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新秋マラソン ベーシックコース

こんにちは。しかないかよこです。
先日、ニューヨークライフバランス研究所認定講師として、世界に通用する子どもの育て方 ベーシック講座の第4回を行いました。

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初秋から2週間おきに開催した講座ですが、今回で最終回。「もう、2週間後に皆さんにお目にかかれないのかぁ」と思うと冒頭から寂しくもあり、ご一緒に学ぶことができた幸せをかみしめつつ、講座を始めました。

第4回は「子どもと親の強みを活かす方法」がテーマでした。
まず、自分自身の強みや子どもの強みについて、注目してみました。

子どもやパートナーのことは、強みより弱みをみる傾向が誰しもあると思います。講座でお子さんの強みにフォーカスして、シェアすることで、みなさんの熱量がどんどんあがっていくのを感じました。特に、弱みと感じていたことに強みを見つけられたときは、宝物を見つけたようでした。

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思春期のお子さんを持つAさんは、お子さんとの関係性がよくなることを模索されていました。3回までの講座でお子さんの様子を観察する姿勢がどんどん培われていらっしゃいます。「あまり強みをみるのは得意ではないのですが」とおっしゃりつつお子さんの強みをシェアしてくださいました。「絵を描くことが好き、アニメが好き、家にいるのが好き、優しい、良く気が付く、穏やか・・・」とお子さんの強みを紡がれていきま す。そのお顔はとても嬉しそうで、聞いているうちに、どんな素敵なお嬢さんだろうとお目にかかりたくなります。

福岡のHさんからは「子どものことは、どうしても、ここがもうちょっとこうなって欲しいなど、気になるところが見えてくるけど、こうして強みを一生懸命考えると、楽しかったです。」と強みをシェアした感想をいただきました。Hさんはご自分の気持ちをとても素直にお話くださるので、感想から私はいつもたくさんの気づきを得ます。

東京のYさんは、いつもお子さんをとてもしっかりご覧になっています。流れるようにお子さんの強みがでてきました。でも、そのYさんでも「私の興味をひく面白い行動をする娘は眺めていて、次々と強みが見えるけれど、一人目の長男は、心配が先に立ったり、これをやってほしいなぁという自分の思いが前にでて見つけにくい」という感想に、一同、なるほどと頷きました。

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強みをどう使うかということで、天職についてのお話になりました。「自分の上位の強みを4つ以上使っていると、その仕事を天職と感じる傾向がある」といわれています。以下、かなり誇大広告でお恥ずかしい限りですが、私の上位3つを振り返ってみました。ニューヨークライフバランス研究所の事務の仕事に関してです。(私を知っていて、違う!と思う方は遠慮なく突っ込んでください)

1位「親切心」:問い合わせを受けた時、相手のニーズを考え、何が必要かを推し量り、わかりやすいように伝え、相手の役に立つことに喜びを感じる。
2位「公平さ」:どの人にも公平に機会を設けることを大切にしています。機会は平等に、選択は自由にです。
3位「リーダーシップ」:認定講師の方やオンラインサロンなど、研究所に関わるイベントがストレスなく進むように支援することが楽しいです。

事務の仕事は何かを創り出すわけではなく、あるものまとめたり、答えたりするだけなので「誰でもできますよ~」とつぶやいていました。ただ、こうして強みから見てみると、事務という仕事に私の強みを無意識にいかしていることがよくわかりました。だから、仕事に苦も無く「誰でもできる」と感じ、さらに、楽しくてワクワクしたのでしょう。「誰でもできる」と思う場所に自分では当たり前すぎて気づかない強みが潜んでいるのです。

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講座でも、参加者のみなさんの強みをどう使ってきたかのお話をしました。
その方がどんな方かよくわかり、まさに素敵な自己紹介でした。Hさんが「その人の強みを聞いたり、考えたりしていると、どの人もとても魅力的で、傍にいてほしいと感じました」とおっしゃられました。まさに、先日、私が受けた自己紹介のワークショップさながらだと思いました。

自分の価値観がわかっていると、自己紹介が素敵になります。価値観にその人の素敵さがあるのです。素敵な自己紹介をだと、お互い好印象となり繋がりが一気に深まりませんか?

講座の最後に、お互いに相手の強みを伝えました。これは、私が大好きな時間です。4回講座をご一緒したので、相手の強みが本当によく見えています。私一人では、こんなにたくさんの強みを見つけることはできません。強みのシャワーをお互いに降り注ぎました。唯一無二の存在である自分自身を再認識する機会となります。「そんな風におっしゃっていただいて、とても嬉しいです」と笑顔の花が咲きました。

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さらに、強みの講座を受講した皆さんの感想に鳥肌がたちました!! 強みを学び→励まし→使うとは、まさに、幸せな人の共通点として挙げられる強みに向かう姿勢であり、SBPです。講座の内容が感想に織り込まれていて感激しました!!

Yさん:強みのテストをみんなでうけてみたいです。強みを学んでいきたいと思いました。

Aさん:これからは、強みを伝えて「励ます」ことに注目したい。

Hさん:強みがわかると、何かしようとする時に、どこからとりかかってよいかよくわからない時も、ハードルが低くなります。自分の強みを使ってやってみようと思います。強みのフィードバックが思った以上に嬉しかった。

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4回の講座を受けての感想をご紹介します。

Yさん:子育てというより、人に伝えたい事を伝える時の視点や、意識が変わりました。「こういうことを伝えたい時にどうすればよいのか?」と一呼吸置くことを意識できるようになりました。「視点を変える、意識を変える」というスキルのプレゼントを受け取った気分です。これを実践していくと関係性がよくなると思いました。

Aさん:思春期の娘との言葉が増えました。イヤホンをして話を聞かなかった子が、私が買い物をして帰宅するとスーパーの袋を受け取りに玄関に来て手伝ってくれるようになりました。これは、自分の娘の行動を見るようになったからだと思います。「今、この言葉を言うとどうか?」ということを考えるようになり、声をかける回数も増えました。自分が何をすればよかったかわからなかったけど、スキルがわかってきました。講座を通して靄がかかってみえなかったものが、見えるようになってきました。

Hさん:色々なスキルを教えて頂いて、スキルだからと、とりあえずやってみるとよい変化があり、良い変化があると嬉しくて、またやってみようと思えました。

ベーシック講座を通して、参加者の方がスキルを実践し、気づきを得られる様子を見ることができて本当に幸せでした。毎回、冒頭に聞く、スキル実践のシェアが楽しみでした。

講師にとって継続講座の良さは、その人の変化に講座中、伴走することができることだと痛感しました。参加者のみなさんが、参加動機というゴールテープをきって、見事、コースを完走されました。新秋の学びのマラソンでした。

講座のマラソンレースは終わりましたが、人生のマラソンは続きます。
また、その後の変化を聞かせていただければ、とても嬉しいです。私も引き続き応援しています。

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