影を撃たれた場合に発動し、サクリファイス・エスケープにより①効果を強引に通していく動き。
C:相手モンスターが2体以上、かつ攻撃力2500未満で、手札に青眼の白龍があれば、白き霊龍の攻撃で攻撃力2500未満のモンスターを破壊した後、②効果により手札の「青眼の白龍」を特殊召喚し、2体目のモンスターに追撃する動き。
 
といった動きはもちろん、龍の鏡を用いた融合召喚の条件は「場・墓地のモンスターを融合素材とすること」であるため、

D:白き霊龍の①効果で相手の伏せカードを除外した後、②効果で龍の鏡発動のために手札の「青眼の白龍」を特殊召喚し、その後龍の鏡発動から「真青眼の究極竜」を融合召喚する。
動きもこのデッキでは重要な動きになります…!
 
もちろん素引きによる手札事故の可能性は増えるものの、投入することで取れる手段が増えることが魅力的なので、1枚投入。
 
1:深淵の青眼龍
こちらは先行1ターン目に墓地に「青眼の白龍」が存在する場合に太古の白石の①効果で特殊召喚する目的で投入しています。
このデッキでサーチするのは次ターン以降の「青眼の亜白龍」の手札からの特殊召喚に必要なカード(青眼の白龍or青眼の亜白龍)です。
 
初ターンに青眼の亜白龍と太古の白石が墓地にある状況が成立した場合、次ターン以降太古の白石の②効果発動で亜白龍を回収し、もう一度手札から青眼の亜白龍を特殊召喚すること自体は可能ですが、深淵の青眼龍で亜白龍手札特殊召喚セットを予め準備しておくことにより、手札に蘇生カードがあれば、次ターンに手札からの亜白龍+墓地の青眼蘇生といった動きが可能になり、攻撃の手数を増やすことが可能となります。

また③効果の発動により青眼2体で8000ダメージラインを成立させられることも強いです。
素引きによる手札事故の可能性は増えますが、残手札枚数が限られるこのデッキでは手数が増えることが魅力的なので、1枚投入。
 
1:伝説の白石
亜白龍+蘇生カード+竜の霊廟といった手札の場合に、竜の霊廟から青眼の白龍と一緒に墓地に落とすことで、青眼の白龍を手札に加えて亜白龍を特殊召喚し、青眼の白龍を墓地から蘇生し、ブルーアイズを2体並べることができるといった小技ができるようになります。

素引きした場合もリンクリボーと組み合わせて手札に「青眼の白龍」を引き込むことも可能であり、星1チューナーでもあるので精霊龍シンクロ召喚にも使えることから1枚投入。
 
ここまででメイン29枚、EX7枚が決定。

<勝ちパターンの追加>

1:水晶機功―ハリファイバー
1:神聖魔皇后セレーネ
1:アクセスコード・トーカー
 
「チューナー」+「場のモンスター1体」+「手札からの亜白龍特殊召喚orブルーアイズモンスターの墓地蘇生」により、「アクセスコード・トーカー(5300)+ブルーアイズモンスター(3000)」によるキルが成立。
最小限の手札でアクセスコードを成立させるため、ランク3はセレーネを投入。
ランク3に繋げるためのランク2としてハリファイバーを投入。

このデッキでは初ターンでのジェット・シンクロン蘇生効果を使用したハリファイバーリンク召喚を積極的に狙わないため、この段階でセレーネのリンク召喚条件&効果に対応する魔法使い族である青き眼の賢士を優先採用としました。
 
1:フォーミュラ・シンクロン
1:フルール・ド・バロネス
 
ハリファイバー効果が止められた場合に、場の星8モンスターと合わせてバロネスを呼び出すために投入。
 
最悪初ターンに精霊龍を出せない場合、かつ、手札に星1チューナーと死者蘇生が揃っている場合は星1チューナー通常召喚→リンクリボーリンク召喚→死者蘇生で星1チューナー特殊召喚→リンクリボーと星1チューナーでハリファイバー特殊召喚→ハリファイバー効果で太古の白石特殊召喚→リンクリボー蘇生効果で太古の白石を墓地に送ることで①効果を発動し、星8ブルーアイズモンスターを呼び出すことで相手ターンにバロネスの構えを取ることも可能です。
 
また青眼の精霊龍or蒼眼の銀龍が生きてターンが戻って来た場合に、星1チューナーと合わせてバロネスをシンクロ召喚することで、詰め手段としても活躍しています。
 
ここまででメイン29枚、EX12枚。

<青き眼の賢士からの妨害サーチとして>

1:エフェクト・ヴェーラー
青き眼の賢士効果からサーチできる汎用性の高い妨害手段として投入。
ヴェーラー自身も星1チューナー&魔法使い族であることから、青眼の精霊龍シンクロ召喚・セレーネリンク召喚にも対応している点が更に好相性。

