見出し画像

市内外の大学生とタコパ(という名の仲間作り)をした。

「食」というのは便利なもので、ただ知り合いを呼ぶのにも、知り合いの知り合いを呼んでもらうにも、いい口実を作れる。

今回、まちづくりに興味がある学生に対して「タコパしよう!」と言ったところ、15人もの学生が集まってくれた。
しかし、実際はタコパなんていう生ぬるいものではなく、ゴリゴリのまちづくりの仲間集め、プレイヤー集めのためのある種セミナーみたいな雰囲気だった。

スケジュール的には私の自己紹介をした後、価値観カードゲームという、自分の潜在的に大切にしている価値観を自覚できるようなカードゲーム、そしてaricaの紹介、まちづくり三原の紹介、その後フリー交流会みたいな流れだった。

大学生の構成としては、福山市立、修道、広工、が主なメンバーで、社会人1年目が一人、といったメンバーだった。

私が大学生の時、何か自分の熱量をぶつけたいなとは思いつつも、物理的にそれが不可能だった大学であったというのと、結局どこにぶつければいいかよくわからなかったので、悶々と過ごしていた時期があった。

大学生って、熱量はあるけど、どこにぶつけたらいいかわからない、という何となくの葛藤がある気がして、
だったら私がリーダー、もしくは牽引してプロジェクトを立ち上げられないかと思って呼んだ次第だ。

ただ、前日まで、何かのプロジェクトといっても、何をするか決めていたわけではなかった。

しかし、まち会社の統括の一言で、「それは面白そう!大学生と、そしてこの三原にあったら…」と思った、あるプロジェクトが…

「大衆浴場」

これは面白そうだ。イニシャルコストにいくらかかるのか、ランニングコストは?どんな構造?
まだまだ何もわからない、ただ、「大衆浴場」というものが三原にはなく、ひいては温泉もない、裸の付き合いができる場所がない。
三原の民が心のどこかで、「なんかそういえば銭湯なくね?」と一度は思ったことがある気がした。
移住して間もない私ですら考えたことがあるのだから。

まだまだ構想段階なので、必ずやるとは言い切れないが、やってみたいとは思った。多分やる。笑

なので、集まってくれた大学生にも大衆浴場一緒に作らないかと言ったところ、「やりたい!絶対呼んでください!」という声がほとんどだった。
そして、タコパを定期開催してください、と。ごめん次はシャジム呼んでフランス料理にしよう?

とりあえず、大衆浴場の現状を知るためにいろんな地域の大衆浴場にリサーチに行かなければならない。これは決して銭湯に入ってリラックスしたいわけではない。リサーチだ。そう、仕事なんだ。

今回のイベントには、まちづくり三原の泉さん、そしてMCATの清水さん上吉さん、aricaコンシェルジュの本田さん、そしてその日の朝突如として参戦を決めてくださった赤野さんのご協力のもと、成立しました。
みなさんいい意味で距離感が近く、たくさん仲間になってくれそうな大学生ができて、とてもいい会だったと思います。

驚いたことに、大学生の意識が高すぎて、個人事業主として活動してる子もいるくらいで、こちらもうかうかしてられないなと、お互い高めあえる場にできればいいなと思いました!みてないだろうけど来てくれてありがとう!
今日来れなかった学生、また次会おうね!

これは来年も楽しみになってきたぞ。

ではまた。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?