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KINDNESS

こんにちは。しかないかよこです。

今日は、ニューヨークライフバランス研究所のオンラインサロンAri's Academiaの有志が主催した『The Power of Character Strengths』の読書会に参加しました。以前のAppreciation of Beauty and Excellenceに引き続き二回目です。

今回のテーマは、KINDNESS。日本語では親切心。私のVIAの結果で不動のトップの座に君臨し続けています。読書会へは、事前に該当箇所を読んで参加するのですが、もちろんワクワクして読み始めましたよ。でもね。読み始めて、すぐにワクワク感はしぼみました。

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この本は、VIAの24個の性格の強みについて解説しています。それぞれの強みについて、What(特徴)、Why(なぜ大切か)、How(使い方)に関して丁寧な説明があります。KINDNESSは、自分のTOPの強みであるがゆえに、Howで書かれていたOveruse(過剰使用)の箇所が目についたのです。自分の至らなさを突き付けられているような気持ちになりました。親切心の過剰使用で自己犠牲したあげく、疲れてボロボロになり、自滅するわけです。常日頃「親切心の押し売りはただのお節介になって、周りには迷惑千万、百害あって一利なし。気をつけねば」と自戒してはいました。それを、バシッと書かれていたので「おっしゃる通り」と身が縮まる思いでした。私にとって親切心は、無自覚で行動している帰来があり過剰使用に陥りやすく、このように欠点を指摘されると、疎ましくさえ感じてしまいました。

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そんな気持ちで参加しましたが、読書会でみなさんとお話しているうちに、気持ちがどんどん上がってきました。確かに、Overuseの時は問題も出てきますが、要は、バランスであること。そして、何より、その親切心を自分にも向けることができるのではないか?ということです。

実は、その方法は、自分でも意識して少し始めていました。でも、それが本当に良いことなのかわからず、内心ひやひやしていました。自分に親切心を向けるなんて、自分に都合が良いだけの勝手な解釈ではないかと恐れているところもありました。ところが、みなさんからのフィードバックがなんとも暖かく、救われました。

「かよこさんが自分に親切心を向けて、自分のやりたいことをやっているのは、私たちも嬉しいです。周りで親切にされた人も幸せになると思います」

 こんなお声をたくさんいただいて、自分の心にかかってた疑心暗鬼の雲が晴れていくのがわかりました。「自分に親切にしても良い」とやっと自分に許可できたのです。

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自分一人で読んでいた時は、過剰使用が気になって頭にはいってこなかった内容が、一気に流れ込んできました。そして、疎ましくさえ感じていた親切心という強みがとても愛おしくなりました。見返りや賞賛など求めず、ただ、ひたすらにその人に寄り添う親切心という強みを大切に育みたいと思いました。本文中に紹介されていたように私も親切心をこんな感じでとらえられたらと思っています。
「Kindness is in the fiber of my being, so I don't think about it.」

前回の読書会同様、実りの多い読書会でした。そして、癒されました。
今回は、NYLB研究所ファシリテーターのわだまりさんが進行してくださいました。ちなみにまりさんも読書会の様子をブログに書かれています。

Zoom操作は、前回同様兵庫のMさんです。Mさんはいつもお気に入りの一文を心温まる日本語訳でご紹介してくださいます。Mさんはとても心地よくやわらかな言葉を選び、優しい日本語を紡がれます。
ご一緒に参加した皆様にもたくさんの気づきをいただき、感謝です。親切心と他の強みとの合わせ技のシェアはとても参考になりました。

次回は、FORGIVENESS(寛容さ)に参加します。進行役のNYLB研究所認定講師のえしまゆみこさんからは、持ち物に「寛容さ」と連絡がありました。何を隠そう、寛容さは私のVIAで最下位。準備が大変な持ち物です。







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