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彼女に「300字でサウナの感想書いてきて」とボケられ、返した返信

彼女と付き合って4年が経ちました。

お互い大阪生まれということもあり、隙あらばボケてしまいます。
そして今日彼女にサウナ行ってくると伝えたところこんなLINEがありました。

こういうボケを「なんでやねん」と返す流れは僕の中ではもうとっくの前に終わっており、ここで本当に書くというボケ返しはもしかしたら面白いのかも、という風な思考回路になっていました。

そこで試しに書いてみたところ、こんな内容になったので、今回それを載せようと思います。

次からが彼女に送り返した文章です。
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チンチロのシゴロのロッカーキー番号とは何とも縁起のいい始まり。そして受付で渡されたロッカーキーを見て驚き。まさかの37。これは店員さんからの「サウナ楽しんでください」というメッセージなのだろうか。日曜日の昼。明日からまた始まる地獄の日々までの束の間の時間の癒しを感じてください、という意味で受け取りいざ男子更衣室へと向かう。時刻は12:43。毎時間30分に行われるロウリュウは先ほど終わったばかり。次は13:30。それまでは通常サウナにて楽しむとするか。37のロッカーキーを開けてそう思う。いざ中に入り、まずはお風呂にて身体を湿らせる。いきなりサウナに入るのは邪道のすることだ。ご飯を食べる際にまず味噌汁に口を付けるように身体への準備運動をさせる必要がある。そんな準備運動も終わり、まずは1周目。3段あるうちの2段目に腰を掛ける。やはりここは熱い。10分も居られれば良い方だが今日は特に持たないとここで早くも感じた。6分を過ぎた辺りで水風呂へと直行した。気温が高いこともあってか水風呂が2度低くなっていた。だがそのくらいしないといつまでも入っていそうなくらい今日の外は暑かった。影の場所を探し整う。良い。気持ちが良い。シゴロからの37のロッカーキーを纏った今日はもはや敵なしだ。早くも2周目への気持ちが昂ってくる。次は1段目に下げて時間を長く楽しもうと意気込んで入った。だかやはり今日は身体の芯が冷めきらなかった。次も10分持たずに出ることになった。サウナに居る時間は変わらずとも水風呂に入る時間は先ほどより長くなった気がする。首の後ろもちゃんと冷やし整いイスへと着地する。何も考えられない。心臓の鼓動が全身に脈を打つ。幸せはここにあったのか。動けないまま10分が経った。ここでロウリュウを始める掛け声があった。今日はアイスロウリュウ。別名殺人ロウリュウとも呼ばれることもあるような気がするこのロウリュウは、行くタイミングを間違えれば本当に火傷してしまう。このときまだ冷めきっていなかった僕は唇から血を流すほど悔しい想いを抱えながらロウリュウに入っていく人を横目に整った。そしてラスト3周目。最後は違うサウナに入ろうと思い向かうと、ロウリュウをしていたこともあり誰もいなく独占状態だった。気分揚々に入るがやはり今日は長く入れない日だった。5分を過ぎると我慢出来なくなり、早くもサウナを後にした。今日1日のサウナは総じて短い時間だったが、整い度は以前と変わらず最高だった。また次回も早く行きたいと思う。

これを20分で書き終えたとき、謎の達成感がありました。

そして300文字という文字数はまさかの1050文字になっていました。

書くことがやはり好きなんだなと自分に感心するとともに、そのボケのために書き切る自分に馬鹿らしさも感じました。

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