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下顎手術しました【術後3日目】

こんにちは、けいです。
受け口と歯列矯正のため、23/06/21から矯正装置を装着、顎変形症の診断を受け、24/01/16に下顎手術を受けました。

これまでの治療の経緯や入院中の様子などは、以下のページをご参照ください!

今日で下顎が引っ込んで3日目となりました。
これから受け口を治そうと思ってる方の参考になれば、幸いです!

寝れた気がしない目覚め

昨日は、22時に目を閉じたものの、結局寝たのはおそらく0時ごろだったと思います。

顔の腫れと感覚がマヒしている顎の違和感、口から出ているドレーンのつっぱり感になかなか寝ることができませんでした。

また、同室の方々の(これは仕方がないことだと思いますが)オナラとイビキがすごくてですね,,,笑

一度目が覚めると、2時とかだったと思います。それからすこし口にお茶を含んで、もうひと眠り。すると5時40分でした。

ただ、ぜんぜん深く寝れてないのか、寝た感じはあまりありませんでした。3時間経っていることに驚いたぐらいでした。

朝起きると、やっぱり体が痛い。昨日よりも増して、肩や首の凝り、腰の痛み、そして口が空いているからか喉も少し乾燥して腫れていました。唾液を飲み込むのに痛みが生じていました。

6時過ぎに看護師さん登場。バイタル(体温、血圧、血中酸素濃度など)を測ってもらいます。

朝ごはんも出ないので、空腹の中、お茶だけ飲みます。

入院前は、術後は暇になるから、本を読んだり、勉強したりしようかと思っておりましたが、そんな場合ではありませんでした。

一番頭が動く朝イチですが、頭に糖分が回っていません。というか体にすでに空っぽ。何するやる気も起きませんでした。

体の状態はというと、顔の腫れが昨日よりも本格的になってきました。頬骨から普段は顎に向かって細くなっていく僕の輪郭が明らかに放物線を描くように、丸くなっていました。

腫れたところは痛くはありません。ドレーンが口の端から出ているので、口の端がずっと下に引っ張られており、そっちのほうがストレスです。

また生来、肩こりなどとは無縁の人生を歩んできましたから、この首や肩の慢性的な痛みは結構ストレスを感じます。

なので踊り場で、少しでも体の血液循環が良くなるように、ストレッチをして午前は過ごしました。

ドレーン抜去・CT撮影

お昼前に看護師さんに声を掛けられて、形成外科に受診してきてほしいとのこと。ついにドレーンが抜去されるとのことです。

嬉しい!

ただ、事前調べによると、ドレーン抜去は痛いらしい。
ドレーンがどういう風に固定されているのか僕はわからないのですが、痛いのはすごく嫌です(人間だれしも)。

↑参考になった同じ手術をされた方のyoutube(ドレーンのとこからスタート)

ドキドキのまま、形成の受付へ。入院患者なのですぐに診察室に呼ばれます。
入ると見たことのある女医の先生。
2日目の朝にICUで調子を聞いてきた先生でした。

「形成の先生だったんだー」と内心思いつつ、「まぁ、じゃないとあの時別に見に来ないか」と後から思いました。

ドレーンを抜去したら、顎間固定というのを行います。
これは、切って動かした顎の骨が固まるまで、正しい歯の噛み合わせの位置で顎を固定するものです。

あらかじめ矯正歯科で取った歯型のマウスピースみたいなのを上の歯に噛ませて、歯の矯正器具に小さなフックみたいなのを付け、そこにゴムを掛けて口が開かないようにします。

ドレーンは縫われているそうなので、糸を切って抜去。ビビっていましたが、全然痛みはありませんでした。

マウスピースをはめて、小さいゴムを付けて、固定します。
これが地獄の始まりでした。

病室に帰ってしばらくすると、歯から痛みが出てきました。
顎間固定で、常に下の歯は上に、上の歯には下に圧力が掛かっていて、それが超痛い。さらに、歯を前から押されているような感覚もあって、めちゃくちゃ痛い。