<手札の星8ブルーアイズを墓地に送る手段として>

2:トレード・イン
このデッキはブルーアイズモンスターの墓地蘇生を重視しているため、手札に溜まった星8ブルーアイズを墓地に送る手段の投入が重要となります。
体感ではあるが、ドラゴン・目覚めの旋律3枚だけでは手札を墓地に送る手段が少ないと感じたため、追加手段を検討することにしました。
 
最終的にはジェット・シンクロンとの比較になりましたが、このデッキではトレード・インを投入することにしました。
 
最大のメリットは「任意のタイミングで墓地に星8モンスターを送れること」と「2枚ドローすることにより手数が増えること」になります。
特にこのデッキでは「竜の霊廟」「ドラゴン・目覚めの旋律」「太古の白石」「伝説の白石」「深淵の青眼龍」によりデッキ圧縮を行うことが可能であり、2枚ドローで必要なカードやデッキに1枚投入の龍の鏡を引き込める可能性が高いことや、太古の白石の②効果で墓地のブルーアイズモンスターを回収してから発動することで擬似的な強欲な壺になることから、成立した場合にもっとも勝つ可能性が高い方法として投入を決定しました。
(あと、デッキから2枚ドローすること自体が単純に楽しい!という理由も大いにあります…!)
 
無論、「灰流うらら」を撃たれれば非常に辛いことは言うまでもないのですが、そもそも目覚めの旋律を3枚投入している時点で灰流うららに対して非常に大きな弱点を抱えているため、うららを当てられるリスクよりも、うららを当てられなかった時に勝てる可能性が大きくなる方法を重視して、投入を決定しました。
 
デッキ圧縮からのドローで必要なカードを引き込みやすくするためにデッキ枚数は最小の40枚となることがこの時点で確定。
また、旋律と異なり、コストに星8モンスターが要求されることから3枚投入すると、コストが足りず発動不可の手札事故が起こることがままあったため、2枚投入としています。
 
ここまででメイン32枚・EX12枚。

<妨害・除去カードの選定>

ここまででデッキの大本が完成したので、残りのカードを妨害・除去カードに当てていきます。
メインデッキを40枚に抑えると決めたため、投入可能枚数は残り8枚かつ、精霊龍シンクロ召喚ギミックのため、実質初期手札の残りが2枚以下であることを考えると、デスフェニ出張セットや勇者出張セットのように複数パーツで成り立ち、パーツを素引きしてしまった場合に事故要素となるカードの投入は敬遠したいと考えました。
(実際に投入して試したのですがこの構築では事故が多発したので投入を見送りました。)
求められるのは「引いてその場で発動することが可能」であることや、「可能な限り単独で効果を発揮することができるカード」となります。
 
3:海亀壊獣ガメシエル
無効効果持ちモンスターやデスフェニをチェーンさせずに除去する手段として投入。

無論単体では相手の場に壊獣が残ってしまいますが、亜白龍により単体モンスターの破壊効果発動の機会は多いことや、ブルーアイズモンスターの高攻撃力により戦闘破壊することは容易であるため、壊獣カードとの相性は比較的良いと考えています。
 
壊獣の中でも、トレード・インに対応する星8であることや、青眼の精霊龍・蒼眼の銀龍・白き霊龍・深淵の青眼龍で戦闘破壊できる攻撃力2500未満であることを重視し、ガメシエルを投入しました。
枚数については、確実に手札に持っておきたいことや、複数枚引いた場合でも、相手の場に特殊召喚した後、自分の場にも特殊召喚してモンスターの頭数を増やすことにも繋がるため、3枚投入としています。
 
1:ハーピィの羽根箒
相手の魔法・罠を破壊する手段として投入。
コスト無しで複数のカードを破壊できることが最大の魅力であり、「このカードがハーピィの羽根箒なら勝てたのに!」という悔しい思いをすることも多かったため、投入を決定しています。
 
1:サンダー・ボルト
相手のモンスターを一掃する手段として投入。
特に追加コストやタイミングを選ばずに、結界像などの壊獣でもどうしようもないモンスターを(通る可能性が僅かであったとしても)破壊して逆転を狙える目をデッキの中に残しておきたいことから投入しました。
 
また古くから遊戯王を楽しんでいる身のため、「死者蘇生」、「サンダー・ボルト」、「ハーピィの羽根箒」を投入していると「おれは今遊戯王をやっている!」感が強く感じられ、精神的に落ち着く作用もあるため、この3種のカードを投入しています…!
(作用には個人差があります)
 
