忍殺TRPGソロリプレイ:【キャン・ユー・バック、キールバック?】

◇前置きな◇

 私はふと思い出した。先日書いたソロリプレイにて、ディスグレイスが言及していたニンジャのことを……まだnoteに公開してなかったなと。

 なので前回の公式ソロアドベンチャーについてリプレイを書く。まず、キールバックはこういうニンジャだ。

ニンジャ名:キールバック
【カラテ】:1
【ニューロン】:5
【ワザマエ】:6
【ジツ】:1(カナシバリ)
【体力】:1
【精神力】:5
【脚力】:3
【DKK】:0
装備:
・ウイルス入りフロッピー
・バイオサイバネ
○信心深い

 信心深いカナシバリ・ジツ使い。しかもバイオサイバネを装備。ディスグレイスとかなりの共通点があったため、彼女の関係を持たせることにした。

 そして彼女が挑んだのがこの公式ソロアドベンチャーである。

 カラテが圧倒的に足りない彼女はどのようにしてこのミッションを成し遂げたのか。書いていく、ヨロシクオネガイシマス、

◇本編な◇

 ネオサイタマ、ツチノコ・ストリート。ネオンの輝きの中、アウトローたちが衝突し喧騒を撒き散らす。非合法組織も多く居を構えるこの地域はまともな人間ならば寄りつかない。ここにいるよは、例えば……ローン会社からカネを借り、返済期限を守らないような屑ばかりだ。

 その過密住宅エリアのネオン看板を音もなく飛び渡る小さな影あり。その出で立ちは異様だった。身体のラインも浮き出んばかりにぴっちりとしたラバースーツに……鋼鉄製のメンポ。然り。彼女はニンジャである。その名をキールバック。

「……ハァ。明日は我が身。明日は我が身……」

 集合住宅近くの看板に着地してから、彼女はもの悲しげに呟いた。彼女はここにローンの取り立てをするために訪れた。ネコソギ・ファンド系列のふわふわローンからカネを借りた債務者が、返済期限が過ぎたというのに音沙汰もない。故に彼女が派遣されたのだ。ネコソギ・ファンドの背後にソウカイヤあり。ソウカイヤはしばしば、取り立てにニンジャを使うというわけだ。

 そして、キールバック自身もまた債務者である。ちょっとした理由からふわふわローンでカネを借りた身。つまり、このミッションをしくじればすぐにでも追い詰める側から追い詰められる側に転げ落ちる身分なのだ。

「明日は我が身……」
ザッケンナコラーッ!」
アイエエエ!?」

 突然の罵声に、キールバックは反射的に身を強張らせた。が、すぐにそれが自分に向けられたものでないことを悟って声の主を見やる。それは目的地の集合住宅屋上からだ。ヤクザが老人を殴りつけているのである。これもまた取り立てか。

「明日は我が身……」

 沈みきった呟きを漏らし、キールバックはその情景を無視しようとして……ふと思い直った。観察するに、屋上ヤクザはソウカイヤ系のヤクザクランの所属ではない。老人を鞭打つような所業は仏陀も許さぬだろう。故に

【ワザマエ】判定(難易度NORMAL)
6d6 → 3, 4, 5, 5, 6, 6 成功

 「イヤーッ!」「アバーッ!?」ブッダに代わり、スリケンで殺すことにした。これは仏罰の代理であるためカルマは溜まらない……もっとも、このあたりの理屈を親愛なる姉に聞かせたら失笑されてしまいそうだが。

 「あ、あ、アイエエエーエエエ!?」突如額から血を撒き散らして死んだヤクザに老人は絶叫! 失禁の後を残しながら屋上ドアへと逃げ込んでいった。残された静寂の中、キールバックは静かに屋上へ到達。ヤクザの懐から万札を抜きとり、無雑作に死体を路地裏へと投げ捨てた。ナムアミダブツ。

