見出し画像

2011年の自分に対して、よくやったと褒めてあげたい。

ファミリーDOGフォトグラファーのシカマキです。
吉祥寺・三鷹・武蔵境・西東京を中心に活動している、
あなただけの大切な日を、大切に撮影する、

来てくれる写真館、シカマキ写真館a.k.a Goodog Lifeです。


画像1


画像2

画像3


懐かしいな〜
懐かしいな〜

いきなりですが、私は小学校から中学校までロンドンに住んでました。
学校は日本人学校に通っていましたが、かけがえのない日々を過ごし、今でも好きで、いつか遊びに行きたいと思っている場所です。

小学校5年生のときは、飛行機で12時間の場所に引っ越すということはとても大きな移動でした。飛行機も親のちからがないと乗れない時期です。

現地に到着してからしばらくの間、ホームシックになりまして、毎日、眠りにつくまで、日本の自宅から学校への通学路を一つ一つ思い出し、角を曲がったら電柱があって、と一つひとつ確認するのが習慣でした。その思い出す像が薄れてきて、なんとなく思い出せなくなった時期には、ロンドンにすっかり慣れてきた頃でした。

同じように、ロンドンから日本に帰国したときも、同じようにホームシックになり、しかもロンドンなんて何時戻れるんだろう・・と悲しくなるぐらいの距離感だったので(当時は。今は近く思えるけど、昔はメールも無ければ、エアメールで友人と連絡を取る時期でした)

18歳になって、もう一度、ロンドンに住むチャンスを貰ったときは、「お気に入りの場所」を逐一撮影していつでも思い出せるようにしてました。そこから、写真というものを始めた気がしています。だから私の写真は記録の方向に向いがちなのです。


画像4


自宅近くの公園。
ここで風に吹かれてのんびりするのが大好きだったことも合わせて写真を撮影(でも撮影したのは、もう一度遊びに行ったときのことでしたが)


好きなものを写真に残しておきたいという欲望?衝動?に駆られてしまう原因は、明らかに、この小さい頃の大移動の影響だと思い当たりました。


今、目の前に見えている風景が、ちょっとやそっとじゃ見れなくなる日が必ず来ることが、頭の中にインプットされているみたいです。


画像5


私は、先に起きていた愛犬が、私を起こしに来て「分かったよ〜、起きるからもう少し待ってて」と布団の中でウダウダしながら、愛犬がしびれを切らして寝室から出ていく、そんなお尻を眺めているのが好きでした。


ご存知のように、1月に愛犬を亡くし、誰も起こしに来ない朝を何度か迎えたときに、猛烈に後悔したことは、あの光景が好きなのに、ここ最近、サボって撮影していませんでした。どうして撮影しなかったんだろう。。


そして、過去のデータを探していて、2011年に撮影していた同じ光景を見つけました。私は10年前から同じ光景が好きだったみたいですね。


よくやった。自分。
良く撮影していたね!


画像6


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?