3:天龍雪獄
罠カードであり、引いてすぐに発動することはできないものの、発動した際に単体で最も破壊力がある汎用除去として投入しています。
特にこのデッキが苦手とする破壊耐性持ちモンスターを除外できることや、相手の展開途中でキーモンスターを除外し、展開を止める手段としても使えること、バトルフェイズ中に攻撃モンスターが後1体欲しい時に相手のモンスターを蘇生して詰めに使えることなど、発動機会が多岐に渡る点が魅力的です。
なるべく先に伏せておきたいカードであるため3枚投入としています。
 
これでメイン40枚が確定。EXは12枚のため残り3枚の検討を行っていきます。
 
1:宵星の機神ディンギルス
1:天霆號アーゼウス
星8モンスターから呼び出せる汎用除去としてディンギルスを投入。
特に破壊・対象耐性持ちを除去できることや相手の魔法・罠も除去できることが最大の魅力。
同じくディンギルスバトル終了後から重ねてエクシーズで呼び出せる破壊・対象耐性持ちや魔法・罠を一掃できるアーゼウスもセットで投入しています。
 
1:サクリファイス・アニマ
主に相手の場に呼んだ壊獣を装備。
太古の白石や伝説の白石の効果発動につなげつつ、除去&攻撃モンスターの確保ができることがこのデッキと好相性である。
最悪ハリファイバーで呼び出した太古の白石や伝説の白石を魔法使い族にして、セレーネリンク召喚に繋げることも可能。
 
これでメイン40枚 EX15枚が確定!
デッキ構築終了です!
 

投入を考えたけど見送ったカードたち

ワン・フォー・ワン
精霊龍シンクロ召喚のために星1チューナーを意地でも用意する手段として検討したが、3枚初動デッキであるため、4枚目の手札コストが必要となるこのカードは重いと感じたため、見送りました。
 
ジェット・シンクロン
上述の通り手札1枚をコストに自己蘇生できる優秀なチューナーであるが、このデッキでは初手精霊龍のシンクロ召喚が第一であるため、必ずしも先行第一ターンで蘇生効果を使う必要はないことや、手札の高レベルモンスターを墓地に送る手段としてトレード・インとの比較も検討しましたが、このデッキの場合はジェット・シンクロンの蘇生よりも、デッキからカードを2枚引くほうが手数が増え、勝利に繋がることが多いため投入を見送りました。
 
おろかな埋葬
単純に竜の霊廟の方が墓地に送れる枚数が多く、また、4枚目の竜の霊廟の投入の必要性も感じられなかったことから見送っています。
 
トロイメア・ユニコーン
万能除去リンク3ですが、ハリセレーネと違ってアクセスコードに繋がるまでに別手段でモンスターを用意しなければいけないことや、除去効果発動のために手札コスト1枚を要求されることが重すぎるため見送りました。
 
ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン、カオス・フォーム(高等儀式術)、高尚儀式術
高攻撃力や守備表示モンスターへの倍の貫通ダメージは魅力的ですが、深淵の青眼龍の効果が無ければ儀式召喚に必要なカードを手札に揃えることが難しく、もし深淵の青眼龍の効果を無効にされた場合(例:無限泡影)、素引きで揃えるしかなく、単独では効果を発揮しないため、手札事故の確率が跳ね上がることから、投入を見送りました。

また、高尚儀式術もカオスMAXがデッキの中に入っていなければ効果を発揮できず、
十分な効果を発揮させるには複数枚のカオスMAX採用が必要となると考えたため、投入を見送っています。
 
禁じられた一滴
効果は優秀であるが、このデッキではとにかくコストが重かったです…
効果は無効にしたもののこちらも手数が無くなってしまい何もできないことが多くなるため投入を見送りました。
(手札の星8ブルーアイズモンスターを墓地に送る手段として検討を行ったものの、相手モンスターがいない状態では発動できない点と、上記の手数が無くなってしまう点がデメリットとして大きかったため、やはり投入を見送っています。)
 
冥王結界波
手札1枚で場のモンスターの効果を無効にできる点は優秀であるが、戦闘ダメージ0が痛すぎました。
こちらは無効効果持ちで蓋をする動きがあまりできず、結局次ターンで対処されてしまいそのまま勝てないということが多かったため投入を見送っています。
 
灰流うらら
1回だけ潰しても相手の展開が止まらない場面が多く、こちらはうらら1枚分の手札を失った状態でターンが回ってくる(3枚初動のため、残り1枚で相手の盤面を解決しなければならず、解決できないまま負ける)ことや、デュエル中盤に引いた際に盤面の解決ができないデメリットから投入を見送りました。
 
増殖するG
当初は3枚投入していたものの、相手のうらら、墓穴の指名者、抹殺の指名者をチェーンされて撃っても通らない場面が非常に多いことや、デュエル中盤に引いた際に盤面の解決ができないデメリットが大きく、投入を見送りました。
 
