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個人的に考える恋と愛の違い

恋と愛の違いってなんだろう。
そうふと考えてみました。

イメージとしては恋の方が軽くてライトな感じがする一方、愛は良くも悪くも重い感じがする。

じゃあそこの解像度をもっと高めて、自分なりの言葉で書いてみたら面白いんじゃないかと思って、今回恋と愛の違いを書いてこうと思います。

表か裏か

まず一つあるのが、恋はそれまで好きではなかった人を好きになるというのがあります。

好きになるのは良い面を見てそれを魅力的に思うからであって、キラキラしてる部分とも言えます。

子供が大人になったらパン屋さんになりたい、というのはパン屋さんで働いてる人を見てキラキラしていると感じるのと似ている気がします。

そして愛は人で言う良くないところ、パン屋で言う早朝の仕込みになる部分です。

パン屋さんで働いてみたい、パンを作ってみたいと思った人のなかで、早朝からの仕込みをすることに対して同じ熱量を持てる人はそんなにいないと思います。

好きになった人の短所とされる部分を見て受け入れられるか、耐えられないか、はたまたそれで別れる人もいます。

デメリットとされるものすらも好きになれたとしたらそれはもう立派な愛と呼べるでしょう。

恋は基本、愛は応用

他にも恋は愛の土台になることからも2つには違いがあります。

その人の好きな面を広げていくときが恋とするならば、その芽が成長していき花開くのが愛とも言えます。

恋がないと愛はない。

子に対する親の愛情も、生まれた瞬間に恋をしていて、そこからはもう愛してしまう。

恋という基本が出来た人にだけ愛という応用が解けるのかもしれません。

そして時間経てば恋より愛の気持ちに比重がいき、愛おしくなっていきます。

愛おしいと思ってしまえばあばたもえくぼで、沼という重みにどんどんと浸かっていきます。

なぜ好きなのか、という理由にすぐ答えられなくなり、なんかもうただ好きみたいになってしまうのも愛の特徴のように感じます。

どちらが良いとかじゃなく段階の問題

それじゃあ愛の方が良くて、好きな人に対してまだそこまでの気持ちは抱けないことに関して引け目に思う必要はなくて、共にする時間の問題であったり、相手を知る期間みたいなものが愛を熟成する上では必要になってきます。

そして愛が大きくなると、恋を感じていた頃のような刺激がなくなってくるのも確かです。

恋をしたい、という人は愛しあいたいというよりも恋の駆け引き、新鮮さを味わいたい人が多いんだと思います。

時間を掛けずして愛することは恋愛においては難しく、またどちらが良い悪い、善悪というものでもないでしょう。

そこの違い、そして時間、期間を掛けないと得られないものがあると理解するだけでもこの2つの違いはより明確になるのかなと思います。

少し散文的になってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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