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「やり過ごす自分」を育てて行く。

こんにちは!士載です!


過去ブログ「グラデーション」の
続編として書きたいと思います。

そのブログでは、「パパゲーノ」と
いう人々について書きました。

(パパゲーノに関するNHKのトップページを
再度、貼っておきます。)
↓  ↓  ↓
https://www.nhk.or.jp/heart-net/papageno/


「パパゲーノ」とは、
「希死念慮(死にたい気持ち)」を
相当頻繁に感じつつも、
「やはり、生きる。。」という
気持ちに、「針が振れて」、
何となく生きている人たちです。


私が、何となく感覚として、
思っているのは、、
「能天気に、全く死にたいと
いう気持ちを、人生で味わわない」と
いう人は、全人口の約1/4くらいしか
居ないのではないか、と思うのです。


なので、「グラデーション」の濃い薄いの
違いはあれ、全人口の約3/4は、
「パパゲーノ」だと思います。


なので、一時的に「死にたい!」と
思ったとしても、多くの人は、
目の前の困難を越えたとき、、
再び、生きていけるのです。


なので、私は、「パパゲーノ」から
相談を受けたとしたら、、
「目の前のこの山、取り合えず、
越えてみよう。。
そしたら、楽になるから。。
それさえもムリなら逃げよう。。」と
言うと思います。


NHK-BSプレミアムの実験心理学
(生体情報工学)の科学番組、
「ヒューマニエンス」の思春期の回では、
最新の脳科学の見地では、、
人間の思春期は、teensと言われる年齢から
約30歳まで続くそうです。

つまり、10代、20代、30代くらい
までは、人間は「若輩者」なのです。


私も実感として、
「自分のコトが分かるようになってきた。」と
体感できるようになったのは、
今の40代後半になってからです。


かの一つの学派を体系的にまとめた
孔子であっても、、
「吾十有五にして学を志す。
三十にして立つ。
四十にして惑わず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳順う。
七十にして心の欲するところに
従えども、矩を踰えず。」と
言っています。

「古の賢人」であってもそうなのです。


社会福祉従事者が努力すべきコトに
「自己覚知」というモノがありますが、、
10代、20代、30代の内は、
「自分のコトがよく分からない」のが
極々、当然なのです。

よって、30代の頃くらいまでは、
不安が大きくて当然です。


「目の前の山」を越えて行ったり、
ときには逃げたりして、、
「人生をやり過ごして」行けば、、
何とか、生きて行けるモノです。


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