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231029_演劇という集合場所

2023.10.29.Sun.

舞台「Marvelous! 須藤香奈の人生」を終えた。

スタッフとして関わった公演。

小劇場ならではだろうか、終演後の出演者によるお見送り(面会)もやった。ここではコロナ禍後、はじめてだ。

「久しぶり」「元気か?」

もちろん、お客様から演者に対しての労いもある。

だけど、お客様同士がそう言い合っている光景もたくさん見た。

「あなた(役者)が舞台に毎年出て誘ってくれるから、私たちも毎年会える」なんていう言葉も聞こえてきた。

公演が、人と人とが会う“きっかけ”になっている。

劇団の歴史も古いからだろうが、面会の時間が劇団OBたちの“プチ同窓会”になっている回もあった。

人と人とが 再び 出会う場所。

人と人とが また 集う場所。

それは作品を超えて、劇場でやる演劇が持つひとつの側面かもしれない。

拠り所、居場所、コミュニティ。

突発的なイベントではなく、毎年やりつづけることの延長に、何か可能性はあるんじゃないかな?

なんて思った日。

P.S.

そういえば学生時代、現代アート展をやった時に鑑賞者同士の対話をどうにか創出できないか、と奮闘していた後輩がいた。

定期的に集う人たち×考えるきっかけとしての作品

なんか深められるかも。

知らんけど。

https://lit.link/shikatakashi

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