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演出の四方・はじめの一歩_230408

2023.04.08.sat.

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東京の先輩方(だいたい照明さんチーム)にすれ違うたびに、「作家先生!」と声をかけられる四方です。
嫌味でも妬みでも、ましてや敬意なんてものもなく、ただただ煽ってくるだけなのが、非常に過ごしやすいです。
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ツケをしました。

4月2日。稽古の2日目はツケでした。動きをつけていく作業です。
うちの劇団(大阪)は、演出家が東京にいた関係で、読み合わせもせずにいきなりツケをはじめて1週間である程度形を作っちゃう、という作り方をしてきました。
在阪しているぼくが演出をすることになったので、ちゃんと何回か読み合わせをしてから立ち稽古にしても良かったのですが、結局初日に読み合わせをして、2日目には半日かけて立ち稽古・ツケをすることにしました。
ちなみに打ち合わせでは「ある程度役者に任せたいなぁ」と呟いていたので、舞台監督さんには「結構ちゃんとツケるやん」と突っ込ました。

全体像を見せるということ

今回、ちゃんとツケた理由はいくつかあるのですが、結局、これで育ったからこのやり方しかできないのではないかと思っています。いやきっとそうでしょう。
ただ敢えて、あの日を迎えるにあたっての自分を改めて分析してみると、総じてはじめに「全体像を見せる」ということにこだわったのではないのかな? #聞かれても

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