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大局観とは

こんにちは。しかないかよこです。
最近、VIAの強み関連のイベントに頻繁に参加しています。
今日は、題して「大局観を語る会」に参加しました。

私が所属するNYLB研究所オンラインサロンAri's Academia では、有志が様々なイベントを行っています。

今日は、大局観に関心のある人が集まり色々とお話をしました。まず、発起人でファシリテーターを務めてくださった深田れなさんから「大局観とは」という定義紹介でスタートしました。この定義からスタートすることがまさに知恵のグループの特徴だとはこの時はしるよしもなく・・・。「定義から説明するなんて親切やわぁ」と自分の上位の強みの親切心をベースにうけとっていました。

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VIAの24個の強みは、その特徴に応じて、6つのグループに区分けされています。ちなみに私の上位の強みには、正義グループの「公平さ、チームワーク、リーダーシップ」と3つの強みがそろっています。

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今回の語る会には、VIAの原書読書会の発起人Yさんもご参加でした。彼女が原書にかかれていることを解説してくださいました。今回のテーマ、大局観が含まれる知恵のグループの大きな特徴はこんな感じです。

・知識を使って問題解決できる。
・自分が信じていることにチャレンジできる。 
・間違いを認めることができる。

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私のVIAでは、知恵グループの強みは中位から下位をさまよっています。
だから、今日は興味津々で参加しました。
知恵グループの中でも大局観の特徴はこんな感じだそうです。

・木を見て森を知る。一部分をみて全体像が分かるということ。
・大きな視野でシステムとしてみることができる。
・人から相談されることが多い

同じ知恵のグループに区分けされている知的柔軟性が情報収集力がありMicroの分野でその力を発揮するのに対し、大局観は全体を俯瞰してみるMacroの分野でその力を発揮するそうです。
たとえば、知的柔軟性のある方は、何かを買うとなったら、ネットなどを駆使してかたっぱしから調べ、納得するまで買わないそうです。直感で買うことはまずないとのこと。直感が働く時は、それは常日頃のリサーチが働いて感じる直感で、決して感情的なものではないそうです。○○年前の松田聖子さんのビビビ婚なんてありえないのでしょう。

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大局観のみなさんのあるある話は、聞けば聞くほど、驚きの連続でした。

・人からアドバイスは求められるけど、自分にとっては、人のアドバイスはあくまで参考程度で、決めるのは自分。
・なんでも自分でやりたい、自分で決めたい。
・自分の限界をしっているから、ある程度やると、それ以上はやらない。
・人に習うのは嫌。○○教室にいきたいとは思わない。
・常日頃から情報収集し、俯瞰してみるので決定に無駄がなく、大コケをしたことがない。
・俯瞰して全体を見ることできるので、対人関係でも境界線をひいて軋轢なくおつきあいできる。
・何か決めるときは、感情ではなく、役に立つかどうかなど、情報・知識がベース

一番驚いたのは、囲碁の段位を持つ大局観の塊のようなお父様が、Yさんが幼いころ「感情で考えるな」と声をかけられていたそうです。
大局観が下位チームからは、「かっこいい~」と羨望のまなざしでした。

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そして一番おもしろかった大局観の特徴が「何かを検索するとき、”○○とは”で検索する」でした。下位チームがきょとんとする傍ら、上位チームは「そうそう」と盛り上がっていました。「え、そうじゃないの?」という発言もあったほどです。だから、今回もまずは「大局観とは」の定義の説明から入ったとのこと。決して親切心からではなかった・・・。大局観の方は、定義から入らないと落ち着かないそうです。

さらに「ワクワクすることに取り組みましょう」と言われると、まず”ワクワクとは”で検索したくなる。「”ワクワク” や ”ときめく” がどんなものなのかわからない」という率直なシェアもあり、大笑いでした。”わくわくするから、ときめくからする” というより、"役に立つかどうか" が行動の起点だそうです。好きが複雑という声もありました。

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下位チームから「そんなかっこいい強みをどうやって高められるか」をお伺いしました。でも、上位チームはどちらかとういうと、使い過ぎに注目していました。使い過ぎは、人から相談を受けた時に、相手の感情はさておき、正論を理路整然と伝えてしまうこと。ただ話を聞いて欲しい人は「そうはいっても・・・」となり、冷たい印象を与えてしまうとのことでした。でも、気骨のある上位チームは「嫌いな人に好きになってもらわなくてよい。相手がどう感じるかより、役に立つかどうかで考える」と自分軸のある圧巻発言にうなづきあっていました。上位チームの自己理解の高さは半端なしです。
ちなみに、大局観を高める方法について、本で紹介されていたのは、物事を大きく見るということ、視点を変えて見るということでした。それが、大局観がVIAの順位で下から数えた方が早いわたしには、わからへんちゅうねん!って感じですが。同じ景色を見ていても上位チームとは見える景色が違うようです。

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強みって面白いなぁと、知れば知るほど楽しくなります。そして、本を読むだけじゃなくて、こうしてその強みが上位の方と下位の方で話しをすると、実生活の話をたくさん聞くことができて、その強みに対して生きた理解ができました。そして、どの強みもとても魅力的です。お互い相手の強みの使い方に興味関心を持ち、違いを認め尊重する心地良く、笑いがいっぱい、温かな時間でした。
強みの理解と共に、それをシェアした皆さんとの仲もぐっと縮まるように感じました。このような機会を設けて、会を進めてくださった深田れなさんとご一緒した皆さんに感謝です。

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