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代表たけしげの業務日誌「つつがある日々」4月後半

2024/4/17(水)
大阪城公園で、ナオさんとやってるラジオの収録。
かなり久しぶりに来た大阪城公園は、かつてあちこちにいた路上の似顔絵描きや手作りのアクセサリーを売る人などが消え、代わりに資本の香りがするデカい建物とチェーンの飲食店が増えていた。
私は雑多な場所が好きなのでつまんねーと思ったが、人によっては綺麗になったと喜んでるのかもしれない。
(路上の似顔絵描きなどはもしかしたら週末にはいるのかもしれない)

芝生にレジャーシートを広げ、ピクニックモードでラジオ収録。
収録を始めたときは周りに人がいなかったが、気付いたら我々の様子を見て陣取ったと思われるピクニック勢が周辺に増えていて、ものすごく小さなパイオニア感を味わう。

収録後、公園内で開催していた植木市を眺める。
多肉植物をひとつ買おうと決めたが、全部かわいくてどれにするか悩みすぎる。悩みすぎた結果「まだ最初だし(?)」とかなりシンプルな形の「希望丸」というものに決めた。珍しい形や種類の植物に興味があるが、枯らすかもしれないという恐れで手を出しあぐねている。

シカクの前に置く植物なので、ナオさんにも「どれがいいですかね〜!?」と聞いていたが、いつの間にか姿を消して私一人になっていた。
買い物が終わって連絡したら少し離れたところのベンチで酒を飲んでいた。
こんなにかっこいい植物がたくさんある植木市で、少し離れたところで、酒を!!!
意味がわからなくて驚愕したが、私も植物に興味が一切ない中学生の時ならそうしたかもしれない。なんなら親のガーデニングの話とか、割と最近まで興味なく聞いていた。

大阪城公園のお堀には外来生物のヌートリアが住んでいる。見れるかなと期待していたけど、この日は見れなかった。
家が近くてここによく来るナオさんいわく、ヌートリアは害獣指定されているため、人間に追われている姿を見かけることもあり、見ていて可哀想になるという。人間の活動の中で日本に来てしまい、日本の固有種を守るという人間の都合の押し付けで狩られる罪のないヌートリア……。悲しい気持ちになる。
「ヌートリアを見つけたら駆除じゃなく保護をしていって、ヌートリアの動物園を作るというのはどうでしょう」
と提案したら、
「西九条にそれがあったらヤバイですね」
とナオさん。
西九条の薄暗くて汚い高架をくぐり抜けたところにヌートリア園があるところを想像すると確かにヤバい。
珍スポットというのはこういう思いつきから生まれるのかもしれない。

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