【万札】:-10 → -9

 降り注ぐ重金属酸性雨で血が洗い流されていく様を眺めてから、キールバックはしめやかに屋上ドアから内部へエントリーした。今回のローン滞納者はハッカー。カラテの乏しい自分にとっても与し易い相手だ。なんとなれば、ジツを使えばよい。

◇◆◇◆◇

 ソウカイヤ所有のブラックリストから、ローン滞納者の住所はすぐに割れた。暗い廊下をキールバックは音もなく進む。他の住人たちは彼女に気づくまい。狙われるハッカーその人でさえも。

 目的の部屋にたどり着いた彼女は、軽く指慣らしをしてからドアロックのピッキングに取り掛かる。絶対に失敗は許されない。が、焦りは禁物。

【ワザマエ】判定(難易度NORMAL)
6d6 → 1, 1, 3, 4, 4, 6

 カチャリ。ささやかな音が成功を知らせる。キールバックは思わず安堵の息をつき、慌てて気を引き締めた。仕事はここからだ。

(待っていてくださいね、お姉様……!)

 憧れの人の姿を脳裏に思い浮かべてコンセントレーションを整えたキールバックは、わずかにドアを開けその隙間から室内に潜り込んだ。後にはただ、静寂と闇だけが残される。

◆◇◆◇◆

 キッチン。リビング。風呂場。トイレ。キールバックは一部屋一部屋を入念に確認していく。ハッカーの靴はたしかに玄関にあった。ここから出ていないことは間違いない。……はずだ。

 やがてタイピング音を聞きつけた彼女は、ついにハッカーの仕事部屋へと侵入する。UNIXとLANケーブルだらけの情景を、UNIXのモニター光だけが虚しく照らす。キールバックは苦もなくこちらに背を向けた男を見出す。当人だ。

「あと少しだ……! あと少しで納品できる……! これでローンを返せるぞ……!」

 UNIXに向かい、夢中でタイピングする彼の呟きが聞こえる。己を励ますような響きに、キールバックは少しだけ彼をアワレに思った。少しだけだ。この男はもはや、デッドラインを踏み越えている。

「もう頑張らなくていいですよ」

 声をかけると、男の身体がびくりと震えた。おそるおそる振り向いた彼に、キールバックは無慈悲にアイサツを繰り出す。

「ドーモ。キールバックです」
「…………あ、アイエエエ!? ニンジャ!? ニンジャナンデ!?」

 派手な音を立てて椅子から転げ落ちるハッカーに、キールバックは眉をひそめた。どうも喧しくていけない。少し、静かにさせるか。その目に剣呑な光が灯る……!

『侵入者を許しません、ドスエ』

 そのときだ。部屋の隅で剣呑な電子音声とコッキング音が聞こえたのは。キールバックはジツを中断しそちらを見やる。そこにはソードオフショットガンを持った女……否! オイランドロイドの姿! キールバックのニューロンが急速回転する!

【回避】判定(難易度NORMAL)
6d6 → 2, 2. 4, 5, 5, 5 成功

 「イヤーッ!」BLAKKA! キールバックがバク転回避! その数秒後、散弾が部屋の壁にスイスチーズめいた穴を開ける! 「チィーッ!」少女は舌打ちし、カラテを構えた。スリケンの投げ損ないでハッカーを殺してしまうわけにはいかない。かといって相手はオイランドロイド、キールバックのカナシバリ・ジツは通用しないだろう。

 つまるところ、カラテしかないのだ!

【カラテ】判定:1d6 → 3 失敗!
【回避】判定:6d6 → 1, 3, 4, 5, 5, 5 成功
【カラテ】判定:1d6 → 3 失敗
【回避】判定:6d6 → 1, 1, 3, 4, 4, 5 成功
【カラテ】判定:1d6 → 4 成功

 「イヤーッ!」『イヤーッ!』キールバックの牽制のカラテはしかし、オイランドロイドにあっさりと跳ね除けられる。なんたるモーター由来の馬力も恐怖心を持たぬAIから成る的確な防御か! BLAKKA! BLAKKA! お返しとばかりに放たれた散弾を、キールバックは身を捩り、あるいは匍匐して回避! 床に這いつくばったキールバックの目がぎらりと光った。

「SHHHH!」
『ピガーッ!?』

 おお、見よ! ほとんどノーモーションで飛びかかったキールバックのメンポが左右に開閉! 中から現れたのはナイフめいて鋭い牙だ。彼女がローンを組んで置換したバイオサイバネがこれである! 喉元に食いつかれたオイランドロイドが電子悲鳴を撒き散らし転倒! キールバックは素早くマウントを取り、その拳を振り上げた!