似てる痛みは歯列矯正の矯正器具を付け始めたときの痛みでした。歯列矯正は、器具で小さい力を歯にかけ続けることで徐々に歯を動かしていくのですが、付け始めの時は痛みが大きく、その時の感じに似てました。

ただその時よりもぜんぜん痛いし、痛み止めがあまり効かない。

看護師さんに痛み止めをもらうのですが、1回飲んだら6時間は空けないといけないので、我慢するしかありませんでした。

この顎間固定の痛みは、事前調べでは見つけられずでして、予想外のこともあってか、めちゃくちゃ痛い。

夕方にCTも取りまして、これは退院後の通院で見してくれるとのことです。

3日ぶりのシャワー

ただ悪いことばかりではなく、ドレーンが取れたことで、シャワーの許可が下りました。

3日ぶりで頭もべとべとでしたので、診察後すぐにシャワーを浴びました。
最高級に気持ちよくて、10分ぐらいずーっと掛かってました。

髭を剃ろうと思ったのですが、顎の麻痺のせいで剃れませんでした。
物理的には剃れるんだと思うのですが、感覚が変な感じで、絶対ないのですが、皮膚ごと持っていくんじゃないかと感じてしまって、あきらめました。


シャワー後にストレッチもして、全身の筋を伸ばしましたが、今までいなかった位置に顎が固定されることになったので、なかなか凝りがとれません。首や肩に加えて、背中の筋肉も筋肉痛に似た痛みが出てきました。

まだピークじゃないのが怖いです。

空腹が限界

シャワー後にすっきりしましたが、もう空腹が限界を超えていました。
今日が1/18(木)で、最後に食べたご飯は1/15(月)の夜です。3日間何も食べれてないので、かなりしんどい。

正直、シャワー浴びるのもめんどくさかったのを今でも覚えてます。体の汚れを落としたいけど、最低限動きたくない。

せっかくダウンロードした映画も見たくないし、ベッドで寝てるのもだるい。
動きたくないけど、寝たくもない。何もしたく。

ただ、点滴は打たれ続けているので、おしっこだけめちゃくちゃ溜まる。頻尿か、言うぐらいトイレにはいきました。

そしてついに…

18時。ついにやってきた。
飯 The Dinner!


糖分が入っているならなんでもいい。

流動食をシリンジで歯の間から流しいれます。

今日のメニューは

•重湯
•枝豆のポタージュ
•ミルクティー
•野菜ジュース
•ピーナッツ和え豆腐(液状)

全部液。

それでもカロリーが体に入る喜び。それをシリンジという注射器みたいなもので歯の間から流し込む。液体なので消化が早くて、すぐにお腹がいっぱいになる。けど、全て流し込む(液体だけに)。

なかなかうまく食べられず、口が麻痺してるのでこぼれることもしばしばあったのですが、難なく完食。本当においしかったです。

重湯というおかゆの上澄みの液だけが出てくる料理があるのですが、それが苦手な人が一定数いるとのことですが、僕はぜんぜん大丈夫でした。

手術で切ったところの抗菌薬は、味の濃いおかずに混ぜて飲みました。

液体だからか、久しぶりにご飯を食べたからか、胃もたれがすごかったです。液体と一緒に空気も飲んでしまい、おなかの膨張感も苦しかったのを覚えています。

ただ本当においしかったです。幸せでした。

まとめ

術後3日目はこんな感じでした。
ドレーンが抜去され、顎間固定が始まりました。
これの痛みはまだ始まったばかりで、これからさらに痛くなると思われます。

次回は4日目の記事でお会いしましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
僕のnoteでは、社会人になってから歯列矯正を始めた体験を書いて、受け口や歯列矯正の治療を考えている方の参考になれば幸いと思っております。

気になったことなどは、コメントなどでお寄せください。回答させていただきます。

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