墓穴の指名者
相手の増殖するG・うららが飛んできた場合に的確に手札に持っていないと効果を発揮しない・中盤で墓穴の指名者だけ引いてしまった場合に盤面の解決ができないため、投入を見送っています。
 
抹殺の指名者
無効化したいカードがデッキにないと効果を発動することができない制約に使いづらさを感じたため、このデッキでは投入を見送っています。

このデッキの弱点

弱点は多々ありますが、とにかく増殖するG・灰流うらら・墓穴の指名者が刺さりに刺さります。
このデッキの主な相手ターンの妨害手段は1ターンに1度の精霊龍効果やデッキに1枚のヴェーラーなので、増殖するGを撃たれれば相手にドローさせないために止まらざるを得ないし、手札コストを要求する旋律・トレインはもちろん、デッキを循環させるキーカードである太古の白石にうららを撃たれるのも痛い。
墓穴の指名者も太古の白石の除外や蘇生カードにチェーンして撃たれることは勿論、精霊龍や霊龍のリリースして発動する効果にチェーンされれば効果を無効にされた上でモンスターを失う甚大な被害を被ってしまいます。
 
現在のマスターデュエルではこれらのカードが全く投入されていないデッキは稀であることから、基本的に全てのデッキに対して相当不利な状態からデュエルが始まっていることになります。
 
またブルーアイズモンスターはほぼ特殊召喚でしか呼び出せないため、特殊召喚を封じられることも辛く、相手ターン中の妨害手段も限られているため、妨害モンスターや魔法・罠を複数貼られてターンを回されると何もできなくなることも多いです。

このデッキの強み

とにかく好きなカードを活かすことを全面に考えて構築しているため、勝った時は毎回最高に嬉しい!
全てはこの一言に尽きます…!

本レシピの戦績

Season5:ダイヤ5、Season6:プラチナ4、Season7:プラチナ2、
Season8:プラチナ5、デュエリストカップ:1stStage Lv.17
season5からこのレシピを使い始めてなんとか全シーズンプラチナ入り達成しました…!

おわりに

私がマスターデュエルを始めたのは「OCGからは離れてたけど、当時の青眼デッキと一緒にもう一度デュエルしたい!」という一心からでした。
最後に遊戯王をしてたのは2016年頃なので、当時の青眼デッキをベースに、自分の中で納得できる構築にブラッシュアップしていったものがこのレシピになります。
 
好きなカード中心にマスターデュエルのデュエルを続けていき、ランクマで思うように勝てなくなった頃、「好きなカードを諦めてランクマで上を目指す・勝てるための構築にするかどうか」という問題にぶち当たりました。
 
その答えを模索する中で色々な構築、例えば好きなカードを削った構築(『青眼の白龍がデッキに2枚だけの構築』や『真青眼・双爆裂龍・精霊龍を投入しない構築』)を試したり、極端に言えば、「ランクマ用に青眼ではない全く別の環境デッキを使うこと」も検討しました。
 
しかし、勝つためだけに青眼以外のテーマを使ったり、好きなカードを削ったデッキを使っても、「勝って当然・負けてイライラ」という気持ちになってしまい、デュエルが楽しくないと感じてしまいました…
 
色々な構築を試した結果、(少なくとも今現在の)私の中では「青眼の白龍を3枚投入し、太古の白石以外でも青眼の白龍を特殊召喚できる方法があること」、「真青眼の究極竜、青眼の双爆裂龍、青眼の精霊龍を出せる構築であること」が譲れない条件であることに気づきました。
 
極論、上記ができないのであれば、私にとって遊戯王をする意味はないと言い切ってもいい条件です。
 
この条件を自分の中ではっきりさせることができたのが色々な構築を試して良かったなと思う部分です。(やはり答えはデュエルの中で見つけるしかない…!)
 
そうしてたどり着いたのが今回のレシピになります!
 
とはいえ、今のマスターデュエル環境はとても厳しいのでランクマで6~7連敗するのは日常茶飯事で、負ければとっても悔しいのですが、それでもなお、勝った時の喜びが何物にも代えがたいため、今もマスターデュエルを青眼の白龍たちと一緒に続けられています…!
 
 
とても長文の記事になりましたが、ここまで読んで下さり、ありがとうございました!
冒頭で書いた通り、親ばかデッキ語り以外の何物でもなかったとは思いますが、もし何かしらの参考やひらめきの種になればとても嬉しいです…!
 
それでは!

p.s.

時々ですが、twitterでルムマ募集しています。
(普段ランクマでは使いづらいテーマ中心の交流会になれれば…!と思って開いています)
好きなカードで日々戦っている決闘者の皆さん!良かったら一緒にデュエルしましょう!