「あ、アイエエエ……! スミマセン! もうやめてください! これ以上彼女を壊さないで……! なんでも! なんでもします!」

 ハッカーの悲鳴に、キールバックは我に返る。見れば彼は失禁しながらもドゲザしていた。恭順のサインである。キールバックは先の割れた舌で唇を舐め、状況判断する。成る程、いったいどこにローンを注ぎ込んでいたかと思えばこのオイランドロイドか。たしかに市販のそれよりもかなりカスタムされていた。

 それは、どうでもいい。

「なんでも……そう言いましたか?」

 噛んで含めるような言葉に、ハッカーはがちがちと歯を鳴らしながら頷いてみせた。キールバックは考える。あとはこのハッカーを連れ帰り、カニキャッチ漁船にでも引き渡せばよい。しかし、しかしだ……それでこちらのローンを返済できるか? このミッションの報酬はそこまで高額だろうか?

 念には念を。なにがあろうとも、キールバックは『お姉様』から離れるつもりはなかった。

【選択肢2】:銀行ハッキングで金を稼がせ私服を肥やしたのち、連行する
【DKK:0 → 2

「わかりました。ならば贖罪の機会を差し上げます。今から適当な銀行をハッキングしてカネを稼いでください」
「エッ!? で、でもローンはあと少しで返せそうで」
「私の分ですよ。何言ってるんですか」

 ヘビめいた牙を持つ少女に笑いかけられ、ハッカーは再失禁した。いや、牙よりもその瞳だ。まるで話が通じる気がしない。

 少女はあどけない笑顔で右の手を開いて見せる。要求するカネの額だと、すぐに理解できた。

「ええと。これくらい。これくらいですかね。できますよね?」
「アッ……アッ……」
「それとも、もっと集めてこられますか?」
「ア……アイエエエエ! アイエーエエエエエ!」

 ついにハッカーが恐怖の閾値を超えた! ゼンマイを巻きすぎたオモチャめいて跳ね上がった彼は椅子に着地! 猛烈な勢いでタイピングを開始! そして、キャバァーン! キャバァーン! キャバァーン! 電子ファンファーレが狂ったように鳴り響く! LAN直結したハッカーの鼻からは血がたれてきたが、キールバックはそんなものに興味はなかった。今の彼女の関心は自分の口座だ。見る見る間に預金が増えていく……!

【万札】: -9 → -4
【DKK】: 2 → 7

 「ア、アバーッ!」とうとう生体LAN端子から煙を吹き始めたハッカーは決断的に直結を解除! そのままどうと床に転がった。キールバックは唇を舐め、目を細めて笑う。

「ハイ。オツカレサマデシタ。いい子いい子」
「ハァーッ……ハァーッ……! こ、これで……許してくれるんですよね……?」
「もちろんです。これ以上、このオイランドロイドには手出ししませんよ」
「ヤ、ヤッター……!」
「じゃ、行きましょうか。たぶん次の労働場所はカニキャッチ漁船だと思います」
「………………エッ」

 ハッカーがぎこちなく顔を上げる。その表情には隠しようもない絶望が広がっていた。キールバックはそれをむしろ不思議そうに見下ろす。

「どうしたんです?」
「カ、カニキャッチ漁船ナンデ……? だって私は……カネを……」
「ええ。ありがとうございます。これで私の懐は潤いました。でも、あなたローン滞納しましたよね?」
「ア……ア……」
「タイムイズマネー。返済期限過ぎてますから」

 震え始めるハッカーを、キールバックは無造作に米俵めいて担ぎ上げた。カラテの足りぬ彼女ではあるが、この程度ならば造作もない。

「ア……アイエーエエエエ!」

 ハッカーが悲鳴を上げる。部屋の隅で機能停止したオイランドロイドが無表情にその様子を眺めていた。その目から涙めいて黒い機械油が流れていることを、キールバックは見返りもしない。彼女にとって重要なのはまずローン返済であり、次に『お姉様』だ。

 泣きわめくハッカーをものともせず、キールバックは窓枠に足をかける。どれだけ騒ごうと、この者を助けに現れる物好きはいないだろう。ツチノコ・ストリートは所詮クズばかりだ。

 ……だが。

Wasshoi!判定】
2d6 → 2,35 < 7
ニンジャスレイヤーのエントリーだ!

Wasshoi!
「イヤーッ!」

 KRAAASH! ニンジャ第六感のざわめきを覚えたキールバックは、咄嗟に飛び退っていた。それが彼女の命を救った。禍々しくも躍動感のあるカラテシャウトとともに窓ガラスを打ち破って現れたのは、赤黒装束のニンジャだった。キールバックは呆然と闖入者を見つめる。そのニンジャが身につけた「忍」「殺」のメンポを。

「ドーモ。キールバック=サン。ニンジャスレイヤーです……!」

 ナムアミダブツ。キールバックは想像もしていなかったのだ。このハッカーを助ける者がいないとしても……己を殺しに来る者がいないとは限らないという事実を。ジゴクめいたアイサツに、キールバックは震えながらアイサツを返す。

「……ドーモ。ニンジャスレイヤー=サン。キールバックです」

 なぜ私の名を。そんなことを問い返す余裕すらなかった。キールバックの心臓は痛いほどに脈拍数を増し、ニューロンが生還の道を求めて急速回転する。やがて体感時間が泥めいて鈍化し始めた。ナムサン。ソーマト・リコール現象である。

 どうする。死にたくない。こんなところで死ぬわけにはいかない。自分には『お姉様』の元に戻るという使命がある……! 彼女はいまだ抱えたままのハッカーを思う。報酬こそなくなるかもしれない。だがこいつを捨てて逃げれば、まだブッダが微笑むやも……(((いけませんよ、キールバック=サン)))

(……その声は……お姉様!?)

 キールバックは目を見開いた。暗闇の中、ミコーめいた出で立ちの美女が浮かんでいる。彼女の名はディスグレイス。キールバックと同じソウカイニンジャであり、ストリートチルドレンだった彼女を拾い上げた恩人だ。……無論の事、ディスグレイス自身はこの場にいないし、このような遠隔テレパスめいたジツも持っていない。錯乱しかけたキールバックのニューロンが生み出す幻覚だ。

 しかしそんなことはどうでもいい。キールバックは縋る。

(けれど、このままでは……)
(((良いですかキールバック=サン。これはブッダの試練かもしれません。だとするならば……全力で当たらぬことこそシツレイにあたり、ブッダを失望させてしまうかも)))
(そんな……!)
(((ですが、ええ。成せば成る。貴女が真に願いを果たさんと思うならば、あがくのです。その様をブッダに見せつけるのです)))
(……死にたくない。死にたくない! 私のハカバはお姉様の隣と決めています!)
(((ウフフ、チョージョー! ならば為すべきことを為しなさい……)))

 艶やかな笑みを残し、幻影が消える。同時にキールバックの迷いも晴れた。彼女の時が現実のそれとリンクする!

イヤーッ!」「アイエエエエ!?」

 キールバックは即座に動いた! 担ぎ上げていたハッカーをニンジャスレイヤー向け投げつけたのである! 「イヤーッ!」ニンジャスレイヤーは苦もなくそれをブリッジ回避! ハッカーを目くらましにスリケンで仕留めに来る作戦と読んだがためだ!

「……ヌゥッ!?」

 態勢復帰したニンジャスレイヤーが呻く。あのニンジャの姿がない。玄関から逃亡? 否、いくらニンジャの脚力を持ってしてもあの数秒で逃げ切れるわけもなし……! 「イヤーッ!

 背後から聞こえたカラテシャウトに、ニンジャスレイヤーは愕然と振り向いた。その視線の先ではちょうど、匍匐姿勢から跳躍したキールバックがハッカーを受け止めネオサイタマの闇へと消えていくところだった。ニンジャスレイヤーはスリケンを構え、ためらう。この位置からではハッカーもろともでなければ当てることができぬ!

 ……キールバックは必死に駆けた。彼女は知らぬ。スリケン投擲をためらったニンジャスレイヤーも、そのニューロンで嘲り笑う邪悪なるニンジャソウルの存在も。彼女はただ己の帰るべき場所へ帰るため、必死に足を動かすだけだった。

【脚力】判定(難易度U-HARD)
3d6 → 3, 5, 6 成功!

◇リザルトな◇

 トコロザワピラー。ハッカーを担当のニンジャに引き渡したキールバックは、スカウト部門事務所で己の上役ニンジャ、ソニックブームと向き合っていた。

「おう、ご苦労だったな。ま、血も涙もねえテメエにはピッタリの簡単の仕事だったろ。エエッ?」
「もったいないお言葉です」
「ハ! ディスグレイス=サンから礼儀も教えてもらったか? まあいい。これが運搬代だ。受け取りな」

 差し出された封筒をキールバックは丁重に両手で受け取った。指先から伝わる重みは、臨時収入と合わせればローン返済には充分な金額であることを伝えてくる。

【万札】 -4 → 2 返済!

「アリガトゴザイマス……アリガトゴザイマス!」
「そういやお前もローン組んでんだったか? 熱心なこッたなまったく」

 呆れたようなソニックブームの言葉も耳に入らない。キールバックはいそいそと封筒をしまいこもうとして………ふと思い出す。あの赤黒の死神めいたニンジャを。

「そういえばソニックブーム=サン。ミッションの帰還途中、ニンジャスレイヤーなるニンジャの襲撃を受けました」
「…………ほう?」

 ソニックブームの顔つきがやや真剣なものとなる。キールバックは訥々と遭遇した情報を伝えていった……『ニンジャスレイヤー』『死神めいたカラテ・アトモスフィアの持ち主』『末端でしかない自分の名前すら調べ上げている執念深さ』『赤黒のニンジャ装束』『「忍」「殺」のメンポ。悪趣味な』

 黙って報告を聞いていたソニックブームは、眉間にしわを寄せて考え込んでいた。ややあって、ぽつりと言葉を漏らす。

「……成る程な。サンシタどもの言い訳に使われる都市伝説じゃねえってかか」
「私はたしかにこの目で……」
「ああ、ああ。ツチノコ・ストリートに現れたんだな? それだけでも充分だ……ほれ。ローン返済祝いだ。ついでにもっていけ」

1d6 → 6/2 → 3 【万札】3獲得
【万札】2 → 5

 思わぬ臨時収入に、キールバックは無言で頭を下げた。ソニックブームが含み笑いをする。

「これからもせいぜいしっかり励めよ、エエッ?」

 キールバックは改めて頭をさげる。『お姉様』とずっと一緒にいるためにも、まだまだ稼がなければならないのだから。

【終わり】

◇リザルトな◇

 というわけで、カラテが1しかないうえにニンジャスレイヤーにも遭遇してしまったキールバック、根性の生還である。よかったね!

 最終的にはこんな感じとなった。

ニンジャ名:キールバック
【カラテ】:1
【ニューロン】:5
【ワザマエ】:6
【ジツ】:1(カナシバリ)
【体力】:1
【精神力】:5
【脚力】:3
【DKK】:7
【万札】:5
装備:
・ウイルス入りフロッピー
・バイオサイバネ
○信心深い

 ローン返済をしたばかりで懐の寒い彼女。どこかまた別のソロシナリオに挑戦させるかもしれない。

 改めて。ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました! 気が向いたらまたやるよ!

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